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二十世紀梨の一大産地
鳥取は、知る人ぞ知るフルーツ大国。ジューシーな大玉すいかに、甘みの強い巨峰やピオーネなどのブドウ、日本一の甘柿と歌われる花御所柿などなど、鳥取でつくられている果物はじつに多い。でもやっぱり、鳥取といえば、一番の目玉は「二十世紀梨」！
梨の産地・鳥取では、二十世紀梨の栽培は100年以上の歴史がある。全国の収穫量の約半数を占め、鳥取の梨といえば名実ともに日本Ｎｏ.１。そのなかでも「日本一」を誇るのが、ここ福田農園の梨だ。かつて、日本最高権威の京果（京都青果合同株式会社）が二十世紀梨の年間生産量を調査した際、「日本一」と評価した梨なのである。
日本一の梨の特質をクリアする二十世紀梨
福田農園があるのは、鳥取平野を見晴らす稲葉山。春には山菜がたくさん自生する豊かな土壌だ。土壌に恵まれているのに加え、さらに福田農園では45年以上も前から世間に先駆け、自然農法、減農薬に取り組んできた。収穫する果実は立派な大玉ばかり。甘みはもちろん、さまざまなミネラルを含んだ瑞々しさは、一度口にすると忘れられない美味しさだ。
ちなみに、日本一の梨の特質とは……、1；果汁がたっぷり、肉質が特に柔らかく、糖度が高く、香りが良く、日持ちが良いこと。2；柔らかいといっても歯ざわりは良く、心地よい酸味があること。なのだとか。
これらすべてを兼ね備えていなければならないという、じつに険しい道のりを、福田農園はクリアしているのだ。
