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萩焼のお茶碗で頂くお抹茶とお菓子
街めぐりの合間にぜひ訪れたいのが、ここ惺々庵のお茶室。斜め向かいには、長州藩の御用商人を務めた豪族・菊屋家の住宅が当時のまま残り、それを横目で見ながら、野点の傘から庵の門をくぐる。
これだけでも風情があるが、茶室では日本庭園を眺めながら、萩焼のお茶碗で美味しいお抹茶とお菓子をいただけ、情緒は満点。しかも、このお茶碗がまたすごい。坂高麗左衛門(さかこうらいざえもん)をはじめとする一流作家のものだという。運が良ければ人間国宝のお茶碗でいただけるかもしれないとあっては、散策の疲れも吹き飛ぶはず。
茶道の先生、森田タキ個さんが点てるお茶をいただいた中田も、しっかり癒されてきました。