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微炭酸の発泡日本酒
以前、フジテレビ系の人気番組「SMAP×SMAP」の「ビストロ・スマップ」でも紹介され、話題を集めている酒がある。タカハシ酒造がつくる「伊勢の白酒(しろき)」だ。
どんな酒かというと、発泡日本酒である。口に含むと微発泡の泡がピチピチとはじける。でも不思議、お味は日本酒なのだ。さわやかな風味と、フレッシュな舌触り。
じつは、この発泡日本酒、もともとは酒蔵でしか飲めないものだった。つまり、酒に含まれている炭酸ガスは後から充填したものではなく、製造過程で自然に発生するものなのだ。そこで、タカハシ酒造はそのガスを独自の方法で瓶のなかに閉じ込めることに成功。そうしてこの白酒は生まれた。
生きたままの酵母の力
ガスを閉じ込めるためには「生きたままの酵母」を含んだまま瓶詰めする必要がある。生きた酵母入りの酒は、通常の日本酒よりも、アミノ酸やビタミンB群など、体に有用な成分が多く含まれているという。見た目にも美しく、体にも優しい。そのうえ、日本酒の新しい楽しみ方ができるという、三拍子揃った酒なのだ。
酒蔵に隣接する直売所「伊勢の蔵」では、これまた人気の銘柄である「天遊琳」をはじめ数種類のお酒を試飲することができる。「伊勢の蔵」の営業時間は9時~12時/13時~16時。定休日は日曜祝日となっている。
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