![]() |
江戸時代の武家屋敷通り現在、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「武家町角館」。江戸時代初期の1620年に芦名氏が大規模な都市整備を実施した際に城下町を180度移転している。のちには佐竹北家の城下町として栄え、現在の保存地区は、その武家町のほぼ中央、上級、中級武士たちの住んだ町並みだ。 |
雪国だから、武家だからこその作り案内してもらい、武家屋敷を見学する。まず目に入るのは茅葺きの屋根。雪国らしく、武家屋敷は茅葺き屋根で作られている。瓦の屋根では雪に耐えられない。そのため鬼瓦があるところにあるのは”鬼板”というもの。木で作られたものがしつらえてあった。 |
![]() |
|
木が作り出す雰囲気また、必ず庭があるのも特徴。お武家さんの家なのだから庭ぐらいあって当然だろうと思うかもしれないが、実はそう簡単ではない。庭がある理由は、座敷に上がれない人が話を聞くためだという。そのため、庭の正面は必ず座敷という作りになっているのだ。ここでもやはりうなずいてしまう。 |
ACCESS
- 仙北市角館伝統的建造物群保存地区の武家屋敷
- 仙北市角館町小人町4/仙北市角館町東勝楽丁3-1
- URL https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/hozonchiku/pdf/r1392257_007.pdf