ホテルの中に、もう一つの“旅館”を提案する
新潟県新発田市は信濃川、阿賀野川の流域に拓かれた新潟平野の北部に位置し、かつては新発田城の城下町として水運業等が栄えた地域。そこから少し山へ足を運んだ山間部にある月岡温泉は、全国的にも美肌効果の高いエメラルドグリーン色の硫黄泉で有名。
その里山に建つ、地上10階建てのホテル「白玉の湯 華鳳」。
6000坪の庭園を見下ろすロビーや室内プールといったどんな世代も快適に過ごすことができるホテルの中に、もう一つ、新しい寛ぎを提案するお宿「別邸 越の里」がある。
全客室がスイートルーム「別邸 越の里」
地上7階建て、館内には季節の草花が彩り、各階ごとに異なる趣の全20室はすべてがスイートルーム。サロンスペースからは270°パノラマの眺望が広がる。朝夕と田園に降りる霧を眺めれば、まるで自然の中に浮遊しているかのような感覚に誘われる。
20室中13室には展望露天風呂がついており、マイナスイオンとマッサージ効果のシルクイオンバス設備が備わる。美しい景色の中で、心と体も日々の喧騒から開放される特別なひと時を過ごすことができるのだ。
食の王国の可能性を引き出す 料亭「七草」
お食事をいただくのは料亭「七草」にて。各地の高級料亭、旅館で腕を磨いた料理長・藤原秀一が「食の王国」と称される新潟自慢の食材を一つ一つ吟味した本会席コース。
秋の献立を一例に挙げると、里の食材から、朝採りの枝豆、新潟市黒埼産のさかな豆、青味大根 唐墨、紅葉南瓜 豆柿玉子。日本海の食材は、本鮪、紅葉鯛、南蛮海老のお刺身、のど黒、かます相生焼。また、地元が誇る村上牛のステーキなど、一皿ごとに自然の恵みを心ゆくまで楽しむ逸品がそろう。
寛ぎの客室、季節の食材を味わい尽くす料理、そして、居心地の良さを一番に考える落ち着いたサービス。安らぎを感じ、ふと笑顔になる。「別邸 越の里」は、そんな日本旅館のおもてなしを堪能することができるお宿だ。