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イチイの木の色合いを生かす。岐阜県の飛騨地方の伝統工芸、「一位一刀彫」。一位一刀彫で使用する木は、その名のとおりイチイの木。 最初は亀や蛙、鳥といった小動物の根付を作っていたといい、シンプルな面と線だけで印象的に彫ったものと、写実的なもの、ふたつの系統の作品を残している。その後、一位一刀彫は発展を遂げ、現在はお面や仏像など、幅広い作品が作られるようになった。 |
表情を彫りこむ。中田がお話を伺ったのは、16歳のときから一位一刀彫の世界に入った伝等工芸士・和仁久幸さん。和仁さんの作品は、やさしい笑顔を持ったものが多いことが特徴で、その表情を気に入って持ち帰るお客さんも多い。 |
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ACCESS
- 伝統工芸士 和仁久幸
- 岐阜県高山市森下町1-296-6