<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>和歌山県 - NIHONMONO</title>
	<atom:link href="https://nihonmono.jp/area/wakayama/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
	<lastBuildDate>Mon, 17 Aug 2026 08:42:37 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.8</generator>

<image>
	<url>https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/06/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>和歌山県 - NIHONMONO</title>
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>和歌山の梅を、酒と健康の価値へ。「中野BC」90余年の探究／和歌山県海南市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/55135/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/55135/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Aug 2026 08:39:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[新着記事]]></category>
		<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[長久庵]]></category>
		<category><![CDATA[バイオケミカルクリエーション]]></category>
		<category><![CDATA[サワーの素]]></category>
		<category><![CDATA[酒造]]></category>
		<category><![CDATA[梅酒]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=55135</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a7977f16a8ed83312134823d1b216c60.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>熊野三山（くまのさんざん）への参詣道として、多くの人が歩いた熊野古道。そのうち、和歌山を南へたどる「紀伊路（きいじ）」は、海南市にある藤白（ふじしろ）地区を通っている。 近くには、旅人が道中で参拝した「熊野九十九王子（く [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/55135/">和歌山の梅を、酒と健康の価値へ。「中野BC」90余年の探究／和歌山県海南市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a7977f16a8ed83312134823d1b216c60.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>熊野三山（くまのさんざん）への参詣道として、多くの人が歩いた熊野古道。そのうち、和歌山を南へたどる「紀伊路（きいじ）」は、海南市にある藤白（ふじしろ）地区を通っている。 近くには、旅人が道中で参拝した「熊野九十九王子（くじゅうくおうじ）」のひとつで、特に格式が高いとされた藤白王子の旧跡･藤白神社があり、その境内には、全国の「鈴木さん」のルーツとされる鈴木屋敷が残る。熊野から移り住んだ鈴木一族は、この地を拠点に熊野信仰を全国へ広めたと伝わり、藤白は古くから人や文化が行き交う場所だった。そんな藤白に居を構え、わずか3代で和歌山県トップクラスの生産量へと成長した酒造会社「中野BC」がある。</p>



<h2 class="wp-block-heading">酒蔵への夢から始まった、挑戦の歴史</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d70e7cef71d3224f35e01531fec77151.jpg" alt="" class="wp-image-55141" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d70e7cef71d3224f35e01531fec77151.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d70e7cef71d3224f35e01531fec77151-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d70e7cef71d3224f35e01531fec77151-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>中野BCの創業は1932年にさかのぼる。代表取締役社長･中野幸治さんの祖父は酒造りへの夢を抱いていたが、当時、酒蔵を始めるには酒造免許の取得に加え、多額の資金が必要だった。そこでまず、「中野醤油店」として醤油造りを始め、事業の礎を築きながら、酒造りに乗り出す時を待った。</p>



<p>「祖父は酒造りへの憧れを胸に抱きながら、まずは醤油事業で足元を固めたそうです」と、中野さんは、簡単にはかなわなかった祖父の夢と、そのために重ねた歳月を静かに振り返る。</p>



<h3 class="wp-block-heading">時代に寄り添う酒造り</h3>



<p>創業から17年を経た1949年、醤油事業を通じて酒造りに乗り出す基盤が整い、念願の酒造業へと踏み出した。最初に手がけたのは焼酎。日本を象徴する富士山と、蔵を構える海南市藤白（ふじしろ）の名を重ね、「富士白（ふじしろ）」と名付けた。醤油造りで事業の礎を築きながら、長年待ち続けた創業者の夢が、ようやく形になった。</p>



<p>それから9年後の1958年には、日本酒造りへの参入に伴い、「中野酒造」へ社名を変更。今日まで親しまれている銘柄「長久（ちょうきゅう）」が誕生した。県内で62番目の造り酒屋という後発の蔵で、 当初は販売に苦戦したという。それでも、日々の食卓で親しまれる酒を目指し、品質に磨きをかけながら地道にものづくりを重ねてきた。</p>



<p>受け継がれてきた酒造りも、時代とともにその姿を変えている。現在の日本酒が目指すのは、しっかりとしたうま味がありながら、口の中ですっとほどけるような軽やかさ。料理の味を引き立て、飲み進めても重さを感じさせない酒へと、時代の嗜好（しこう）に寄り添いながら酒質を磨き続けている。</p>



<p>やがて、酒造りの領域は梅酒へと広がり、発酵や抽出などの技術を生かした健康食品の開発にも着手した。酒造会社として積み重ねてきた知識を、酒だけにとどめず、新たな分野へと展開していったのである。</p>



<p>その姿勢を社名にも表したのが、2002年の「中野酒造」から「中野BC」への変更だった。「BC」は、「生化学の創造」を意味する「バイオケミカルクリエーション」に由来する。酒類と健康食品の両分野で研究開発を進め、和歌山の素材が持つ力を引き出し、新たな価値へとつなげていく。そこには、創業以来受け継がれてきた探究の精神が込められている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">年間1000ｔ以上の梅と向き合う</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/3a87169e1ca1ce4e887770c1a3e02fa1.jpg" alt="" class="wp-image-55142" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/3a87169e1ca1ce4e887770c1a3e02fa1.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/3a87169e1ca1ce4e887770c1a3e02fa1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/3a87169e1ca1ce4e887770c1a3e02fa1-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>醤油醸造から酒造りへと歩みを進めた中野BCが、紀州の梅を原料とする梅酒の製造を始めたのは1979年。現在では、梅酒や梅エキス、梅果汁などの梅関連商品が、収益を支える大きな柱となっている。 毎年1000ｔ以上の梅を仕入れ、用途や品種、収穫時期に応じて加工しているという。&nbsp;</p>



<p>品質を磨き続け、1990年には梅酒が世界的な品質審査「モンドセレクション」で金賞を受賞した。&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading">収穫の時期で変わる、梅の香りと味わい </h3>



<p>梅酒蔵に足を踏み入れると、目の前に現れるのは、40基を超える巨大なタンク。中では、梅の香りや酸味が酒へとゆっくり溶け込み、時間を味方につけながら、ひとつの味わいへと育っていく。</p>



<p>同じ品種の梅でも、収穫する時期によって香りや酸味、果実の状態は異なるという。</p>



<p>青さが残る早い時期の梅は、爽やかで若々しい香りを生む。一方、太陽を浴びて紅色に染まった梅は、より華やかで豊かな香りを持つ。中野さんは「造りたい梅酒の味わいを思い描き、それに合ったタイミングで収穫された実を選ぶことが重要だ」と話す。</p>



<p>さらに、理想の味わいだけでなく色も表現するために梅の品種も使い分ける。梅の生産量日本一を誇る和歌山県の梅の中でもとりわけ名が知れた「南高梅」だけに頼らない。梅とスモモを交配して作られ、果肉まで赤く色づく「露茜（つゆあかね）」や、果皮が鮮やかな紅紫色をした小梅「パープルクイーン」など品種ごとの特性を追究 。品種や熟成年数の異なる原酒を、ワインのブレンドのように組み合わせる「アッサンブラージュ梅酒」 の開発にも取り組んでいる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">梅の個性を引き出す、時間と技術 </h3>



<p>基本となる梅酒は、梅、砂糖、ホワイトリカーをタンクに入れて仕込む。</p>



<p>仕込みから半年ほどたったところで梅の実を取り出し、さらに時間をかけて熟成。梅に由来するえぐみが落ち着き、香りや酸味、甘みが調和した梅酒へと育てていく。中には10年以上熟成させた原酒も保管されているそうだ。</p>



<p>梅酒は甘い酒という印象を持たれやすい。しかし、ただ甘くするだけでは飲み飽きてしまう。甘みを支える酸味や、後味を引き締める要素をどのように設計するか。そのバランスに、造り手の経験と技術が表れる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">家庭の味から、世界へ広がる梅酒 </h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d38a8793da1d2cb5f1bf05795f2cb4b4.jpg" alt="" class="wp-image-55143" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d38a8793da1d2cb5f1bf05795f2cb4b4.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d38a8793da1d2cb5f1bf05795f2cb4b4-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d38a8793da1d2cb5f1bf05795f2cb4b4-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>梅の産地･和歌山では、収穫した梅を家庭で漬ける習慣が根付き、梅酒は長く「家で造るもの」として親しまれてきた。そのため、梅、砂糖、ホワイトリカーで仕込むだけでは自家製との違いを打ち出しにくく、商品として定着させるのは容易ではなかったという。</p>



<p>そこで中野BCは、赤じそや緑茶、果物を組み合わせるなど、家庭では造りにくい味わいを追求。2000年前後には健康志向の高まりを背景に、梅酒が女性を中心に注目されるようになり、日本酒やウイスキーをベースにしたもの、果汁を加えたものなど、楽しみ方も大きく広がっていった。</p>



<p>現在、中野BCが手がける梅酒は約30種類。梅の品種や熟成年数の違いを生かした本格梅酒から、レモンや緑茶などを合わせた親しみやすい商品まで、多彩な味わいを展開している。</p>



<p>その梅酒は、いまや海外事業を支える中心的な存在だ。中国や台湾、香港、韓国をはじめ、タイ、シンガポール、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツなど約30カ国へ輸出。梅になじみのあるアジアだけでなく、リキュール文化が根付く欧米でも受け入れられている。</p>



<p>各家庭で育まれてきた梅酒は、造り手の工夫によって商品としての個性を備え、海外で「UMESHU」と呼ばれ、親しまれる存在へ 。和歌山の暮らしに根付いた一杯が、海を越え、新たな飲み手との出会いを広げている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本庭園と酒蔵がつなぐ、ものづくりと観光 </h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/59f8c19f0832350ce5387febfaaefcc5.jpg" alt="" class="wp-image-55144" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/59f8c19f0832350ce5387febfaaefcc5.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/59f8c19f0832350ce5387febfaaefcc5-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/59f8c19f0832350ce5387febfaaefcc5-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>約1万坪の敷地のうち、半分ほどを占める広大な日本庭園。庭園内にある池は、もともと焼酎を蒸留する際の冷却水を確保するために造られたものだった。その後、酒蔵を訪れる人を迎える場として整備され、現在は錦鯉や白鳥が泳ぐ、緑豊かな風景が広がっている。</p>



<p>池の広さは約3000坪。庭園は創業者自らが手を入れ、長い年月をかけて形づくってきたという。酒造りに欠かせない水を支えた池が、今では酒蔵の歴史と和歌山の豊かな自然を伝える場所となっている。</p>



<p>中野BCは、以前から酒蔵見学などの観光事業にも力を入れてきた。製造現場を開き、酒造りの歴史や技術を伝えることは、訪れる人に楽しんでもらうだけでなく、働くスタッフの意識を高めることにもつながっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">酒蔵を、地域と人が集まる開かれた場所へ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/e614da490e2b5107900a5448d31250ce.jpg" alt="" class="wp-image-55145" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/e614da490e2b5107900a5448d31250ce.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/e614da490e2b5107900a5448d31250ce-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/e614da490e2b5107900a5448d31250ce-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p> 2026年4月、中野BCは直営店「長久庵（ちょうきゅうあん）」を、本社向かいに移設し、リニューアルオープンした。以前の売店は酒蔵の敷地内にあり、初めて訪れる人にとっては、少し足を踏み入れにくい場所だったという。</p>



<p>新たな「長久庵」には、日本酒や梅酒、健康食品をはじめ、直営店ならではの商品が並ぶ。試飲を楽しめるコーナーに加え、同じ海南市にある黒沢牧場が手がけたジェラートも登場。牧場のミルクを生かした「ミルク」のほか、梅やまりひめ、三宝柑、ほうじ茶など、和歌山の素材を取り入れた味わいがそろい、酒を飲まない人や子ども連れの家族も楽しめる。</p>



<p>酒を買うためだけの売店から、地域の人や観光客が気軽に立ち寄り、中野BCのものづくりや和歌山の味に触れられる場所へ。酒蔵と人との距離を近づける、新たな入り口が生まれている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自分の手で仕込み、梅の変化を楽しむ </h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/fc7e63062e0b0d363f9cd6b3361c581a.jpg" alt="" class="wp-image-55146" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/fc7e63062e0b0d363f9cd6b3361c581a.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/fc7e63062e0b0d363f9cd6b3361c581a-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/fc7e63062e0b0d363f9cd6b3361c581a-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「長久庵」に隣接する梅酒づくり体験施設では、 自分だけの一瓶を仕込む体験も行っている。</p>



<p>まずはボトルを消毒し、梅を一粒ずつ丁寧に拭いて、竹串でヘタを取り除く。下ごしらえを終えた梅と氷砂糖を瓶に重ね、最後にホワイトリカーを注げば、仕込みは完了。</p>



<p>ひとつひとつの作業はシンプルだが、瓶の中では、仕込んだ直後から目に見えない変化が始まる。 砂糖は甘みを加えるだけでなく、浸透圧によって梅に秘められた香りや酸味を引き出す役割も担うとのこと。</p>



<p>使う砂糖の量や種類によって、出来上がる梅酒の表情もさまざま。氷砂糖なら澄んだ甘みに、てんさい糖ならやわらかな風味に、蜂蜜を使えば、ふくよかなコクが加わる。半年後の味わいを思い描きながら仕込む時間もまた、梅酒造りの楽しみだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">味を思い描きながら </h3>



<p>仕込んだ梅酒は自宅へ持ち帰り、最初の約3カ月は瓶を時々上下に返して、砂糖と梅をゆっくりとなじませていく。その後、さらに約3カ月寝かせると、待ちに待った飲み頃に。</p>



<p>瓶の中では、氷砂糖が少しずつ溶け、透明だった液体がゆるやかに琥珀色へと変わっていく。その移ろいを見守る時間も、自分で仕込んだからこそ味わえる楽しみのひとつだ。</p>



<p>酒蔵で育つ一本にも、家庭で漬ける一瓶にも、流れる時間は同じ。梅の香りや酸味をじっくりと引き出し、ひとつの味わいへと育てていく。そこには、昔から受け継がれてきた梅酒造りの知恵が息づいている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">酒造りの技術と研究を、新たな価値へ </h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/124428d7dc3f55c707eb2b56a62c8ebf.jpg" alt="" class="wp-image-55150" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/124428d7dc3f55c707eb2b56a62c8ebf.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/124428d7dc3f55c707eb2b56a62c8ebf-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/124428d7dc3f55c707eb2b56a62c8ebf-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>酒造りを通して磨いてきた技術は、酒だけに生かされているわけではない。中野BCでは、発酵や抽出、培養に関する知識を応用し、健康食品や香りを生かした商品へと事業の幅を広げている。&nbsp;</p>



<p>一見すると、それぞれ異なる分野のように見える。しかし、根底にあるのは、素材を丁寧に見つめ、研究を重ねながら、その中に眠る力を引き出そうとする姿勢だ。</p>



<p>掲げる社是は、「衆智を持って常に創造せよ」。社員一人ひとりが持つ知恵や経験を集め、新しい商品や技術、価値を生み出していく。その言葉を体現するように、酒蔵で培われた技術は、和歌山の素材を生かす新たなものづくりへとつながっている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">和歌山の恵みを、酒と香りに </h3>



<p>梅だけではない。ミカンや山椒（サンショウ）、ジャバラ、スギ、ヒノキなど、和歌山には土地の風土を映す多彩な素材がある。</p>



<p>中野BCでは、それぞれの香りや味わいを酒に生かしてきた。そのひとつが、富士白蒸留所のクラフトジンだ。「槙‐KOZUE‐」にはコウヤマキを中心に、温州ミカンやレモンの皮、山椒の種を使用。「香立‐KODACHI‐」には、紀州杉や紀州ヒノキ、かんきつの皮、山椒の種などを組み合わせている。温州ミカンと山椒はいずれも、和歌山県が生産量全国一を誇る特産物。紀州杉や紀州ヒノキも、山林に恵まれた和歌山の風土を映す素材だ。 森を思わせる香りに、かんきつの爽やかさや、山椒がもたらす後味の切れを重ね、和歌山の風景を一杯の中に表現している。</p>



<p>酒だけでなく、素材から香りの成分を取り出す技術を生かし、山椒などを使ったアロマオイルの開発にも取り組む。酒では味わいと香りを、アロマでは空間に広がる香りを。それぞれ用途は異なっても、植物の個性を丁寧に引き出す姿勢は共通している。 立ち上る香りまで丁寧に見つめる姿勢は、酒造りにも健康食品にも通じている。</p>



<p>ただ「和歌山産だから」という理由で使うのではない。苦みや渋み、酸味、香りの強さまでを分析し、どのように組み合わせれば素材の魅力が最も引き立つのかを探る。そこには、地域の恵みを研究し、新たな価値へと導く、中野BCならではのまなざしがある。</p>



<h3 class="wp-block-heading">食卓に寄り添い、和歌山を映す日本酒 </h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d75a9d341e94412e0ffb3e26a08a4f13.jpg" alt="" class="wp-image-55148" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d75a9d341e94412e0ffb3e26a08a4f13.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d75a9d341e94412e0ffb3e26a08a4f13-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/d75a9d341e94412e0ffb3e26a08a4f13-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>中野BCの日本酒を代表するのが、「長久（ちょうきゅう）」「超久（ちょうきゅう）」「紀伊国屋文左衛門（きのくにやぶんざえもん）」だ。</p>



<p>「長久」は、「長く久しく愛される酒に」との願いを込めた銘柄。日々の食卓に寄り添う酒として、長年親しまれてきた。その名を受け継ぐ「超久」は、先代を超える技術で、より質の高い酒を目指そうという思いから生まれた特定名称酒のシリーズだ。読みは同じでも、「長」を「超」に替え、酒造りへの新たな志を表している。</p>



<p>「紀伊国屋文左衛門」は、和歌山ゆかりの豪商の名を冠した銘柄。江戸へミカンを運んだと伝わる人物の物語を重ね、和歌山らしさを日本酒で表現している。</p>



<p>かつては甘みと厚みを感じさせる酒が中心だったが、時代とともに酒質も変化してきた。米のうま味やふくらみを残しながら、口の中ですっと消えるような軽やかさを追求。料理の味を引き立て、次の一口へとつながる食中酒を目指してきた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">酒蔵の枠を越え、和歌山の素材を未来へ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a0592b4d1a83701d74a1c341aefa85cb.jpg" alt="" class="wp-image-55149" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a0592b4d1a83701d74a1c341aefa85cb.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a0592b4d1a83701d74a1c341aefa85cb-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2026/08/a0592b4d1a83701d74a1c341aefa85cb-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>国内では、日本酒や梅酒の市場が伸び悩み、異常気象による梅の不作も続く。原料を安定して確保し、品質を守りながら、次の世代に選ばれる商品を生み出す。中野BCが向き合う課題は、決して少なくない。</p>



<p>それでも、挑戦は止まらない。熟成やブレンドによって梅酒の新たな味わいを探り、和歌山から海外へ届ける。さらに、酒造りで培った知識と技術を健康分野や新たな素材へ広げ、地域の恵みに、これまでになかった価値を重ねていく。</p>



<p>土地から受け取った素材を、造り手の知恵と技術で磨き、次の時代へと手渡す。醤油造りに始まり、酒、健康食品、香りの分野へと可能性を広げてきた中野BC。その根底にあるのは、地域の素材を見つめ、まだ知られていない力を引き出そうとする姿勢だ。</p>



<p>素材の特徴を知り、工程を読み、何度も試しながら、目指す味や香りを組み立てていく。手掛ける分野は幅広くても、どれも中途半端にはしない。そこに共通するのは、「もっと知りたい」という好奇心と、思い描いたものを形にする技術である。</p>



<p>和歌山の素材に、まだどんな味や香りが眠っているのか。その答えを探し、形にしていくことこそが、中野BCらしいものづくりなのだ。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/55135/">和歌山の梅を、酒と健康の価値へ。「中野BC」90余年の探究／和歌山県海南市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/55135/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>まるで飲むみかん、極上のみかんジュース「早和果樹園」秋竹新吾さん／和歌山県有田市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/32696/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/32696/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 23 Nov 2020 08:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=32696</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/11/main-4-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>ブランドみかん「有田みかん」の生産、加工、販売までを一手に手掛ける果樹園。和歌山県の有田地方は、みかんの栽培に適した自然を持つ地域と言われ、その歴史は古く、1574年から始まったとも伝えられています。 みかんと聞いて、思 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/32696/">まるで飲むみかん、極上のみかんジュース「早和果樹園」秋竹新吾さん／和歌山県有田市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/11/main-4-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>ブランドみかん「有田みかん」の生産、加工、販売までを一手に手掛ける果樹園。<br>和歌山県の有田地方は、みかんの栽培に適した自然を持つ地域と言われ、<br>その歴史は古く、1574年から始まったとも伝えられています。</strong></p>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_pic_09_2.jpg?v=1599819523" alt="最新技術を用いて安定した<br&gt;
「おいしいみかんづくり」に取り組んでいます" style="width:825px;height:550px"/></figure>



<p>みかんと聞いて、思い浮かべるのは愛媛や和歌山。なかでも早和果樹園がある和歌山県は全国生産量トップ。みかんの生産、加工、販売までを一手に手掛けるこの果樹園で育てられるブランドみかん「有田みかん」は、これまで食べたどのみかんとも違うおいしさを放っていた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">みかん全国生産量ランキング１位の実力</h2>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_pic_09_1.jpg?v=1599819523" alt="和歌山県のブランドみかん<br&gt;
「有田みかん」を育てる果樹園です" style="width:825px;height:550px"/></figure>



<p>令和元年度のみかん生産収穫量が全国で約75万トン。そのうち、和歌山県は最も多い15万トンを生産している。なかでも、同県有田市の生産量は全国の生産量の約１割を占める8万トンにものぼる。この地でつくられているのが、中田英寿がいろいろなジュースを飲んだなかで、「他とはまったく違った」と絶賛する早和果樹園のみかんジュースだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">落ち込むミカン消費に起死回生の歴史</h3>



<p>「このあたりでは400年以上前からみかんを栽培してきたと言われています。昭和40年代後半から50年代のはじめにかけては、全国で約360万トン生産されていました。有田にも5000軒のみかん農家があったんです。でもその後、つくりすぎで価格が下がり、海外からさまざまな柑橘が輸入されるようになるとどんどん生産量が落ちて、現在は70〜80万トン。全盛期の２割ほどになっています」（早和果樹園・秋竹新吾会長）</p>



<p>そんな“みかん受難”の時代、1979年に地域で先進的な７軒の農家が集まり、早和果樹園の前身「早和共撰組合」が立ち上がった。当初はハウスみかんに取り組み、夏場の贈答用で注目を集めた。2000年には、有限会社早和果樹園として法人化。2005年には株式会社に組織変更。そんな流れのなかで生まれたのが、極上のみかんジュース「味一しぼり（現：味こいしぼり）」だった。</p>



<p>「初めてつくったとき百貨店の販売担当の方に飲んでもらったら、『こんなジュースは飲んだことがない。強気の値段でいきましょう』と言われて、720mlを1260円で売り出したんです。酒より高いジュースが売れるのかなと半信半疑でしたが、試飲販売をするとどんどん買っていってもらえる。最初は東京で火がつき、徐々に地元でも売れるようになっていきました」</p>



<h2 class="wp-block-heading">最新技術を使った「おいしいみかんづくり」</h2>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_pic_09_3.jpg?v=1599819521" alt="栽培から加工、販売まで手がけることで、<br&gt;
「みかん1個の価値」を高めています" style="width:825px;height:550px"/></figure>



<p>早和果樹園では、品質を揃えるための光センサー選果機や、素早い水分管理と肥培管理を行うことを目的とした「マルドリ方式」の導入、クラウドシステムを用いた新たな栽培やドローンを活用した園地管理など、新技術を柔軟に取り入れた農業をおこなっている。また、おいしいみかんを育てることだけでなく、自社のみかんをおいしさそのままに活かした商品開発にも積極的に取り組んできた。みかんを蒸気に当てて柔らかくしたものを手作業でひとつひとつ皮をむいてから裏ごし機にかける「チョッパーパルパー方式」を採用し、口に含んだ時の味わいを加工品に残している。</p>



<h3 class="wp-block-heading">美味しいのには理由がある</h3>



<p>「普通は売り物にならない果実をジュースにするんですが、私たちの場合、いいみかんだけを選んでしぼる。だから、この味になるんです」（秋竹会長）</p>



<p>和歌山県産の有田みかんを果肉部分だけ100％使用したストレートジュースは「有田みかん」そのもの。薄皮を裏ごししながら搾る工程を3回繰り返すことで細かく砕かれた栄養たっぷりの繊維質を含み、それがジュースにとろみを持たせている。その果汁を91%も用いて水を一滴も加えずに作る濃厚なゼリーも「有田みかん」をそのまま口にしたような味わいで人気が高いのも納得だ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">今だからこそ食べる価値がある</h3>



<p>食の多様化や嗜好の変化が進み、みかんの消費量が落ち込んできているなかで、早和果樹園の豊富なラインナップはお土産やギフトとしても重宝することだろう。また、この地でつくられる有田みかんにはさまざまな健康効果が期待されている。たとえば、温州みかんに該当する有田みかんには、β‐クリプトキサンチンという成分が含まれており、がん抑制に効果があると発表されている。その他にも風邪ひき防止や抗アレルギー作用、豊富なビタミンCなどの栄養素による肌質改善などなど、ストレスの多い現代だからこそ手に取る価値があるだろう。</p>



<div class="wp-block-media-text alignwide is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/11/kji4.jpg" alt=""/></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p class="has-xs-font-size">前列左・中央：味一ジュレ（現在は「果樹園のなめらかみかんジュレ」にリニューアル）  </p>



<p class="has-xs-font-size"> 前列右：黄金ジャム（現在は「果樹園のなめらかみかんジャム」にリニューアル）</p>



<p class="has-xs-font-size">中列左：味こいしぼり 180ml</p>



<p class="has-xs-font-size">中列中央：味まろしぼり　180ml　　　　　　　</p>



<p class="has-xs-font-size">中列右：飲むみかん　180ml　　　　　　　　　</p>



<p class="has-xs-font-size">後列左：みかぽん　360ml　　　　　　　　　　</p>



<p class="has-xs-font-size">後列右：おふくろスムージー　170g</p>
</div></div>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_comment_09.jpg?v=1599819523" alt="早和果樹園　社長" style="width:825px;height:550px"/><figcaption class="wp-element-caption">早和果樹園 社長 秋竹俊伸さん</figcaption></figure>



<p>みかんの味がよいだけでは売れるとは限りませんが、おいしくなければ手にとっていただけないのも事実です。常に最高のみかんの味を届けるためには、あらゆる努力を惜しみません。それを基本の考え方として、「おいしいみかんづくり」に日々挑戦し続けています。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe title="中田英寿が旅で出会った逸品「にほんもの」  中田英寿× 極上みかんの早和果樹園" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/k4g1ssqm2dM?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/32696/">まるで飲むみかん、極上のみかんジュース「早和果樹園」秋竹新吾さん／和歌山県有田市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/32696/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>南高梅と備長炭のコラボ「中道農園」／和歌山県田辺市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11050/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 18 Mar 2010 05:38:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[南高梅]]></category>
		<category><![CDATA[備長炭]]></category>
		<category><![CDATA[焼梅]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[梅栽培]]></category>
		<category><![CDATA[加工食品]]></category>
		<category><![CDATA[梅]]></category>
		<category><![CDATA[手作り]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[梅干し]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11050</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>すべて手作りの南高梅 梅が特産の紀州で、みなべ町とともに梅栽培が盛んな田辺市。その様子は「一目10万本、香り千里」といわれ、開花期には多くの花見客でにぎわう。その田辺市にあって梅栽培を行う「中道農園」は、栽培だけでなく、 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11050/">南高梅と備長炭のコラボ「中道農園」／和歌山県田辺市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">すべて手作りの南高梅</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">梅が特産の紀州で、みなべ町とともに梅栽培が盛んな田辺市。その様子は「一目10万本、香り千里」といわれ、開花期には多くの花見客でにぎわう。<br></span>その田辺市にあって梅栽培を行う「<a href="http://www.webnanki.jp/nakamiti/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">中道農園</a>」は、栽培だけでなく、梅干しの製造も行っている。梅干しに使う梅は、もちろん「中道農園」で採れた最高級品の南高梅。</p>



<p>じつはこの南高梅、味、食感は最高なのだが、ひとつだけ欠点がある。それは、果肉が柔らかいため、オートメーションによる加工が難しいこと。そのため、<span class="swl-marker mark_yellow">中道農園の梅干しはすべて手づくり</span>。大量生産というわけにはいかないが、ひとつひとつに目と手が行き届いた、丁寧な梅干しづくりができる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11131" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">やみつきになる逸品「焼梅」</h3>



<p>もうひとつ、「中道農園」で梅干しに劣らぬ人気を誇るのが、焼梅。<br><span class="swl-marker mark_yellow">紀州の特産品である備長炭を使い、ゆっくり、じっくり火を通すことで、熟成された旨みが生まれる。<br>焦げ目がついた焼梅は、酸味と甘みと香ばしさが絶妙！<br></span>南高梅と備長炭、紀州だからこそ成立するコラボレーションなのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11132" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11046/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">南高梅発祥の地“みなべ町”「月向農園」／和歌山県みなべ町 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">紀州南高梅を作り続けて85年 梅干しでも梅酒でも、最高級品といえば、紀州南高梅。その発祥の地が月向農園のある、</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11050/">南高梅と備長炭のコラボ「中道農園」／和歌山県田辺市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>本州最南端の地「潮岬」／和歌山県串本町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11052/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/11052/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 18 Mar 2010 03:43:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[最南端]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[潮岬]]></category>
		<category><![CDATA[潮岬灯台]]></category>
		<category><![CDATA[灯台]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山観光]]></category>
		<category><![CDATA[岬]]></category>
		<category><![CDATA[潮岬観光]]></category>
		<category><![CDATA[観光名所]]></category>
		<category><![CDATA[観光地]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11052</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11052_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本で最初に建設された様式灯台のひとつ「潮岬」 紀伊半島の南端、潮岬（しおのみさき）。本州最南端の地でもあるこの岬の先には、雄大な太平洋が広がるばかり。 そんな潮岬に、紀伊の穏やかな太陽に照らされて輝く1つの灯台がある。 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11052/">本州最南端の地「潮岬」／和歌山県串本町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11052_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">日本で最初に建設された様式灯台のひとつ「潮岬」</h2>



<p>紀伊半島の南端、<a href="https://kankou-kushimoto.jp/spots/%E6%BD%AE%E5%B2%AC" target="_blank" rel="noreferrer noopener">潮岬</a>（しおのみさき）。本州最南端の地でもあるこの岬の先には、雄大な太平洋が広がるばかり。 そんな潮岬に、紀伊の穏やかな太陽に照らされて輝く1つの灯台がある。<span class="swl-marker mark_yellow">日本の灯台５０選にも選ばれる、白く美しい石造の灯台、「潮岬灯台」だ。 </span>幕末の1866年、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4カ国と結んだ「改税条約」（江戸条約）によって、幕府は日本各地に8つの灯台を建築することを約束したが、「潮岬灯台」はそのなかの1つ。日本で最初に建設された洋式灯台のひとつである。</p>



<h3 class="wp-block-heading">海上交通の要衝だった</h3>



<p>条約締結から4年後の1870年に完成したが、本点灯までにはしばらく時間がかかったという。なぜなら、灯台用の機械を運搬していたイギリス船が東シナ海で沈没してしまったため。 しかし、この一帯は古くから海上交通の要衝であり、激しい風や速い流れのために運航が困難でもあった場所だ。 運搬船が沈没したからといって、点灯を遅らせることはできなかった。そのため、急遽アメリカから蒸気機関車のヘッドランプを輸入し、3年ほどは仮点灯でしのいだそう。 完成から140年間、潮岬灯台は、いまも激しい海を行く人々を導いている。<br>中田が岬に到着したのは、日も暮れかけた夕時。<br>「沖縄から、やっと本州最南端まできたか」<br>旅のスタッフと共に、和歌山までの旅の余韻を感じる一時であった。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11052_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11119" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11052_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11052_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11052/">本州最南端の地「潮岬」／和歌山県串本町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/11052/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>1</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>平和への願いが生んだ酒蔵「平和酒造」／和歌山県海南市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11044/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 05:57:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[お酒]]></category>
		<category><![CDATA[こだわり]]></category>
		<category><![CDATA[酒造り]]></category>
		<category><![CDATA[酒蔵]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[平和酒造]]></category>
		<category><![CDATA[酵母]]></category>
		<category><![CDATA[酒造]]></category>
		<category><![CDATA[山田錦]]></category>
		<category><![CDATA[日本酒]]></category>
		<category><![CDATA[梅酒]]></category>
		<category><![CDATA[酒]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11044</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「平和な時代」で酒造りをしたい 「平和酒造」の創業は1928年。その名前に「平和」の文字が入っているのには理由がある。創業以来、丁寧な酒造りで人気を博してきた平和酒造だが、太平洋大戦が始まると、戦局から休業を余儀なくされ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11044/">平和への願いが生んだ酒蔵「平和酒造」／和歌山県海南市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">「平和な時代」で酒造りをしたい</h2>



<p>「<a href="https://www.heiwashuzou.co.jp/wordpress/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">平和酒造</a>」の創業は1928年。その名前に「平和」の文字が入っているのには理由がある。<br>創業以来、丁寧な酒造りで人気を博してきた平和酒造だが、太平洋大戦が始まると、戦局から休業を余儀なくされた。しかし戦争が終わったあとも、国から酒造免許の再開を許されることはなかった。<br>そこで二代目であった山本保正さんが、国会で休業蔵再開の陳情演説を行ったのだ。<span class="swl-marker mark_yellow">戦争により蔵を閉めることになった無念さ、そして戦後という「平和な時代」で酒造りをしたいという希望を切々と語った。その情熱に多くの人々が感銘を受け、ようやく再開の許可が出たという。</span><br>そこで、蔵の再開にあたって名前に「平和」の文字を冠したのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11167" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">和歌山の味を醸し出すこだわり</h2>



<p>ところが、再開後もとんとん拍子というわけではなかった。長い間、大手酒造メーカーの桶売り蔵として、細々と酒造りを続けるしかない状態が続き、苦労したという。それでも酒造りへの情熱は捨てず、平成に入りようやくその味が認められるようになった。その原動力となったのが、「地元」にとことんこだわる気持ち。</p>



<p>果樹王国の和歌山県は、じつは稲作はあまり盛んではない。農作物の半分以上が果樹で、農地に対する水田の比率は非常に低いのである。そんな和歌山県にあり、<span class="swl-marker mark_yellow">平和酒造のある溝ノ口は、古くから稲作を中心としてきた土地だ。それゆえ、県産米にこだわり、和歌山産の酵母にもこだわってきた。</span></p>



<p>平和酒造では現在、自社田での山田錦作りも行っている。蔵元では、地元への感謝の念を込めて、季節になると、手植えや稲刈りのイベントを開催している。子どもや地域の人々がたくさん集まり、田んぼはにぎやかな笑い声に包まれるという。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11168" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img02.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11044_img02-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11022_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11022/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">モンドセレクション連続受賞の日本酒「田端酒造」／和歌山県和歌山市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">モンドセレクション34年連続最高金賞の日本酒 「モンドセレクション国際コンクール」で、22年連続最高金賞を受賞</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div>

<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11026_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11026/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">万葉の昔から受け継がれる「黒牛」名手酒造／和歌山県海南市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">時代とともに消滅した黒牛潟の名を酒に 「名手（なて）酒造」のある黒江という街は、かつては美しい入り江に囲まれた</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11044/">平和への願いが生んだ酒蔵「平和酒造」／和歌山県海南市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>南高梅発祥の地“みなべ町”「月向農園」／和歌山県みなべ町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11046/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 04:12:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[南高梅]]></category>
		<category><![CDATA[紀州]]></category>
		<category><![CDATA[紀州南高梅]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[加工食品]]></category>
		<category><![CDATA[梅酒]]></category>
		<category><![CDATA[梅]]></category>
		<category><![CDATA[農園]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[梅干し]]></category>
		<category><![CDATA[みなべ町]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11046</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>紀州南高梅を作り続けて85年 梅干しでも梅酒でも、最高級品といえば、紀州南高梅。その発祥の地が月向農園のある、みなべ町だ。古くから梅栽培のさかんだったこの地で、明治時代に通常よりも果実の大きな梅が発見され、その結果、南高 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11046/">南高梅発祥の地“みなべ町”「月向農園」／和歌山県みなべ町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">紀州南高梅を作り続けて85年</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">梅干しでも梅酒でも、最高級品といえば、紀州南高梅。</span>その発祥の地が<a href="https://minabe.net/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">月向農園</a>のある、みなべ町だ。古くから梅栽培のさかんだったこの地で、明治時代に通常よりも果実の大きな梅が発見され、その結果、南高梅が生まれた。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">月向農園は、そのみなべ町で梅だけを作り続けて85年になる。</span><br>小高い丘の上にある、およそ2.8ヘクタールの梅畑は、毎年2月ごろになると一面が白い花に覆われる。海を見下ろす花景色と、600本の梅の木が漂わせる芳香は、まさに桃源郷とでもいうような世界。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11150" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">生態系を守ること</h3>



<p>ただし、海を見下ろす丘は、景観のためだけにあるのではない。畑が丘の上にあることで土の水はけがよく、空気も乾燥気味で保たれ、病気の少ない元気な木が育つのだそう。</p>



<p>さらに<span class="swl-marker mark_yellow">月向農園では、「生態系を保つことが害虫や病気から木を守る」というポリシーのもと、除草剤も使わない。</span>土と草、虫と梅の木、すべてのバランスがうまく保たれ、少量の農薬を使うだけで、健康な梅が育つという。ここ月向農園では、自然という大きなサイクルのなかで、肉厚で柔らかな南高梅が生み出されている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11151" width="320" height="213" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11046_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11050_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11050/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">南高梅と備長炭のコラボ「中道農園」／和歌山県田辺市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">すべて手作りの南高梅 梅が特産の紀州で、みなべ町とともに梅栽培が盛んな田辺市。その様子は「一目10万本、香り千</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11046/">南高梅発祥の地“みなべ町”「月向農園」／和歌山県みなべ町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>日本三古湯に数えられる温泉 「南紀白浜温泉 ホテル川久」／和歌山県白浜町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11042/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 04:00:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[贅沢な]]></category>
		<category><![CDATA[リゾート]]></category>
		<category><![CDATA[白浜]]></category>
		<category><![CDATA[温泉]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山　白浜]]></category>
		<category><![CDATA[ホテル]]></category>
		<category><![CDATA[白良浜]]></category>
		<category><![CDATA[宿泊施設]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[ホテル川久]]></category>
		<category><![CDATA[南紀白浜温泉]]></category>
		<category><![CDATA[日本三古湯]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11042</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本三古湯に数えられる「南紀白浜温泉」 和歌山県の西部に位置する南紀白浜空港に程近い、田辺湾の海岸沿いにはひときわ目を引く黄金色の屋根のお城が佇んでいる。訪れる人々を驚かせるこのお城のような建物こそ、「南紀白浜温泉 ホテ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11042/">日本三古湯に数えられる温泉 「南紀白浜温泉 ホテル川久」／和歌山県白浜町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">日本三古湯に数えられる「南紀白浜温泉」</h2>



<p>和歌山県の西部に位置する南紀白浜空港に程近い、田辺湾の海岸沿いにはひときわ目を引く黄金色の屋根のお城が佇んでいる。訪れる人々を驚かせるこのお城のような建物こそ、「<a href="http://www.hotel-kawakyu.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">南紀白浜温泉 ホテル川久</a>（かわきゅう）」だ。<br>南紀白浜温泉は日本三古湯に数えられる歴史の深い場所である。日本書紀、風土記などの文献には「牟婁の湯（むろのゆ）」と記述が残り、古くから温泉街として賑わいをみせ、西日本有数のマリンリゾートとして発展してきた。<br><span class="swl-marker mark_yellow">「南紀白浜温泉 ホテル川久」のこだわりは夢のようなその空間。アーチ型のロビーの天井には金箔が張りめぐらされ、擬似大理石技法で作られたのブルーの柱とモノトーンを貴重とした床との対比が美しい。 また癒しの場である大浴場の壁面には、仙人画、漢詩が描かれ「不老長寿」の願いが込められている。</span></p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11177" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">非日常を楽しむ</h3>



<p>客室は全てスイートルームとなり、内装やファブリックの全てが一部屋ずつ異なるコンセプトによって作り上げられている。さらに、2世帯、3世帯で訪れるファミリー向けに設計されたメゾネットタイプのお部屋があるのも嬉しい心配りだ。<br>お食事はまさに異国を想わせる「メインダイニング＆グリル フォルナーチェ」や「レストラン イゾラベラ」にて、旬の食材を贅沢に利用したお料理が頂ける。その他に、懐石料理のレストランや和食レストラン、朝食と夕食で利用が可能。<br>行き届いたサービスに、いつまでも見飽きない建築や内装の数々。まるで空想の世界のような空間で、心行くまで旅の非日常を楽しむことができるお宿だ</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11178" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11042_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11042/">日本三古湯に数えられる温泉 「南紀白浜温泉 ホテル川久」／和歌山県白浜町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>炭のなかの王様“紀州備長炭”「喜八窯」／和歌山県田辺市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11048/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 03:48:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[紀州]]></category>
		<category><![CDATA[備長炭]]></category>
		<category><![CDATA[炭]]></category>
		<category><![CDATA[喜八窯]]></category>
		<category><![CDATA[焼き肉]]></category>
		<category><![CDATA[焼き鳥]]></category>
		<category><![CDATA[紀州備長炭]]></category>
		<category><![CDATA[木炭]]></category>
		<category><![CDATA[高級炭]]></category>
		<category><![CDATA[工芸品]]></category>
		<category><![CDATA[空海]]></category>
		<category><![CDATA[田辺市]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11048</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>焼き鳥や焼き肉に欠かせない備長炭 高級炭としておなじみの備長炭。紀州は、国産備長炭の約7割を占める「炭どころ」である。もともと備長炭は、江戸時代に紀州の「備中屋長左衛門」がつくったことから、その名前がつけられたという。  [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11048/">炭のなかの王様“紀州備長炭”「喜八窯」／和歌山県田辺市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">焼き鳥や焼き肉に欠かせない備長炭</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">高級炭としておなじみの備長炭。紀州は、国産備長炭の約7割を占める「炭どころ」である。</span>もともと備長炭は、江戸時代に紀州の「備中屋長左衛門」がつくったことから、その名前がつけられたという。</p>



<p>江戸時代のころは、大阪や江戸にも紀州備長炭が大量に出荷され、火力が強く火持ちもよいことから、一級品として取り扱われていたという。そして、紀州の技術が高知や宮崎に伝わり、土佐備長炭や日向備長炭が生まれたともいわれている。そもそも炭焼きの技術は、空海が唐に留学した際に持ち帰ったともいわれているので、空海のお膝元である紀州の炭が良質であるのは当然のことなのだ。<br><span class="swl-marker mark_yellow">今回訪ねた「喜八窯」は、和歌山県が認定する「紀州備長炭指導製炭士」に選定されている廣田喜八さんの工房。</span>廣田さんは幼いころから父のもとで修行を重ね、独立後も伝統の製法を守ってきた。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11139" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">窯出しのタイミングが出来を左右する</h3>



<p>「単に備長炭を焼くだけなら1年でできる」と語る廣田さんだが、本当に質の良いものを焼くには「自分もまだまだ」だそう。<span class="swl-marker mark_yellow">「本物」の備長炭は、拍子木のように叩き合わせると、キンという金属にも似た硬質な音がする。</span><br>そんな「本物」を焼くには、長年の経験と修行が必要なのだ。<span class="swl-marker mark_yellow">もっとも大切なのは、炭を窯から取り出すタイミングだ。それは経験と勘だけがモノをいう。</span><br>そのため廣田さんは窯から目を離さず、タイミングとあらば、朝も夜もなく、窯出しの作業を始めるという。炭づくりに生活をすべて捧げた職人魂である。本物の職人が仕上げた、本物の備長炭がここにあるのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11140" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11048_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11040/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">那智黒石で作られる「皇室献上硯」山口光峯堂／和歌山県那智勝浦町 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">書道家に愛される那智黒石の硯 その昔、熊野詣に訪れた旅人たちは、旅の証としてこぞって那智黒石（なちぐろいし）を</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11048/">炭のなかの王様“紀州備長炭”「喜八窯」／和歌山県田辺市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>熊野信仰の源流を辿る「熊野三山」／和歌山県</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11038/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Mar 2010 07:03:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[熊野三山]]></category>
		<category><![CDATA[熊野詣]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山観光]]></category>
		<category><![CDATA[熊野本宮大社]]></category>
		<category><![CDATA[熊野速玉大社]]></category>
		<category><![CDATA[神社]]></category>
		<category><![CDATA[熊野那智大社]]></category>
		<category><![CDATA[国宝]]></category>
		<category><![CDATA[世界遺産]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11038</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>神々が隠れ籠る深い自然 熊野の信仰 いにしえの昔より、神々が隠れ籠もる聖域とされてきた熊野。自然崇拝に根ざした神道と、のちに伝わった仏教が共存し、さまざまな信仰形態を育んだ神仏の霊場である。熊野とはもともと「隈の処」と書 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11038/">熊野信仰の源流を辿る「熊野三山」／和歌山県</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">神々が隠れ籠る深い自然 熊野の信仰</h2>



<p>いにしえの昔より、神々が隠れ籠もる聖域とされてきた熊野。自然崇拝に根ざした神道と、のちに伝わった仏教が共存し、さまざまな信仰形態を育んだ神仏の霊場である。熊野とはもともと「隈の処」と書いたといわれる。地理的には京や奈良の近くにありながらも、その間には3600峰ともいわれる山々が立ちふさがり、<span class="swl-marker mark_yellow">異界の象徴、「死者の住む国」とされてきたのである。</span><br></p>



<h3 class="wp-block-heading">浄土信仰の広まりと熊野詣でのブーム</h3>



<p>その熊野詣でがブームになったのは、阿弥陀仏を唱えれば極楽浄土に行けるという浄土信仰が広がった11世紀ごろから。平安後期から鎌倉前期にかけては上皇たちが競うように熊野御幸に勤しみ、後白河法皇はなんと34回も参詣したといわれている。京から往復するには、約1カ月。出発の数日前から水垢離をおこない、一切のなまぐさを断って、苦行の旅に出かける。<span class="swl-marker mark_yellow">馬に乗っては苦行にならないため、上皇といえども徒歩で参詣するのがならわしだったという。</span></p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11201" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">熊野は「死者の国」から「現世の浄土」へ</h2>



<p>熊野には3つの大社があり、総称して「熊野三山」という。浄土信仰が広まった平安時代以降、熊野三山が祀る神々はそれぞれ次のように捉えられてきた。<br>本宮大社の主祭神、「家津美御子大神」（けつみこのおおかみ）は阿弥陀如来とされ、“西方極楽浄土”の地。速玉大社の「熊野速玉男神」（くまのはやたまおのかみ）は薬師如来とされ、“東方浄瑠璃浄土”の地。那智の大滝を祀る那智大社の「熊野牟須美神」（くまのふすみのかみ）は千手観音とされ、“南方補陀落浄土”の地。こうして、<span class="swl-marker mark_yellow">「死者の国」だった熊野は、現世の浄土とみなされるようになったのである。</span><br></p>



<h3 class="wp-block-heading">世界に認められた熊野</h3>



<p>2004年7月には、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、いわゆる<a href="https://www.hongu.jp/kumanokodo/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">熊野古道</a>が世界遺産に登録された。現世の穢れが清められ、新たな自分へと再生する熊野。<br>平安の昔から、人々が救いを求めて歩きつづけてきた道は、現在も静謐な空気をまとって私たちを迎えてくれる。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11200" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11038_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11032_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/11032/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">空海の眠る真言密教の聖地「高野山真言宗 総本山金剛峯寺」／和歌山県高野町 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">「一山境内地」と称される高野山 紀伊半島の北部、紀伊山地に位置する高野山。古くから霊験あらたかな山として祀られ</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11038/">熊野信仰の源流を辿る「熊野三山」／和歌山県</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>那智黒石で作られる「皇室献上硯」山口光峯堂／和歌山県那智勝浦町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11040/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Mar 2010 06:04:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[書道]]></category>
		<category><![CDATA[硯]]></category>
		<category><![CDATA[工芸品]]></category>
		<category><![CDATA[伝統工芸]]></category>
		<category><![CDATA[和歌山県]]></category>
		<category><![CDATA[熊野詣]]></category>
		<category><![CDATA[那智黒石]]></category>
		<category><![CDATA[すずり]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11040</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>書道家に愛される那智黒石の硯 その昔、熊野詣に訪れた旅人たちは、旅の証としてこぞって那智黒石（なちぐろいし）を持ち帰ったという。この石は熊野市神川町で産出される鉱物で、磨くと光沢を帯び黒く光り輝き、ほかの宝石にはない静謐 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11040/">那智黒石で作られる「皇室献上硯」山口光峯堂／和歌山県那智勝浦町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">書道家に愛される那智黒石の硯</h2>



<p>その昔、熊野詣に訪れた旅人たちは、旅の証としてこぞって<a href="https://www.nachiguroishi.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">那智黒石</a>（なちぐろいし）を持ち帰ったという。この石は熊野市神川町で産出される鉱物で、<span class="swl-marker mark_yellow">磨くと光沢を帯び黒く光り輝き、ほかの宝石にはない静謐でしっとりとした美しさを放つ。</span><br>現在、那智黒石は、自然のまま庭石などに使われるのはもちろん、碁石や那智黒手磨き工芸品と呼ばれる置物などの成型品として売られている。そのなかでも有名なのが硯（すずり）。<br>緻密な石質と適度な硬度がバツグンの「摺り心地」をもたらし、多くの書道家たちに愛されているのである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11190" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">一度摺れば分かる特別な那智黒石の硯</h2>



<p>今回訪ねた「山口光峯堂」は、皇室献上硯も作っているほどの名店だ。2代目・<a href="https://jiz.ai/interviews/_005_/all" target="_blank" rel="noreferrer noopener">山口光峯</a>さんによると、本物を作っているところでは必ず試し摺りをさせてくれるという。そして、一度摺ってみれば絶対に違いがわかる、とも。<br>中田も試し摺りから始まって、硯づくりのイロハを教えていただいた。最後には、「英寿」の名前入り・那智黒石のキーホルダーまで作成し、古の旅人たちに習って熊野詣の証とさせてもらった。<br>不思議なことに、墨は摺っているだけで心が落ち着いてくる。そのうえ、那智黒石でできた山口光峯さんの硯は、どれもが本当に美しい。昔はたしなみの1つだった書を、この機会に始めてみるのもいいかもしれない。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img03.jpg" alt="" class="wp-image-11196" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img03.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/01/11040_img03-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11040/">那智黒石で作られる「皇室献上硯」山口光峯堂／和歌山県那智勝浦町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
