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天然杉の美しさをたたえる曲げわっぱお店に入ると、商品としてならぶ曲げわっぱのほかに、昔から収集する曲げ物のコレクションが並んでいる。おじゃましたのは秋田杉を使用した曲げわっぱの製造販売を行っている柴田慶信商店。柴田慶信さんと息子の昌正さんにお話を聞いた。まず紹介してくれたのはそのコレクション。なかには数百年前のものもあると聞いて、中田をはじめ現場一同が驚いた。材料は秋田杉もちろん天然のものだ。現在は天然杉はほとんど手に入れらないというが、柴田さんは天然杉にこだわり、なんとか仕入れて商品を作っているそうだ。「人口杉でも樹齢100年を超えればよくなってくるだろうけど、肥料を与えて成長を早くしているので木目は異なると思います。それがどうなるか」と柴田さんは話す。 |
曲げの作業を体験店内を見たあと工場へと移動。曲げわっぱと簡単に言うが、木を曲げるというのはどういう工程を経るものなのか。まずは部材取りといって、製材された木から板を作る。それを一晩水につけたあと、約80度のお湯で10分ほど煮る。そうすることで木を柔らかくするのだ。そしていよいよ曲げ加工に入る。 |
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道具だから宝物になる「このおひつでうちの会社は世に出ることができた」 |
ACCESS
- 柴田慶信商店
- 〒017-0044 秋田県大館市御成町2丁目15-28
- URL http://magewappa.com/