地力にまさる技術なし「島本微生物農法」/滋賀県甲賀市

目次

有機質発酵肥料を開発した

微生物農法とは少し聞きなれない言葉かもしれないが、読んで字のごとく、微生物(それに酵素も)を応用した農法のこと。創作者は島本覚也(かくや)さん。日本ではじめて木材くずの堆肥化と実用化を成功させた人物で、独自の有機質発酵肥料、葉面散布材などを開発
その研究成果は国内だけでなく、中国や韓国など、東南アジアをはじめ、世界各国で環境保全型農業技術として導入されている。

地力と自然のサイクルを活かす

その根本となるのは「地力にまさる技術なし」という考え方。作物は土から栄養をとる。だから土の力を強くしておいしい作物をつくろうという、とてもシンプルな考え方だ。その強い土を作るために、微生物と酵素に注目し、研究をすすめ、上記のような技術を開発したのだ。
自然のサイクルが、作物本来の姿を導き出す。ならばそのサイクルを知ろう。そして人為的に捻じ曲げられたものを元の状態に戻せばいい。島本微生物農法は、自然本来の姿を目指した農法といえるのかもしれない。

ACCESS

株式会社 酵素の世界社
滋賀県甲賀市水口町本丸1番23号
URL http://www.bym-kouso.jp/nouhou/
  • URLをコピーしました!
目次