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吉田松陰を学問の神としてお祀りする
江戸末期、安政の大獄で30歳の若さで斬首に処された吉田松陰。彼の教えた松下村塾からは、伊藤博文や久坂玄瑞、高杉晋作など多くの逸材が羽ばたき、後の明治維新の精神的支柱ともなった。その吉田松陰が学問の神様として祭られているのが、ここ松陰神社。境内には当時の松下村塾がそのままの姿で保存され、併設の「吉田松陰歴史館」では70体以上の蝋人形で松陰の生涯を振り返ることもできる。
2009年には、松陰の殉節150年を記念して、宝物殿「至誠館」が新しくオープン、遺品類が展示されている。激動の明治維新の胎動を感じるには、格好の場所。