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日本で受け継がれた海外のデザイン江戸切子の紋様には決まったパターンがある。「だいたい10数種類のパターンの幾何学紋様が基本としてあるんです」と話してくれたのは小林淑郎さん。お祖父さんのころから3代続く、江戸切子の職人だ。 |
古いものと新しいものと小林さんの家は、代々続く江戸切子の職人さんの家。現在は息子の小林昂平さんが4代目を継いで活躍もしている。そういう家ならではの、昔ながらの道具などもたくさん残っている。 「道具がよくなると職人の腕は落ちます。でもそれが悪いことかといえば必ずしもそうとは言えない。導入しないとやっていけないという事実もある」 古き伝統の中に、新しい技術が入ってくる。いつの時代の伝統も同じ壁にぶつかり変化していく。そうした江戸切子の変化が小林さんの工房には残されていた。 |
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角が合わなくなってくる…江戸切子の大きな特徴は、マス目を使った幾何学紋様のような図柄。作品として見れば“美しさ”だが、ひとたびその模様を描くとなると“難しさ”という壁になる。それを中田が身をもって体験。 |
ACCESS
- 江戸切子 小林
- 東京都江東区猿江2-9-6
- URL https://www.edokiriko1908.com/