![]() |
本州最北端で生まれた下北ワイン 青森県下北半島から誕生した極上のワインが下北ワイン。赤ワインはやわらかな酸味でほどよい重さが、白ワインは香り高いフルーティーな味わいが人気を呼んでいる。その下北ワインを作っているのがサンマモルワイナリーだ。 |
試行錯誤を重ねぶどう栽培に成功 世界各地でワイン用のぶどうが栽培されているのは、北緯30~50度のところが多い。一般的にワインベルトと呼ばれるこの緯度に、緯度41度の下北はぴったりとはまる。フランスやドイツと違い日本は雨の多い国。しかし下北は梅雨もあまりなく、日本の中ではワイン栽培に最適の地といっていいところだった。しかし最大の敵は雪。その対策も含め、1996年よりワイン用ぶどう栽培の権威である志村富男博士と試行錯誤を繰り返した。 |
![]() |
|
ピノノワールが作り出す色と味サンマモルワイナリーで有名なのは、ピノノワールのワイン。ピノノワールというぶどうはフランスブルゴーニュ地方のワイン用ぶどう品種のひとつで、美しいルビーの色をした赤ワインを生み出す。ピノノワールのぶどう畑を見学させていただいたあとワイナリーで試飲をさせてもらう。まず中田の目が行ったのがピノノワールが描き出すワインの「色」だった。向こうが透けないほどに強い色が出る。「北の地のピノノワールではこれほどの色はあまりでないんです。粘土質の土がかえってよくて、この色が出ているのではないかと思っています」と社長は言う。口にするとほどよいさわやかな酸味が口に広がる。ピノノワールの赤ワインは発売するとすぐに売り切れてしまうというほど人気だそう。生産者の情熱が作り出した100%純国産のワインが下北ワインなのだ。 |
ACCESS
- 有限会社サンマモルワイナリー 下北ワイン
- 青森県むつ市川内町川代1番地6
- URL http://www.sunmamoru.com/