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美濃地方の陶芸。岐阜県では平安時代から陶磁器の制作が始まったとされ、その後、鎌倉、室町と時代を経て、美濃焼という技法が形作られていった。 |
「瀬戸黒」という名品。今回お話を伺った加藤孝造さんは、志野焼の作家としても有名だが、2010年に人間国宝認定を受けた技法は美濃焼の一種で「瀬戸黒」というもの。瀬戸黒とは、桃山時代に生み出された技法で一度廃れてしまったが、人間国宝の故・荒川豊蔵氏によってよみがえり、加藤さんに受け継がれた。 |
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ひとつの器に多くの可能性が宿る。加藤さんの作品に見入る、中田。同じ窯で焼かれた、肌も色も違う器を見て、「少しの差で、何故これほど違うのが不思議。」とつぶやくと、「少し時間を作って、作ってみてはいかがですか。」と、加藤さんに作陶を勧めて頂く。 「火入れのときに、またお待ちしています。」と加藤さん。 |
ACCESS
- 陶芸家 加藤孝造
- 岐阜県多治見市