NIHONMONO「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン

小豆島の“ひし・お・で・も・て・な・す・さと”「島宿真里」

小豆島の“ひし・お・で・も・て・な・す・さと”
「島宿真里」

文化財に指定されている古民家

「島宿真里」は懐かしいような心がときめくような、そんな旅情をかき立ててくれる宿。まったり、ゆったりとした雰囲気は、青い空に囲まれて山々が連なる小豆島の景色にぴったり溶け込んでいる。丁寧なおもてなしとのんびり快適に過ごせるこだわりの客室、地元・小豆島の特産の醤油をいかした会席……と3拍子揃った宿で、たった8室の宿ながら、昭文社が毎年発行している『温泉宿ベストセレクション西日本』のトップに何年も選ばれている。
築90年以上の古民家を改装した母屋は、文化財の指定を受けた由緒正しい建物。醤油蔵から移築された梁や、各部屋にしつらえられた樽のお風呂など、さりげないところに小豆島らしさが感じられるのも、旅人の心を和ませてくれる。
8部屋の客室はすべて内装が異なる。お部屋の名前は「ひし」「お」「で」「も」「て」「な」「す」「さと」。そのうち2部屋は離れとなっており、「ひし」の部屋は国の登録有形文化財指定の蔵を改装した建物で、「お」の部屋は最も広い面積をもつ離れの二階建ての特別室となっている。

「ひしお」のおもてなし

部屋の名前にある「ひしおでもてなすさと」のとおり、「島宿真里」の真骨頂は小豆島の特産、醤油を使った「醤油会席」。“ひしお”とは、“醤”の訓読みで、醬油の古い読み方だ。「島宿真里」の会席では、本来、料理の脇役であるはずの醤油が、瀬戸内の新鮮な魚貝や島の野菜に劣らず存在感を発揮。再仕込み醤油と、醤油を絞る前の熟成した大豆のうまみが凝縮された“もろみ”が、料理にアクセントを添える。この料理をいただくためにリピーターになるお客さまも多い。
宿にはレンタサイクルも用意されている。レンタサイクルは、カナダの「ルイガノ」というスポーツ自転車で、旅がさらにステキに演出できる心憎い小道具だ。
随所にこだわりが散りばめられた「島宿真里」。歴史や伝統を感じさせる重厚感と、ファッショナブルな軽快さがうまくミックスされていて心地いい。

ACCESS

島宿真里
香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2011
URL http://www.mari.co.jp/