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オックスフォード大学出身の木下酒造の杜氏
創業1842年、170年ほどの歴史を持つ「木下酒造」。すべてが手作りで、丁寧な味が人気を呼んでいる木下酒造の酒だが、なかでも注目を集めている銘柄が「和く輪く」である。
このお酒、杜氏(とうじ)を務めているのはイギリス人のフィリップ・ハーパーさん。オックスフォードで英・独文学を学んだ後、日本へ留学。元来の酒好きと酒仲間のおかげで、日本酒に目覚めてしまった。
教師として勤めていた学校をやめ、酒蔵を回るなどして酒造りの勉強を始めたという。
その後、奈良の酒造に蔵人(くらびと)として入社、2001年に南部杜氏の試験に合格し、杜氏としての資格を得ることになったという人物だ。
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金賞を受賞した日本酒「和く輪く」
その3年後から杜氏として「和く輪く」造りを開始し、2007年度から木下酒造に杜氏として勤務することとなった。
木下酒造で造った「和く輪く」は、初年度にして全国新酒鑑評会の金賞を得るという快挙をなしている。
海外で日本酒が飲まれることは多いが、外国人が杜氏にまでなり、日本酒を極めるというのはなかなか聞いたことのない話だ。日本酒を愛する外国人が生み出す酒。みなさんも興味が沸いてくるのではないだろうか。
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NIHONMONO – 「にほん」の「ほんも…
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赤レンガの蔵で作るこだわりの日本酒「松本酒造株式会社」/京都府京都市 – NIHONMONO
伏見の地に息づく酒造り 松本酒造のある京都の伏見は、兵庫の灘などとならび、全国に名の知れた酒どころ。とくに幕末
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伝統と革新の融合で生み出す日本酒 「山本本家酒造」/京都府京都市 – NIHONMONO
多くの人に愛される日本酒「神聖」 「かあちゃん、いっぱいやっか?」――人気喜劇俳優・伴淳三郎を起用したテレビC