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人間劇を演じる能の中心が音楽や舞踏であるのに対し、狂言の中心はセリフ回し。また、能はシテ方に神や幽霊が登場するのに対して、狂言には大名や太郎冠者(たろうかじゃ:召使)が登場し、そのやり取りの行き着くところは「笑い」である。 能と狂言は関係が深く、能の舞台に狂言方が登場する演目もある。 |
誰からも愛される狂言その茂山千五郎家が標榜するのは「お豆腐狂言」。一体何のことか? |
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演目に命を吹き込むこの日、お稽古場で「棒縛」という演目を拝見させていただくことができた。外出しようとする大名が、いつも留守中に酒を盗み飲みする困った太郎冠者(召使)の二人を棒に縛り付ける。しかし、二人は協力してお酒を飲んでしまう…。という、ドタバタ劇だ。茂山正邦さん、茂山茂さん、茂山逸平さんの熱演が、笑いを生む。 |
ACCESS
- 茂山千五郎家 茂山狂言会事務局
- 京都市上京区大猪熊町346
- URL https://kyotokyogen.com/