![]() |
600年の歴史を持つ漆器づくり岡山県の蒜山郷原(ひるぜんごうばら)は、昔、宿場町があったところだ。備前備中(岡山県東南部・西部)から伯耆(ほうき)の国(鳥取県中西部)へと出る最短コースとして、旅人たちでずいぶん賑わいを見せたという。 |
ヤマグリの木を使用して木地を挽くしかし、戦争が始まると、漆器に欠かせない漆が国家統制品になってしまった。漆が入手できず、郷原漆器は衰退し、戦後の世相の激変もあってそのまま生産が途絶えてしまったのだ。それを憂いて、地元の有志によって復興されたのが20年ほど前のこと。個人の工房はなく、郷原漆器の館で活動をおこなっている。 |
![]() |
ACCESS
- 郷原漆器の館
- 岡山県真庭市蒜山上福田425
- URL http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/1/42/