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2013年にオープン秋田市の中心地にほど近い、再開発地域「エリアなかいち」。その街のシンボルのひとつして2013年オープンしたのが秋田県立美術館だ。近接する千秋公園にあった旧県立美術館(平野政吉美術館)から収蔵作品を移転し、さらに新たな建物を建てて昨年のオープンとなった。 |
藤田の大壁画を展示そして秋田県立美術館ならではの藤田作品がある。それが「秋田の行事」という作品。藤田が半年以上をかけて秋田を取材し、構想を練り上げたという作品だ。圧巻なのはそのサイズ。縦3.65メートル、横20.5メートルという大きさなのだ。依頼主であった平野政吉の米蔵をアトリエにして、藤田はその大作を描き上げたといわれている。その大きな、大きな作品、「秋田の行事」が館内の大壁画ギャラリーに展示されている。 |
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建物そのものが芸術建物の設計は安藤忠雄氏。安藤氏ならではの設計はまだまだある。美術館にある水庭もそのひとつだ。2階に設けられたミュージアムラウンジに設置され、千秋公園を一望できる。水庭の向こうには秋田佐竹藩の久保田城址が見える。そして旧美術館のかわいい三角屋根も見える。大きな窓越しに見ていることを忘れてしまうぐらいの大パノラマだ。 |
ACCESS
- 秋田県立美術館
- 秋田市中通1丁目4-2
- URL https://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm