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南部鉄器が根付いたわけ「南部鉄器」といっても、実はさまざま用途のものがある。例えば昔ながらの伝統的な茶釜や鉄瓶。それからフライパンや鍋などの食に関係するもの。そして風鈴などの小物などの鉄器。一口に南部鉄器といってもさまざまな種類があるのだ。今回伺った佐秋鋳造所では主に伝統的な鉄瓶を多く制作している。お話を聞いた佐藤圭さんによると鉄瓶が9割近くをしめるというほど需要があるのだ。 |
生活スタイルの変化とともに商品も変わる「鉄器という文化は東北に広くあるんです。なかでもこのあたりは手仕事として量を作る技術が高いと思う。それを支えたのが日用品を作ってきたということ。作品として作られているものに比べて精度などは劣るかもしれないが、みんなが買えて、日々使えるものを提供するという環境がこのあたりの鉄器文化を支えてきたと思っています」 |
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元バーテンダーが生んだ作品佐藤さんは東京にいたころバーテンダーの仕事をしていたという。南部鉄器を作るという現在の仕事からは想像もつかなかった。だが、そのバーテンダーの経験が鉄瓶作りにも活きているという。 |
ACCESS
- 佐秋鋳造所
- 岩手県奥州市水沢区羽田町字小屋敷10
- URL https://gokan-ichi.com/%e4%bd%90%e7%a7%8b%e9%8b%b3%e9%80%a0%e6%89%80/