京都の名所のひとつ「懐石」の由来には諸説あるが、禅宗の僧が寒さを和らげる為に懐に温めた石(温石:おんじゃく)を入れたことがその原型ともいわれており、「懐に少し入れておく」意から茶会の際に振舞われる料理を「懐石料理」と呼ばれている。語彙の近い「会席料理」は、お酒を楽しむための料理という区別がつけられているのだ。 |
魅力溢れるおもてなし懐石料理の伝統を受け継ぐ瓢亭本館のお茶室は全て離れ座敷になっており、どこからともなく聞こえる水のせせらぎとお庭の緑が美しい、奥ゆかしい光の演出を感じながらお料理を頂くことができる。一番古いお茶室は400年も昔に建てられた「くずや」。そのひとときは、作法や雰囲気、お料理の全てが伝統文化を体験すること。 |
ACCESS
- 京都南禅寺畔 瓢亭
- 京都府京都市左京区南禅寺草川町35番地
- URL http://hyotei.co.jp/