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桜の名を冠す“片野桜” またや見ん 交野の御野の桜狩り これは、新古今和歌集に残る藤原俊成(藤原定家の父)の歌。交野(かたの)は、京の公家たちにこよなく愛された遊猟の地であると同時に、桜の名所でもあった。その桜を名前に冠した酒が、ここ山野酒造で造られている「片野桜」である。ただし、「かた」の字が違うところに注目。 |
こだわりの酒に力を注ぐその意味の通り、「片野桜」は格調高いこだわりの酒である。蔵の製造数量の約8割が、吟醸酒や純米酒など特定名称酒と呼ばれる清酒であり、その内の5割が原酒で蔵出しされるという、非常に貴重な酒造なのだ。そのため、蔵で年間に製造できる総量は約400石。 藤原俊成が「もう見ることはないのかもしれん」と嘆いた交野の桜。そのたおやかな桜の姿は、たおやかな味の酒となって、毎年世に送り出されている。 |
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ACCESS
- 山野酒造株式会社
- 大阪府交野市私部7-11-2
- URL http://www.katanosakura.com/