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房州うちわの技を今に伝える香川の丸亀うちわ、京都の京うちわ、そして千葉の房州うちわ --日本の「三大うちわ」だ。 工房に上がってさまざまなうちわを見せていただきながら、中田が尋ねる。 房州うちわに使う竹は、このあたりに自生する女竹、なかでも大名竹を使う。 |
簡単そうに見えて難しい、竹を割る技術そんな宇山さんがうちわを作る手さばきは美しい。 見ているだけだとシンプルな作業だが、やってみるとこれがとても難しい。 割竹ができたら、骨を扇状に広げ、炭火で焼いて、そこにうちわの生地を貼っていく。 |
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手作りの房州うちわの心地よさ「震災で船がダメになってしまったところでは、大漁旗がたくさん集まったんですよね。ただ捨てるのも忍びないということで、何かできないかなと話していたんですが、それをうちわにするのもいいかもしれない」 完成したうちわを眺めながら、「きれいじゃない?」とご満悦の中田。 |
ACCESS
- うやま工房 宇山正男
- 千葉県南房総市本織2040