![]() |
朝焼けの東京湾でまだ日が昇ったばかりの東京湾。漁船に乗りこむ中田の姿。今回、横浜市漁業協同組合柴支所に所属しアナゴ漁を営む斎田芳之さんに取材をお願いしたところ、それならばいっしょに漁に出ようということになったのだ。 「どんなところに仕掛けをおろすと決めるのですか?」と素朴な疑問が浮かんだ中田。 |
漁師の魅力中田が「漁師の一番の魅力は?」と質問すると、「自分の経験をもとに仕掛けをしたところに魚がいたときは、してやったり、一番うれしいですね」と答えてくれた。「ただし、逆もある。まったく魚がいなかったときは……。テストで赤点でもとった気分ですよ。でもね、やっぱり海が好きだから、船に乗っているだけで楽しい。それが一番の魅力かな」と海を眺めながら話をしてくれた。 |
![]() |
![]() |
ほかほかでほくほくの白焼き船からあがると、「すぐに白焼きにしてもらうから」といって、斎田さんはとれたばかりのアナゴをさばいてくれた。表面が金色に輝き、身は美しく白い。その身を中田に渡す。「柔らかい」と中田が驚くように、とれたて、捌きたての身は柔らかい。斎田さんによると、東京湾のものは特に身が柔らかいのだという。 ちなみに、斎田さんの獲ったアナゴはNPO法人「コミュニティー・カフェ さくら茶屋」など、地元の料理店で白焼きやアナゴ丼として食べることができる。江戸前のアナゴの味を味わってみてはいかがだろう。 |
ACCESS
- 横浜市漁業協同組合柴支所
- 神奈川県横浜市金沢区柴町 397