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澄み切った漆による「飛騨春慶塗」。飛騨春慶塗はいまから約400年前に、二人の職人によって生み出された漆器。 ちなみに「春慶」という名は、献上された盆が、名工・加藤是正の作った茶壷「飛春慶」の黄色に似た色を持っていたことから、金森可重が名づけたという。 |
塗りを体験する中田も塗り作業を体験させていただくが、しょっぱなから、はじめの漆を多くつけてしまった。 春慶の美しさはいったいどこにあるのか。創成期は、盆や膳といったシンプルなものが多かったが、明治に近づくと重箱や茶道の水差しといったものも作られるようになった。さらにその後、腕を競うように、職人たちは創意工夫を重ねてさまざまなものを作ったという。 |
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ACCESS
- 塗師 熊崎信行
- 岐阜県高山市大新町3-187