サラリーマンから陶芸の世界へ岩手県の野田村というところで作陶を続ける作家・泉田之也さん。そのギャラリーを訪れた。ギャラリーには革張りのソファーが置かれ、ジャズが流れていた。ともすればおしゃれなカフェにきたのではないかと錯覚してしまうようなスペースだ。飾ってある作品もシャープなフォルムが印象的な、現代的デザインの陶器ばかりだ。 |
別名すり鉢作家!?そうしてサラリーマン生活をあとにして、小久慈焼の窯元であった下嶽岳芳氏に弟子入り。25歳から3年の間修行をして、その後は独立して製作に励んだ。 |
繊細なフォルムは何度も作り直すその繊細なフォルムを生み出すのは「手」だという。頭で考えるよりも手を動かして実際に形を作りながら作品が生まれてくるのだそう。最初は使用済みのはがきなどを折ったり曲げたりして面白い形のものを作る。それを形の基準にして、徐々に大きなものを作っていくのだという。そうやってできた型をもとに土を乗せ、焼きを入れ、陶芸作品としての表情ができていくのだ。 |
ACCESS
- のだ窯 泉田之也
- 岩手県九戸郡野田村玉川5−79−17
- URL http://yukiya-izumita.com/