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鳥越竹細工ってどんなもの?「鳥越竹細工は1000年も続いている工芸品だと言われています」。そう教えてくれたのは、岩手県二戸郡一戸町の鳥越地区で鳥越竹細工を制作している柴田恵さん。鳥越観音を開山した僧が伝えたとされ、その起源は平安に遡ると言われている。 |
時代によって変化するものだが、作り手は若い人がなかなか増えず、高齢化しているということを柴田さんは危惧していた。「趣味として習いに来てくれる人は増えたんですが、仕事にするというとなかなか…。だからもっともっと若い世代にも広げていきたい」と柴田さんはいう。 |
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作り手がいなくなるのは寂しい古くは農家の農閑期の副収入としての作業という立ち位置でもあった鳥越竹細工。農家の貴重な現金収入源であったのだ。それが江戸時代頃には特産品として注目されるようになったが、柴田さんによれば、「やっぱり農家で冬だけ作っていました。ほとんどの家庭で作っていたんではないでしょうか」という。 |
ACCESS
- 鳥越竹細工作家 柴田恵
- 岩手県二戸郡一戸町