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涼しげに鳴る風鈴夏の風物詩、風鈴。軒先で鳴る静かな音に、いっときの涼をえる。日本人なら誰でも経験したことのある夏の一風景だろう。そのとき軒先で鳴っているのは、丸く膨らんだ透明なガラスに絵が描きこまれた江戸風鈴かもしれない。 |
江戸風鈴の名付け親「明治に入り、日本で独自にガラスが作れるようになると、一般庶民でも軒先に風鈴を吊るすことができるようになった。 |
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変化する風鈴の絵江戸風鈴というと透明のガラスに絵が描いてあるという姿をイメージするが、もともとは赤いガラスに絵が描かれていたものだったという。赤い風鈴には、宝船や松の絵を描いていたそうだ。そして、裏側に米俵1俵。 「米俵は庶民にとって夢の夢。大金が入ったら、米俵を買おうってね。私の代になってから今度は小判を描いたんですよ。おやじは生きれてば110歳だけど、あの世で今の風鈴を見てびっくりしてるだろうな」そう言って笑う。 |
ACCESS
- 有限会社篠原風鈴本舗
- 東京都江戸川区南篠崎町4-22-5
- URL http://www.edofurin.com/