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熟成度合いで変わる「滑らかさ」「利き酒ならいいけど、利き味噌だとしょっぱいだけかな」 中田は端からすべて試食。「やっぱりそれぞれ違いますね。年がたつと滑らかになるのかな。これが一番好き」中田が好きだといったのは、「こだわり味噌」という米麹と豆麹を使った味噌の二年もの。 星野さんは「うれしいな、こだわりっていう名前もあるとおり、その味噌にはこだわりがあるんですよ」と本当にうれしそうに話してくれた。「昔、大先輩が『これが昔から伝わる味噌の原型かもしれないよ』といって食べさせてもらったのが、豆麹を使った味噌だったんです」「こだわり味噌」ができた遠いきっかけはそこにあるという。 大豆の味を残すために、試行錯誤のうえ大豆を煮ないで蒸した。そして、伊豆大島の「海の精」という塩を使っている逸品だ。
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「これだから星六だ」という個性中田が「滑らか」と表現した2年熟成の味噌だが、やはり熟成によって味が変わるという。星野さんは、やさしそうな顔をしてこんなふうに説明してくれた。
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独特の香りを持つ麦味噌もちろん、原料でも味や香りに違いは出てくる。最後に麦味噌とこだわり味噌、2種類のお味噌汁をいただいたときに、中田は麦味噌の独特な香りに驚いていた。 そのほか星六では「極」という名の10年熟成の味噌も販売している。そして、これは人生を極めた97歳のお母様と重なるお味噌だと話してくださった。
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ACCESS
- 有限会社星六
- 新潟県長岡市摂田屋4-5-11
- URL http://www.hoshi6.com/