家庭で作れる本格レシピ
白イカとトマト、バジルのソテー
「今の時期、家庭料理のレパートリーも限られてきていると思うので、今回の料理は本当に簡単です、是非気軽に作ってみてください。」
RECIPE
<材料 二人前>
①白イカ
②バジル 50g
③ミニトマト 16個ぐらい オススメは赤糖房
<調味料>
④オリーブオイル フライパンひと回し
⑤海塩
調理方法
①バジルをきる
手でちぎっていく、芽の部分も香りが出るので使います。
強くちぎると葉っぱが痛んで黒くなるので優しく切ってください。
②トマトをきる
ふさ付きのトマトの方が外した時の香りがいいので、ぜひ選んでください。
③白イカ
ゴム手袋(ビニール袋でも代用可能)をつけて作業すると作業しやすいです。
また、オーブンシートみたいなのがあれば、敷いてもらった方が、
墨が染み込まずに作業できます。
・三角の面から切っていきます。
・真ん中に背骨(軟甲)が入っているので、取り除く。
・内臓は今日は使わずに、身とゲソを使います。
・ゲソは目の下から切ります。
・クチバシの部分もとって食べれます。
・イカの墨を水で流します。
<ポイント①>
・海水と同じぐらいの塩水を作って、洗いながら塩を含ませると
もっと美味しくなります。
・水に対して3%の塩を入れて、海水と同じ濃度の塩水を作ります。
・イカの表面の水気をとって、皮を剥いて切っていきます。
・イカの上部は切れ目を入れながら皮を剥いていきます。
・吸盤もとります、好みなので、そのままでも大丈夫です。
・できる方は、細かく線を入れて、一口大に切っていきます。
・ゲソは3cmぐらいに切ります。
④炒める
少し強火でフライパンを熱していきます。
熱している間に素材に塩を振っていきます。
イカには旨味がたっぷりあるので、そんなに強い塩味はいらないと思います。
オリーブオイルをひと回しして、火から外してイカを入れます。
そんなに触らなくて大丈夫です、片面に火が通ったら、イカを寄せて
トマトを入れ馴染ませたら火を切ります。
その後、バジルを入れて、余熱で馴染ませます。
お皿に盛り付けて、仕上げにオリーブオイルをかけて、完成です。
<ポイント②>イカ片面焼き
オリーブオイルを熱した後、イカを入れるのは、火から外して、流しのなかで入れると
フライパンから油が飛び散り火がつく可能性があるので、流しに入れてイカを入れます。
高橋シェフがこのメニューにペアリングしたお酒
「鳳凰美田」/栃木県・小林酒造
高橋シェフが、「じんわり甘みがくるのが美味しい」と今回のイカのソテーに合わせたのは、フルーティな日本酒が多い鳳凰美田の中でもこの時期だけしか出荷されない無濾過の生「鳳凰美田 赤判 純米大吟醸無濾過本生」。酒蔵がもつ技術が詰まった1本です。
「今だからこそ、ご家庭でひと手間加えた美味しい料理とその料理を引き立てる日本酒を楽しんで下さい。皆様の日々を明るく照らすよう願いを込めて。」
小林正樹さん(小林酒造 専務取締役)