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コシヒカリ発祥の地「コシヒカリ」といえば、誰もが食べたことのある定番のお米。その「コシヒカリ」が誕生する舞台となったのが「福井農業試験場」だ。「福井農業試験場」は水稲や果樹、野菜の品種改良を行うほか、高品質な栽培方法の開発等を行っている研究機関。 中田が伺ったのは7月中旬。ちょうど、試験場ではお米の花が咲く季節だ。 |
交配をくりかえし、よりよいお米を開発する交配作業は、まず、母本とよばれる稲を約43℃のお湯に浸して花粉の働きをなくす。約7分後にお湯から出して、開いていない余分な花を1つ1つはさみでカットする。そして、父本(花粉親)の花粉を、母本にふりかける。受粉した花はお米になり、来年はこのお米を種として使用する。 |
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10年後の“食”を見据えて最近のヒット作は、2004年に誕生した「イクヒカリ」。コシヒカリより背が低く栽培しやすい。冷めてもふっくらした食感を保ち、旨味が落ちにくいのが特長だ。 |
ACCESS
- 福井県農業試験場
- 福井県福井市寮町辺操52-21
- URL http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/noushi/