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「食べる」とは「食べる」とはすなわち、いのちをいただくこと |
多種多様な「食」を作り出す
木次乳業の設立は昭和37(1962)年。それまで農家を営んできたが、日本が都市型国家へと変貌を遂げるなかで、「自立した農業」への思いが強くなり、酪農も始めた。ここの特徴のひとつが、日本ではじめて導入されたパスチャライズ牛乳だ。パスチャライズ牛乳とは、フランスの細菌学者・パスツールによって開発された熱処理法を施した牛乳のこと。一般の牛乳が大量生産のために超高熱処理をして、有益な微生物も含めたすべての微生物を殺してしまうのに比べ、パスチャライズは牛乳の天然性を損なうことなく有害な細菌のみを処理できる。 現在、木次乳業では酪農と農業だけではなく、葡萄園やワイナリー、パン屋、豆腐屋など、その土地で取れたものを加工して販売する「食の社」というネットワークを広げている。その仲間には、農家、消費者はもちろん、学生なども参加し、地域的なつながりが生まれている。 |
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ACCESS
- 木次乳業
- 島根県雲南市木次町東日登228-2
- URL http://www.kisuki-milk.co.jp/