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手作り豆腐の味に出会う
金剛山のふもと、奈良県御所(ごせ)市の名柄にある「梅本とうふ店」。金剛山を登る人や寺社を参詣する多くの人たちがここに立ち寄る。創業から100年経つという老舗豆腐屋だ。
一見、お店とはわからないようなたたずまいだが、中をのぞけば豆腐を作るご主人の背中が見える。国産の大豆のみを使用。にがりも天然のものしか使わないという、こだわりぶりだ。大豆本来の味がしっかりと口のなかに広がり、食感だけでなく「うまさ」を実感できるお豆腐。
豆乳も人気メニューのひとつ。とろっとした感触は「飲む」というよりも、「食べる」に近い感覚である。大豆の上品な甘さが引き出されて、ひとつのスイーツをいただいているようだ。
中田のお気に入りは、夏季限定で提供される「滝川とうふ(豆腐そうめん)」。なんとかその味を再現したいと、nakata. net café 2010でも提供していた。
うまいものはやはり人気を呼ぶ。朝に作った豆腐は午前中のうちに売り切れてしまう。そのため午後からも豆腐作りを始めたというが、確実に手に入れるためには予約を入れてからいったほうが安心だ。
こだわりの手作りちまき 「大和屋敷」/奈良県御所市 – NIHONMONO
人気のちまきの味のひみつ テレビや雑誌で何度も取り上げられている有名店「大和屋敷」。知らない人には、店名だけだ
農園経営のレストラン「豚のばあく」/奈良県五條市 – NIHONMONO
生産者と消費者をつなぐ農園経営のレストラン ここは、養豚から米作りまでを行う泉澤農園が、自家消費用で余った豚肉