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300年続くこだわりのお酒
17世紀末に創業され、300年間続く伝統の造り酒屋。地元に根ざした多胡本家酒造の酒は、なんと100%県内消費。最近注目を集めている「地産地消」をいわば300年続けている酒屋である。
津山近くを流れる清流・加茂川の水を使った、日本酒の加茂五葉(かもいつは)大吟醸は、モンドセレクション金賞を受賞した、香り高く滋味あふれる逸品。
さらに、日本酒だけでなく地元の素材を使った焼酎やリキュールなどの製造もしている。注目は、津山の地ビール「作州津山ビール」。2010年2月には、津山のご当地グルメ「ホルモンうどん」に合うビールとして、「ドライスタウト津山ホルモンうどんビール」も登場した。
スモーキーな香りのビターなこの黒ビールは、苦味も酸味もともに濃厚で、ホルモンうどんにぴったり。
他にも、本格的なドイツビールにも劣らない「ITSUH」や「TSUYAMA」、桜の名所である津山をイメージした、ほんのりチェリーの香りがする淡いピンク色の「さくら物語」など、地元に根ざした商品をつくり出している。
飲むというより噛みしめたい地酒「利守酒造」/岡山県赤磐市 – NIHONMONO
雄町米の良さを引き出す地酒 地元の米、地元の水、地元の土でつくった備前焼の大甕――真の地酒を追求しているのが利