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日本に伝来した作物「サツマイモ」で酒造り
種子島=鉄砲が伝来した島、のほかにも初ものがあった。
約300年前、琉球王朝から贈られたカライモが日本で初めて栽培されたのも種子島ということ。それを教えてくれたのは、旅の途中で立ち寄った種子島酒造さん。平坦でミネラルが豊富な土壌と温暖な気候がサツマイモの栽培に適しているということで、原料芋を有機栽培している畑も見せてもらった。有機JAS認定も受けている種子島酒造の農園では、貝の化石や酵素も土壌に混ぜることで、より良質のサツマイモが育つという。
でんぷん質を多く含み、種子島で育つと格別に甘みがあるといわれる「白豊」、日本で最も甘くておいしいといわれる「安納」、そして薬膳芋としても人気の高い「種子島紫」。この主原料に、明治35年の創業以来操業している地下水脈の湧き水を使い、昔ながらのかめ壺仕込みで美味しい焼酎ができあがる。
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