あわじビーフ
古来より兵庫県の但馬地方と淡路島では牛が飼育され、田畑を耕したり、輸送の役牛として用いられてきた但馬牛。近代、牛肉を食べる文化が広がってからは、肉が良質で繁殖力が強い黒毛和牛として、また神戸牛や松阪牛といったブランド牛の素牛として多くの人々に親しまれている。1986年、淡路島で最高級の黒毛和牛「あわじビーフ」が誕生。1つ、淡路島で生まれた牛。二つ、淡路島で肥育された牛。三つ、淡路の食肉センター及び、兵庫県内の食肉センターで解体処理された牛。四つ、同協議会が定める品種評価基準により選定した牛。これら「あわじビーフ」の条件は、多種と交配しないという血統へのこだわりと、淡路島の自然環境によって優良な牛を育てることができるという確信に基づいている