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街道でひとやすみ福島県南会津郡下郷町にある旧宿場。中央の大通りである旧街道をはさんで茅葺き屋根の建物がずらりと並ぶ。それが大内宿だ。年間100万人以上の人が訪れる一大観光地となっている。 |
茅葺き屋根を残すために昭和に入ると近代化されていき、電柱が立ち、アルファルト舗装もされていった。しかし1980年代以降、残っていた古き町並みが評価されるようになり、国の重要伝統的建造物群保存地区としても選定され、保存運動が盛んになっていった。そうして現在の美しい大内宿が保存されているのだ。 |
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のんびり、のどかに、田舎を楽しむこの日、中田が伺ったのは朝。だからまだ観光客はまばらだったけれども、そこかしこで団子を作っていたり、まんじゅうを揚げていたり、人の生活があった。ぶらぶらと大内宿を歩き、ふらっと店に立ち寄ってまんじゅうを食べる。ゆったりとした時間が流れていた。 大内宿で有名な食べ物のひとつがそば。高遠そばの名で知られている。十割そばで、はしの代わりにネギをつかってそばをすするのだ。店の奥から名物高遠そばが運ばれてくる。そばの入っている丼には、豪快にネギが一本添えられている。それを見てスタッフから「おー」とどよめきの声をあげる。と、スタッフのひとりが「でも、食べにくそう…」というと、「うん、食べにくいよ~」と笑って丼を差し出す。 |
ACCESS
- 大内宿
- 福島県南会津郡下郷町大内
- URL http://shimogo.jp/