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藩主であり偉大な茶人松江藩7代藩主、松平不昧は、茶の町・松江のルーツとなる人物。いまでも地元では不昧公(ふまい)公とか不昧さんと、親しみを込めて呼ばれている。ちなみに、不昧は号で、本名は松平出羽守治郷(はるさと)。 不昧公のセンスはピカイチで、当代随一の茶人として独自の「不昧流」を打ち立てた。藩主になる前から茶道に励み、石州流怡渓(せきしゅうりゅういけい)派の皆伝を受け、その後もさまざまな流派を参考にしたのちにたどり着いたのが「不昧流」の境地だという。 |
現在もその流儀を続けるこの「不昧流」の茶道を体験できるのが、お宿「華仙亭 有楽」。日本庭園に面した茶室でお抹茶とお菓子をいただける、宿泊客向けのサービスだ。思わず背すじをシャンと伸ばしてしまうような端正な茶室に、客人を迎える温かなおもてなしの心が漂う。 さらにここには、出雲文化や島根の歴史を扱った書籍や写真数を収蔵したライブラリーラウンジもあり、コーヒーをいただきながら学ぶこともできる。 |
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ACCESS
- 華仙亭 有楽
- 島根県松江市玉湯町玉造1237
- URL https://www.yadojiman.net/13/