![]() |
六本木で陶器する陶芸家 前田正博さんがアトリエを構えるのは、東京のど真ん中の六本木。こちらには電気窯もあり、陶芸を行うことができる。常々、作陶したいと思っていた中田もこのシチュエーションには喜びを隠せない。 |
金彩、銀彩、赤に魅せられる前田さんの作品の特徴は、金彩や銀彩を何層も重ねて絵を描き込むということ。マスキングテープを使って色をつけたいところだけを塗り分けて焼く。その工程を何度も繰り返して、様々な色を塗り重ねた絵ができあがるのだ。温度を調整しゆっくり丁寧に焼いていけば、何度焼いても作品にヒビが入ったりすることはないそうだ。戸棚にならぶ作品を見せてもらう。そこには色とりどりの器がある。なかには赤や青といったビビッドな色を使ったものもある。 |
![]() |
![]() |
デザインを楽しむ「赤だとこういうのも」といって出してくれたのが、蓋のついた大きな作品。外は赤で彩られて、漆塗りのようにも見えてくる。その蓋を開けると、中は金と黒の鮮やかな彩色が施されている。外で楽しみ、中でもまた楽しめる。 |
ACCESS
- 六本木磁器倶楽部
- 東京都港区