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色とりどりのガラス作品大きなお皿や器。きれいな色がたくさん使われていて、ひと目でハッと吸い込まれる。 まず板や棒状の色ガラスを組み合わせて色のデザインを決める。穴の空いた耐火石膏の型を用意し、その下に足を付けて高さをもたせる。その石膏の型に色ガラスを乗せて、電気炉に入れる。炉の温度が上がるとガラスがゆっくりと溶けて、重力で石膏の穴からゆっくりと伸びるように落ちていく。それが器の流れるような姿を作っているのだ。 |
ゆっくりと時間をかけて形づくられる器炉から出して冷ましたものを見せてもらうと、鍋田さんのいう重力というのがよくわかる。 |
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ガラスで和を表現する鍋田さんの主に使う、板ガラスを合わせてデザインを作る技法はフュージング技法というもの。古くからある技法だが、ガラスの膨張率の違いなどにより高度な技量を必要としたため、歴史的には吹きガラスといった技法に主役の座を奪われた。鍋田さんも吹きガラスをはじめ他の技法も用いる。 |
ACCESS
- ガラス工房 尚 ・シーダーギャラリー
- 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字丸山12-1
- URL http://glasssho.jp/