地酒と本格焼酎の蔵元「喜多屋」/福岡県八女市

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地酒を通して多くの喜びを伝える

喜多屋」は、江戸文政年間に創業した蔵元。「喜多屋」の名は、創業の際「酒を通して多くの喜びを伝えたい」との志のもと名づけられたもので、今日まで企業理念の根幹となっている。
また初代木下斉吉氏は酒造りに情熱を燃やすあまり、蔵に入り自ら杜氏として酒造りを行った。以来、「主人自ら酒造るべし」が家憲となり、酒造技術者である社長のもと、杜氏や複数人の技術者が一団となって酒造りをしている。

地酒の元「山田錦」の生産も盛んな地域

喜多屋のある福岡県八女市は、九州一の穀倉地帯と言われる筑紫平野の南部に位置し、米と水と自然に恵まれた山紫水明の地。福岡県では清酒造りにおいて今もなお一番という酒米“山田錦”をはじめ酒米の生産が盛んだ。
ここで山田錦についていろいろ教わったり、2tを超える巨大な杉玉を見せていただいた。杉玉とは、酒林(さかばやし)とも呼ばれ、新酒が出来ましたというタイミングでつくられるものだが、その由来は、酒造りの神様である奈良の大神神社(おおみわじんじゃ、三輪神社とも云う)の御神体である三輪山の杉にあやかったとか。
そのほかにも、日本酒を保存する瓶についてなど、酒づくりについて、沢山のことを学んだのであった。

ACCESS

株式会社 喜多屋
福岡県八女市本町374番地
URL http://www.kitaya.co.jp/
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