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吟醸酒への挑戦重厚な香り、キリっとした後味、奥深い旨み。どれをとっても、どっしりとした深みを感じさせてくれる酒が、「三宅右衛門商店」の「早瀬浦」。年間生産量が300石という、小さな酒造。しかし、口コミ等で広がり、全国にそのファンがいるという、注目の酒造である。 現在12代目を継いだ三宅範彦さんは、東京農大のご出身。東京農大といえば、全国の蔵元のご子息が集まるところでもある。「三宅右衛門商店」は、もともとは普通酒しか造っていなかったので、三宅さんは同期の友人たちが「これが自分のところの吟醸酒だ」と持ち寄る酒を見て、悔しい思いをしたとか。そこで卒業後、一念発起して始めたのが、吟醸酒などの特定名称酒を造ることだった。 |
土地の恵みを生かし、正直に造るこの頃、蔵人と過した時間がとても大切な時間だったと三宅さんは語る。 |
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ACCESS
- 三宅彦右衛門酒造有限会社
- 福井県三方郡美浜町早瀬21-7