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ホームスパンとはどんなもの?今回お伺いしたのは日本ホームスパンという名前の会社。さて、いきなりだが、会社名にある「ホームスパン」というものをご存知だろうか。ホームスパンとは、手紡ぎによる、主に太めの粗糸などを使った手織りの織物のことを指す。もともとはイギリスで始まったもので、明治時代に日本に入ってきた。軍需物資としての必要性もあり、農家の副業として定着したのだそうだ。 |
手織りの風合いを目指して手紡ぎだと独特の凹凸がでる。色や模様のでかたも不規則。そこに味がある。ただし手染め、手紡ぎは一日にできる量が限られるので値段の設定がすごく難しい。このため現在では機械も導入して製品を作っているが、やはりこだわっているのは「手織りの風合いを出すこと」だと案内してくれた菊池邦子さんはいう。 |
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若い人が受け継ぎ、世代交代が進む現場工房見学で驚かされたのがサンプルの数。毎日のように展示会用のサンプルを作るのだそう。数百はあるという数え切れないほどの布サンプルから商品化されるのは年間40~50パターンほどだという。 工房を見渡して「織物っていうと海外ではおばあちゃんがゆったりと織ってるというイメージ。でもここは若い方もすごく多いですね」と中田が感想をもらす。 |
ACCESS
- 株式会社日本ホームスパン
- 岩手県花巻市東和町土沢1区67
- URL http://www.homespun.co.jp/