酒類総合研究所 東京事務所
東京にある赤レンガ工場「酒類総合研究所 東京事務所」は横浜赤レンガ倉庫を設計した妻木頼黄によって設計された建物。赤レンガ酒造工場は、妻木頼黄がドイツにわたってビール工場の設計を学んだうえで、日本酒にも適応するように、壁のなかをところどころ空洞にしたり、壁を厚くしたり、強度をあげたりといった技術を駆使して、温度調節のことなどすべて考慮されて設計された建物である。ここで行われているプロジェクトのひとつに「日本酒百年醸造プロジェクト」というものがある。酒類総合研究所が長期熟成酒研究会とともに行っている、経年変化における可能性を追求する研究をしている。