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日本に伝わる魚醤(ぎょしょう)魚を原料にした調味料は東南アジア一帯で多く見られる。例えばタイのナンプラーもそう。ほかにベトナムのヌクマムなど、魚醤は多くの国で使用されていた。ちなみに古代ローマにもガルムという魚醤があったとされている。日本もその例外ではなく、古くは”醤(ひしお)”とよばれ、平安の延喜式にも記述が見られる。また、平城京、平安京などの市でも売られていたといわれている。魚醤はアミノ酸と魚肉に含まれる核酸を豊富に含むため、濃厚な旨味がある。 |
秋田の文化を残したい今回取材にうかがった諸井醸造は、もともと味噌、醤油の醸造をしていた蔵。現在でも味噌、醤油の醸造もしているが、秋田名産のしょっつるが秋田から消えかかっていた現実を見て、しょっつる造りを20年ほど前から始めたのだという。 |
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鍋だけじゃないしょっつるの食「しょっつるといえば鍋ですよね」と中田が言う。たしかにしょっつるというと鍋とすぐに想像してしまう。「たしかに鍋が多いんですよね」と諸井さんは話す。「でも」と言う。 |
ACCESS
- 株式会社 諸井醸造
- 〒010-0511 男鹿市船川港船川字化世沢176
- URL http://www.shottsuru.jp/