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小豆島の醤油蔵醤油とオリーブの島、小豆島。地中海ムード漂うリゾート地でありながら、古い醤油蔵から甘い香りがほのかに漂ってくるという、そのアンバランスさが魅力の島である。 |
食品メーカーで知った“食”の現実ヤマロク醤油では、蔵の見学が自由にできる。これは、5代目の山本康夫さんが、造り手と買い手、双方の顔が見えるものづくりが大切だと考えたため。 |
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売り手と買い手が向き合うことしかし、醤油づくりは手間とコストばかりかかって儲けは少ない。たとえば、杉樽を新調するには1個500万円もかかるのだとか。そこで、自分たちの醤油づくりの“あるがまま”の姿を見てもらうことを思いついた。自分たちが大切にしているものを、製造工程なども含めて見てもらい、味や香りを確かめて、気に入ってもらったならば購入してもらう。 |
樽造りの製法を残していくヤマロク醤油では、2009年に木樽を一挙に12も新調した。今の時代に木樽を新調する醤油蔵は珍しいという。ヤマロク醤油の樽は、良い木を使っているため、孫の代まで使える丈夫なもの。杉樽職人もいまや全国に4人ほどしかいないということで、樽仕込みの製法を残していくためにも新調に踏み切ったのだとか。
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ACCESS
- ヤマロク醤油株式会社
- 香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
- URL http://yama-roku.net/