群馬県は畜産も盛んな土地!
この日伺った、梨木牧場は、畜産・食品加工業の株式会社フリーデンが主力商品である「やまと豚」を育成している牧場のひとつだ。
このやまと豚の特徴は、きめ細かく柔らかい肉質と甘みのある脂肪。その味は高く評価され、数々の賞を受賞している。
個人経営の牧場には、小規模牧場でこだわりを持って育てるというところが多い。しかし、㈱フリーデンはたくさんの牧場を持つ大規模経営だ。
中田が興味を持ったのは、大規模経営の農場において美味しい豚を育てるための秘訣。
飼育の秘訣?健康な豚は美味しい!
「豚をいい環境のなかで、健康に育てるということですね。
風邪をひいてしまっては餌も少ししか食べなくなり、発育が悪くなります。美味しい豚とは、健康な豚なんです。」と、話を伺う。
梨木牧場では、この味を作り出すために、徹底的な管理を行なっている。
一頭一頭それぞれの体調管理はもちろん、飼料もオス、メス、体重等により、細かく配合を峻別。
飲水は生まれたときから活性水を与え、それによって内臓の強化を図る。消化吸収をよくすることで、健康な豚が育つという。
さて、お待ちかねの試食タイム。
いただいたのは、見るからにジューシーでふっくらとしたウィンナーである。
ここ梨木牧場で育てられるやまと豚はすべて食肉用で、フリーデンの食肉加工工場でウィンナーやハム、ソーセージ、ベーコンなどに加工されている。
お味は、ヨーロッパ国際食品展やドイツ農業協会(DLG)食品競技会など権威ある会で金賞を受賞するという折り紙付きだ。
健康なやまと豚を育て、美味しい加工品を作る。一貫したこだわりが国内外から評価を受けているのだ。