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	<title>漆 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>漆 - NIHONMONO</title>
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		<title>現代生活に合った色や実用性で漆器の歴史を塗り替える。塗師屋「漆琳堂」８代目内田徹さん/福井県鯖江市</title>
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		<pubDate>Fri, 02 Dec 2022 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-14-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本最古の漆器の産地といわれる福井県鯖江市河和田地区。この地で江戸時代から８代続く老舗「漆琳堂」は伝統を継承しながら「漆器をもっと気軽に日常に」という思いのもと、現代の生活に合わせた商品を開発、展開しています。食洗機対応 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33952/">現代生活に合った色や実用性で漆器の歴史を塗り替える。塗師屋「漆琳堂」８代目内田徹さん/福井県鯖江市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-14-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>日本最古の漆器の産地といわれる福井県鯖江市河和田地区。<br>この地で江戸時代から８代続く老舗「漆琳堂」は<br>伝統を継承しながら「漆器をもっと気軽に日常に」という思いのもと、<br>現代の生活に合わせた商品を開発、展開しています。<br>食洗機対応の本漆手塗りの漆器など生活に寄り添う器を提案しています。</strong></p>







<p>福井県の中央付近に位置する鯖江市の東部、河和田地区で生産される「越前漆器」は長らく国内の業務用漆器の約80％のシェアを誇ってきた。しかし食生活の多様化や安価なプラスチック食器などの普及によって、業界は縮小するばかり。その中にあって自らをブランド化し、現代に合わせた器を生み出したのが「漆琳堂」だ。カラフルな色彩と食洗機で使えるという機能性を追求した器は世界からも注目され、漆器の歴史を塗り替えた。</p>







<h2 class="wp-block-heading">業務用漆器を得意とする河和田地区</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/2022/11/kiji1-14.jpg" alt="" class="wp-image-31997" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>昭和50年には伝統工芸品として国の指定も受けている「越前漆器」。その産地・河和田（かわだ）地区は福井県のほぼ中央、眼鏡で知られる鯖江市の東部にあり、戦国史跡で有名な一乗谷朝倉氏遺跡とは山一つ隔てた静かな盆地にある。地域全体で漆器づくりを行っており、漆器作りの過程を担う木地師、下地師、塗師、蒔絵師、それぞれが工房を構え、専門分野の研鑽に励んでいる。</p>







<h3 class="wp-block-heading">ピーク時には旅館や飲食店に向けた業務用漆器国内シェア約80％を占める</h3>



<p>一説によると、河和田漆器の歴史は1500年余り。継体（けいたい）天皇の壊れた冠を塗り替えたことに始まると伝えられ、以来、旅館や飲食店などで使用される<strong>業務用漆器の国内シェア約80％</strong>までに成長した。</p>



<p>古くから漆液を採集するため全国に出稼ぎに出る「漆掻き」というプロ集団も生まれ、漆に傷をつけるための鉄刃物を普及させるなど、各地の漆産業に影響を与えていった。そうして河和田では、個々の職人はもちろん、それらを一貫して行う企業も成長。その中のひとつである、「漆琳堂」は、寛政5年（1793年）から200年以上続く漆器製造の老舗中の老舗だ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">時代が変化し、得意分野が未来を阻む</h3>



<p><strong>漆器産地の河和田が得意とするのは、クライアントの要求に柔軟に応える受注生産だ</strong>。主に旅館や飲食店に向けてのハードな使用に耐えられる丈夫さやクライアントが求める価格帯、さらに大量生産が可能といった実用性の高さで業務用漆器の市場を獲得していった。しかしバブル終焉後、安い海外生産品との競争やプラスチック製品の台頭、食生活の変化や食器の多様化とともにニーズは激減。日々縮小する業界に産地は頭を抱えることになる。</p>







<h2 class="wp-block-heading">老舗の跡継ぎが着目した、産地ならではの高いハードル</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji2-14.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>塗師屋業を中心に家族経営で漆器の製造・販売を担ってきた「漆琳堂」も伸び悩む売上に頭を悩ませていた企業のひとつだ。だが、時代の急激な変化に追いつけずにあがく河和田の中で、20代前半だった内田徹さんは家業を継ぐことを決める。</p>



<p>若い頃は野球に夢中で、進学したのも県外の大学の体育学部だった。ボールをしっかりと握りしめる大きな手は塗り師にふさわしいと周囲から期待が寄せられていた。業界の状況を知っていただけに大学卒業を前にしても家業を継ぐ決心はつかなかったが、就職活動の中でも頭にあったのは漆器のことだった。「インテリアの会社を訪問した時、実家の漆器もここに並べられないかな、なんて考えていました」。</p>







<h3 class="wp-block-heading">「自分が産地を背負う」覚悟</h3>



<p><strong>作ることはできても、売ることは難しい</strong>。産地の問題の本質に気が付く中で、内田さんは漆器の世界で生きる覚悟を決める。学生時代に帰省した際、誠実に仕事に向き合う祖父や父、家族の姿をあらためて間近で見たことが決め手となった。「いつか家業を継ぐつもりがあるなら、他の会社で働いて寄り道する時間を塗りの修行に当てたい」。家に戻るとすぐ、祖父や父から塗師としての技術を学び始めた。</p>







<h2 class="wp-block-heading">越前漆器の伝統美を塗り替える新ブランドを次々と発表</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji3-14.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>家に代々伝わる技術を学び、塗師としてスタートを切ったものの、業界そのものに元気がなく会社としての売上は落ちる一方だった。業務用漆器は、吸い物椀や煮物椀、止め椀などの用途でサイズが決まっており、また季節感のあるきらびやかな蒔絵を施すというセオリーがある。家庭用としては少し派手過ぎたり使いづらさがあったりで一般向けには売れなかった。また大量の注文をこなす中で、職人として漆器づくりの工程の一つを担うだけでは、器を使う人のニーズや満足度はわからず、自分が器に込めた工夫や気持ちも伝わらないと考えるようになった。</p>



<p>今、世の中の一般ユーザーにはどんな器が必要とされているのか。そこを見極めないと、産地としての活路はない。内田さんは、漆琳堂の名を冠した個人向けブランド漆器づくりに取り組み、百貨店などの展示販売に自ら立つという、当時の産地としては稀有な取り組みに力を入れていった。</p>







<h3 class="wp-block-heading">漆器そのものをインテリアに。【aisomo cosomo】</h3>



<p>続いて内田さんが取った行動は、<strong>自らの製品のプロデュースをプロに任せること</strong>だった。依頼したのは日本の伝統的な匠の技と最新の技術をつなぎ、新たなモノづくりを提案することで知られていた、<strong>丸若屋プロダクトプロデューサーの丸若裕俊氏</strong>。「親しみ」というコンセプトに色遊びを添えたシリーズは、<strong>インテリア雑貨「aisomo cosomo」</strong>としてデビューした。さっそく県外の大きな美術館のショップに置いてもらったが、当初は見向きもされなかったという。しかし１年が過ぎる頃、「日本の伝統工芸を元気にする」というビジョンの元でモノづくり、開発を行ってきた中川政七商店が手掛ける<strong>「大日本市」への出展</strong>を機に、大手デパートや全国クラスのセレクトショップでの扱いが次々と決まっていった。</p>



<p>漆器がもつ高級感というイメージからあえて離れつつも、それでいて品質の良さや伝統の技が感じられ、誰もが手に取りやすい器。青、赤、黄色。カラフルながらもどこか日本になじむ深い色をバイカラーにした。形やサイズにもこだわり、汁椀、飯椀、小鉢、箸、お盆、祝い皿などを展開。価格帯も2000円台～9000円台と若い世代にも受け入れやすい設定とした。「塗りをメインとしてきた老舗だったので、いろんな色を作ることができました。インテリアのように使える雰囲気が、感度の高い人たちに受けたのかもしれません」。</p>



<p>ブランドを全国展開するには数が必要だが、もともと漆琳堂に<strong>中量生産の体制</strong>が整っていたことが勝機に繋がった。質の高さを維持したまま量産を実現できたのだ。目に新しい漆器は、多くの人の目に留まりドイツや台湾など海外の展示会にも招待されるようになっていく。そんな中、内田さんは2012年、福井県内最年少の35歳で伝統工芸士に認定された。</p>







<h3 class="wp-block-heading">食洗器で使えてお手入れしやすい【RIN&amp;CO.】</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji4-15.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>内田さんがさらに業界を驚かせたのは、2020年に発表した食器洗い機に対応した漆器「RIN&amp;CO.」だった。「漆は世界最高峰の天然塗料。漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれます。今の漆器はその力を最大限に引き出せてはいないと思ったんです」。通常、問屋から仕入れる漆液は、塗りやすくするために薬品などを加えて調合している。内田さんは、地元・福井県や福井大学と連携して漆液のブレンドや加工を研究し、食器洗い機にも耐える硬い塗膜「越前硬漆（えちぜんかたうるし）」を開発した。木地も見直し、木の粉末に樹脂を染み込ませて成形するという業務用漆器の技術を転用することでヒビや歪みに強いより頑丈なものに改良していった。</p>







<h3 class="wp-block-heading">暮らしの中で目にする色を器に</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji5-13.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>ここでもこだわったのは器の色合いだった。北陸の天気、気候からイメージする何百もの色のパターンを作り、「くまモン」のデザインなどで知られる水野学氏に監修を依頼した。福井の冬の空を表すグレーに近いブルー。日本海の荒波を思わせるネイビーグレー。夕暮れの地平線を彩る薄紅のグラデーション。「父親は大反対。特に寒色系は食欲が減退すると料理の専門家にも酷評されましたが、ふたを開けてみたらすごく好評でした」。と内田さん。食事の時だけでなく生活の中に置きたくなるカラーリングは、人の暮らしは季節とともにあることを器の風景が教えてくれる。漆器は保温性にとても優れていて、ご飯を盛れば冷めにくく炊き立てアツアツが楽しめ、冷たいものも溶けにくくひんやりした味わいが長く続くので夏のデザート用としても最適なのだという。</p>



<p>塗りの技法にもひと工夫し、刷毛で塗った跡をあえて残す「刷毛目技法」を採用した。塗り直しがきかないため高度な技が必要だが、世界に一つしかない模様となる。またキズがついても目立たない。ただひとつ、黒色の器のみ刷毛目の残らない「真塗り技法」で高級感ある仕上がりとしている。いずれもツヤを消したマットな質感を表現した。「現代の家って隅々まで照明が届いて明るいんです。艶のある器だと煌びやかすぎる印象になっちゃう」。少し小さめのサイズ感は、「カワイイ」という衝動で器を購入したくなることを計算したものだ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">若い人が働きたいと思う会社環境に。</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji6-13.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>こぢんまりとした家族経営だった漆琳堂は、年々生産量を拡大しながらスタッフを増やし、現在は12名の社員を抱える。若い人が多いのは、産地に残る若手を育てたいという意識からだ。「美大卒や工芸を学んだ人だけでなく、一から職人を目指すスタッフを積極的に受け入れています。作り手と使い手の年齢が近いと、伝統的な漆器を若い人に響かせるために何が必要かがよりわかると思うんです」。 </p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji7-11.jpg" alt="" class="wp-image-31999" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>2021年には、昔ながらの伝統的なフォルムの漆器も食洗機対応にアップデートして発売した。100％天然漆の器は抗菌効果も期待でき、金継ぎなどで補修も可能だ。高級感のある伝統的な漆器はギフトとしての需要も高い。「アジア圏では各国に漆の木が自生していますが、どの国でも漆器はすでに産業というほども残っていないんです」。世界的に工芸品が衰退していく中で漆琳堂は伝統工芸品に新しい活路を切り開いた形になる。当然、似たような製品も多く作られていくが、内田さんは自社ブランドが成功した証だと自信を持っている。「真似するより真似される側になれ、です」。次世代を担う職人とともに新しい価値観にかなうニーズの発掘で、漆器の歴史を塗り替えていく。 </p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/131_kao_DSCF0873-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-47773" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/131_kao_DSCF0873-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/131_kao_DSCF0873-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/131_kao_DSCF0873-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/131_kao_DSCF0873.jpg 1200w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">漆琳堂　八代目 内田徹さん</figcaption></figure></div>


<p>お客さまの声から生まれた食洗機対応の漆器は、福井県や、福井大学との産学官連携で開発した100％天然漆の塗膜「越前硬漆」で作られています。日常使いの漆器として親しんでいただきたいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33952/">現代生活に合った色や実用性で漆器の歴史を塗り替える。塗師屋「漆琳堂」８代目内田徹さん/福井県鯖江市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>表現力の豊富さと遊び心が魅力。変塗の宝庫と呼ばれる「新潟漆器」真田桃子さん／新潟県</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Nov 2022 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>新潟漆器の歴史 新潟県の北部に位置し、本州日本海側最大の都市として人口81万人を抱える新潟市は、古くから「みなとまち」として栄え、江戸時代から明治期にかけては日本海を航行した廻船「北前船」の寄港地でもあった。そのため物資 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33719/">表現力の豊富さと遊び心が魅力。変塗の宝庫と呼ばれる「新潟漆器」真田桃子さん／新潟県</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">新潟漆器の歴史</h2>



<p>新潟県の北部に位置し、本州日本海側最大の都市として人口81万人を抱える新潟市は、古くから「みなとまち」として栄え、江戸時代から明治期にかけては日本海を航行した廻船「北前船」の寄港地でもあった。そのため物資の交易が盛んで、海や陸から日本各地の文化が続々と入ってきた。</p>



<p>その中のひとつに漆器の文化がある。約400年前の江戸初期に、現在の秋田県の伝統工芸の一つである「能代春慶（のしろしゅんけい）」が伝えられたのがその始まりとされている。繁華街・古町に椀店（わんだな）と呼ばれる漆器の専売地域が設けられ保護政策がとられ、さまざまな技術と職人がこの地に集まったといわれている。主に、<span class="swl-marker mark_yellow">お膳やお盆などの日用品が作られ、江戸末期には江戸・大阪はもちろんのこと、北海道にまでその販路は拡がりを見せ、漆器産地として独自の進化をとげ現在の「新潟漆器」となった。  </span></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji2-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">「変塗の宝庫」新潟漆器の特徴</h3>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">新潟漆器の特徴は、「変塗（かわりぬり）の宝庫」と呼ばれるほどの、塗りの技法のバリエーションの豊富さだ。何かに見立てて、それを塗りの技法だけで表現する、そんな職人たちの遊び心と情熱がこれらを生み出してきた。</span></p>



<p>例えばそのうちのひとつ「竹塗」は、竹の肌合いを実際の竹ではなく、漆によって表現する。江戸で生み出され、当時武士の刀の鞘を竹塗にするのが流行ったことをきっかけに人気を博し各地に伝わった技法。新潟と一部地域にはその後も定着し、現在では新潟漆器を代表する塗り技法になっている。漆に砥粉を混ぜた錆で竹の節や筋をつくり、 真菰（まこも）粉で煤けた質感を表す独特の技法だ。</p>



<p>他にも、石のざらざら感を表現した「石目塗（いしめぬり）」、重ね塗りによる不規則なまだら文様が特徴の「錦塗」などがあり、平成15年（2003年）には国の伝統的工芸品の指定（花塗、石目塗、錦塗、磯草塗、竹塗の5技法）を受けた。  </p>



<h2 class="wp-block-heading">竹塗の美しさに魅了され新潟漆器職人へ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji3-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>新潟漆器職人として活躍する真田桃子さんは、24歳の時に竹塗の美しさに魅了されてこの世界に足を踏み入れた。それまでこの業界には全く無縁だった真田さんは、竹塗がすべて漆でもって作られることへの驚きと、竹で作られている様にしか見えないその美しさに魅了され夢中になったと当時を振り返る。</p>



<p>周囲が驚くほどのスピードで技術を吸収し、新潟で一番と言われる漆芸家の先生に学びその技術を磨いてきた。自身が生まれ育った新潟の町の歴史を未来に繋ぎたい、使命感の様な思いもあったという。  </p>



<h3 class="wp-block-heading">伝統工芸でモダンさを表現する</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji4-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>真田さんの生み出す作品には「伝統工芸」の持つ和のイメージを塗り替えるようなモダンさがある。表面はマットなものが多く、傷がつきにくいことも特徴の一つだ。ラピスラズリーの原石に見立てた「瑠璃塗」や赤い石にみたてた「紅石塗」の器などもあり、和食はもちろんイタリアン・フレンチなどの洋との馴染みもよい。テーブルでも料理を引き立たせ、そのポテンシャルを発揮してくれるクールな存在だ。</p>



<p>中でも真田さんが得意にしているのは、「朧銀塗（おぼろぎんぬり）」である。</p>



<p>これは江戸時代の漆芸家・柴田是真（しばたぜしん）の変塗の技法を復刻したもので、木製品でありながら、まるで金属のような特異な質感が楽しめる。柴田是真といえば、1873年開催のウィーン万博に出品した「富士田子浦蒔絵額面」が賞を獲得するなどして、広く知られた作家だ。  </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji5-4.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>ダークな雰囲気と落ち着いた真鍮色（しんちゅういろ）にはアンティークの冷たい趣があり、古びた見立ての粋が静謐な美しさを醸し出す。<span class="swl-marker mark_yellow">もちろん作品づくりは一点一点が手作業だ。木地固めをして、布着せ、錆つけ、中塗りと、その工程は2ヶ月近く続く。中盤の工程で炭の粉をまいて、朽ちたような凹凸感を表現する。復刻でありながら、その完成品は実にモダンで現代的だ。</span>  </p>



<h2 class="wp-block-heading">新潟を漆器で有名な産地へ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji6-4.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>多種多様な技術が集結し、それぞれの職人の個性が生きる進化をとげてきた新潟漆器。まだ組合の歴史も浅く、漆器の産地としての規模はそれほど大きくない。小売や卸といったマーケットの面では有名な産地にはとても敵わないという。それでも「この仕事が好きだからやっている」と真田さんは笑顔で胸を張る。真田さんの仕事は職人としての腕を磨き、独自の「変塗」の路線をとことん突き詰めることだ。今は飲食店を中心に、完全にオーダーメイドでその技術を提供している。店側が盛りつける料理をイメージしながら、それが引き立つようにイマジネーションを膨らませて、次々と新しいものをつくり上げる。首都圏や海外からの注文も多く、納品に半年以上待ってもらうこともある。</p>



<p>真田さんが漆塗りの世界に入ってから、約10年。最初は無我夢中で「美しいモノを作りたい」と走り続けてきた。今は新しい試みに意欲を燃やし続けている。</p>



<p>「私はごりごりの職人で、プロダクトをつくる人間なんです。今は新しい塗りを考えるのが楽しい。これからは、例えば3Dプリンターを使って樹脂系のものにチャレンジしたり、銅っぽいものもやってみたりしたい。」と真田さん。</p>



<p>漆器の有名な産地として世界で「新潟漆器」が語られる日は、そう遠くないかもしれない。</p>



<p>  </p>


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						<span class="p-blogCard__excerpt">福井県のほぼ中央に位置する鯖江市。その東部の山間部にある越前漆器の産地・河和田地区では1500年続く伝統の技を受け継ぎながら、近年は現代に合わせたデザインや機能を持&#8230;</span>					</div>
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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-14-2.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/33952/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">現代生活に合った色や実用性で漆器の歴史を塗り替える。塗師屋「漆琳堂」８代目内田徹さん/福井県鯖江市 &#8211; &#8230;</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">日本最古の漆器の産地といわれる福井県鯖江市河和田地区。この地で江戸時代から８代続く老舗「漆琳堂」は伝統を継承しながら「漆器をもっと気軽に日常に」という思いのもと&#8230;</span>					</div>
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		<title>使うほど美しく育つ漆器「秋田·川連塗 寿次郎」／秋田県湯沢市</title>
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		<pubDate>Wed, 29 Dec 2021 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/main-8.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>800年以上の歴史がある漆器の町 秋田県の南の玄関口、湯沢市はその名の通り、豊富な温泉群にめぐまれた町だ。その東北部に位置する川連町は小さいながらも800年以上の歴史を持つ漆器の町として知られている。鎌倉時代から400年 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/main-8.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">800年以上の歴史がある漆器の町</h2>



<p>秋田県の南の玄関口、湯沢市はその名の通り、豊富な温泉群にめぐまれた町だ。その東北部に位置する川連町は小さいながらも800年以上の歴史を持つ漆器の町として知られている。<br>鎌倉時代から400年にわたって秋田県南部一帯を治めていた稲庭城主が、武士たちの刀のさやや、鎧などの武具に漆を塗らせたのが始まりだとされている。その後、江戸時代には、椀や膳、重箱など食器類にも広く漆が使われるようになり、川連漆器は地域の人々の生活必需品として、さらには工芸品として広く親しまれるようになった。<br><span class="swl-marker mark_yellow">漆器は木地作り、塗り、沈金・蒔絵などの専門職人が分業で作り上げていくのが一般的。川連では一連の職人全てが半径2kmの小さな町の中に集まっている。これは全国的にもめずらしい。</span>そんな川連町に明治の初めごろから、漆塗り工房として伝統の技を受けついできた「<a href="https://jujiro.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">秋田・川連塗 寿次郎</a>」はある。このちいさな工房で湯沢産の漆を使った漆器づくりをしたいと5～6年前から漆の植樹を始めたのが塗り師の佐藤史幸さんだ。</p>



<p>現在日本国内に流通する漆はほとんどが海外産で、ここ川連も例外ではない。国産の漆は生産量が少なく、手に入りにくい。また高価なため、どうしても海外産に頼るのが現状。海外産の漆が悪いという訳では決してないけれど、国産の漆を途絶えさせない為にも、今始めなければいけない事があると、佐藤さんは話す。ここ川連だからこそ出来る事、守れることを次の世代に受け継いでやりたのだと。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji2-4.jpg" alt="" class="wp-image-31228" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji2-4.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji2-4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">時間をかけて完成する川連漆器</h2>



<p>川連漆器は、粗挽きの木地を熱と煙でいぶして燻煙乾燥させる。以前はどこの漆器産地でも使われた手法だが、最近では効率化が進み機械を使った人工乾燥が行われている。燻煙乾燥の良いところは、時間をかけてゆっくり丁寧に乾燥させるため、木地の歪みや割れを軽減できること。また、煙の成分が防腐・防虫などの効果をもたらす。<br>「川連は小さな漆器産地。設備投資する余裕がなかったんですよ」と、佐藤さんはおおらかに笑う。</p>



<p>そして<span class="swl-marker mark_yellow">川連漆器の最大の特徴は最終工程の上塗りにある。「花塗（はなぬり）」という技法が使われており、この工程は「塗立て」とも呼ばれる。漆を研ぎださないで仕上げるため、研磨しないままでも漆の持つ自然な光沢がでて、漆の質感と触った時のやさしい感触がより引き立つといわれている。またこの上塗りが他の産地よりも厚めなのも魅力の一つ、使い込む事で色艶が増して、さらに美しい器になっていく。</span>川連漆器に限らず、漆器が完成するまでの工程は驚くほど長い。「塗り」だけでも30から50もの工程を経てようやく完成する。<br>一度塗ったら5日～7日ほど乾かす。そして研磨したらまた塗る。それを何度も何度も繰り返す。そうすることで堅牢さが増し、長く使える丈夫な器となるのだ。出来上がった器の表面からは重なった漆の層は見えない。でもそこには職人が、何十もの工程の中に込めた情熱や技術が塗り重なっているのだ。</p>



<p>トチノキを原材料とした川連漆器は、手に持った感触が軽く、保温性にも優れている。何より口にした時の口あたりが優しく、なんともここちよい。「一度、川連漆器のお椀にご飯を盛って食べてもらいたい。見た目の美しさはさることながら、口当たりの優しいお椀の良さもわかってもらえると思います」。刷毛を平らにムラなく滑らせながら、佐藤さんは愛情深く川連漆器の魅力を話してくれた。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji3-4.jpg" alt="" class="wp-image-31229" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji3-4.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji3-4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji4-4.jpg" alt="" class="wp-image-31230" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji4-4.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/12/kiji4-4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/31225/">使うほど美しく育つ漆器「秋田·川連塗 寿次郎」／秋田県湯沢市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>使うための美しさを追求する「槌工房」藤嵜一正さん／大阪府大阪市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Nov 2021 09:54:49 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/main-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>用の美を追い求めた木漆工芸家 大阪市中央区南船場。ひな人形をはじめ、おもちゃや駄菓子などの問屋や専門店が100軒以上並ぶ松町町筋商店街から程近いビルの３階に、木漆工芸家・藤嵜一正さんの工房「槌（つち）工房」がある。扉を抜 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/main-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">用の美を追い求めた木漆工芸家</h2>



<p>大阪市中央区南船場。ひな人形をはじめ、おもちゃや駄菓子などの問屋や専門店が100軒以上並ぶ松町町筋商店街から程近いビルの３階に、<a href="http://kazumasafujisaki.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">木漆工芸家・藤嵜一正さんの工房「槌（つち）工房」</a>がある。扉を抜けると、まわりの喧騒とはまるで別世界。棚には、美しくかつ温かみを感じさせる作品が並んでいる。茶箪笥などの家具から、小さな茶器など、木を彫り漆を塗っただけのように見える素朴な民芸調の作品たち。だが、シンプルであるがゆえに、造形の美しさが際立つ。<br>藤嵜さんは1943年京都府舞鶴市生まれ。15歳の時に木工の道を志し、富山で修行を積み、1967年に人間国宝の故黒田辰秋氏に師事、1971年に独立した。その後、<span class="swl-marker mark_yellow">2009年に第56回日本伝統工芸展で高松宮記念賞を受賞すると、2011年1月には大阪府指定無形文化財 木工芸保持者 工芸第１号に認定された。</span><br>「用の美」を追い求めた作家生活50年を超える木工界の大御所でありながら<span class="swl-marker mark_yellow">&#8220;今だに満足出来る物なし、コレカラ、コレカラ&#8221;と自ら作品を発表し続けるだけでなく、多くの門下生を輩出し、関西工芸会を支えてきた。</span>「手に持ってみるとすごく馴染みます。飾っておくというより、日常でつかいたくなるような作品が多いですね」（中田）</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1284.jpg" alt="" class="wp-image-30801" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1284.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1284-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">藤嵜流が生み出すオリジナリティー</h2>



<p>「僕は工芸品は使ってもらうためにあると思っています。どんなときに、どんなふうに使うのかを考えることから、ものづくりが始まります」（藤嵜さん）<span class="swl-marker mark_yellow">藤嵜さんの工房では、作品を完成させるまでの工程を一貫作業で行う。そのため、分業する多くの工房とは違い、オリジナリティーを追求することが出来る。完成までに時間がかかっても納得のいくものを造るのが藤嵜流だ。<br></span>奥を見せてもらうと、ノミやのこぎりが並ぶ作業場が。ビルの中だけに決して広くはないが、機能的につくられた空間で弟子たちが木と向かい合っている。「中田さんもやってみますか？」。もちろん中田もその気だ。早速ノミと木槌を持って、盆づくりに挑む。「力任せではダメです。木の目を見ながらノミを入れていってください」（藤嵜さん）まな板のような板を少しずつ削っていく。最初はノミがスベったり、木槌がうまく当たらなかったりしていたが、徐々にリズムよく削れるようになっていく。季節は秋だというのに、中田の顔に汗がにじむ。「うまくノミを入れられるようになると、今度は削りすぎてしまうような気がしてしまいます。力加減が難しいですね」（中田）</p>



<p>集中して作業をしていると、あっという間に数時間が経過していた。藤嵜さんはこの懇切丁寧な手仕事を50年間続けてきたのだ。長く大切に、受け継ぎたいものが持つ価値が何かを垣間見たような気がした。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1264.jpg" alt="" class="wp-image-30802" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1264.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1264-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1386.jpg" alt="" class="wp-image-30803" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1386.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/11/10262019_tabi_1386-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/30798/">使うための美しさを追求する「槌工房」藤嵜一正さん／大阪府大阪市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>貴重な国産漆を守り伝える漆掻きの匠·飛田祐造さん／茨城県</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 May 2021 06:03:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/main-4.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>10年でたった1回しかとれない国産漆 「漆の木は10年間育てたら１年だけ漆を掻（か）きます。漆を掻いた木はそのまま伐採です。この方法は“殺し掻き”といって、質の高い漆をとるためには欠かせません。中国などでは３年くらいとる [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/29687/">貴重な国産漆を守り伝える漆掻きの匠·飛田祐造さん／茨城県</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/main-4.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">10年でたった1回しかとれない国産漆</h2>



<p>「漆の木は10年間育てたら１年だけ漆を掻（か）きます。漆を掻いた木はそのまま伐採です。この方法は“殺し掻き”といって、質の高い漆をとるためには欠かせません。中国などでは３年くらいとるらしいのですが、私たちは１年だけ。その間に良質な漆をとるようにしています」そう語るのは、この道66年、<span class="swl-marker mark_yellow">黄綬褒章も受章した漆掻き職人の飛田祐造さんだ。「漆掻き」とは、漆器や木工でも使われる漆の原料となる樹液を採取すること。<br>採取する金具で幹を引っ掻くことからそう呼ばれている。</span></p>



<p>漆は抗菌性や耐久性が高く、芸術品だけでなく古くから建築や日用品にも使われてきた。海外でも日本の漆技術は評判が高く、“塗り”だけでなく、蒔絵や螺鈿といった“加飾（装飾すること）”の技も高度とあって、英語で漆芸品を「japan」と呼ぶこともあるほど、日本の工芸を代表するジャンルだ。豊かな自然で知られる茨城県大子町は、上質な「大子漆」がとれることで知られている。茨城県は岩手県に次ぐ全国２位の漆の生産地だが、その多くがこの大子町産。約１万本の漆が植えられたこの町で、飛田さんは仲間とともに大子漆保存会を立ち上げ、長年、漆文化を守ってきた。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji2-4.jpg" alt="" class="wp-image-29690" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji2-4.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji2-4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">日本の伝統文化のために漆を1滴も無駄にしない</h2>



<p>訪ねたのは2000本ほどが植えられた漆の林。このうち１年に掻くのは200本ほど。飛田さんの教えに従って中田英寿も漆を掻く。先が曲がった独特のナイフのような「掻きカマ」と呼ばれる道具で幹に細い傷をつけ、そこからゆっくりとにじんでくる樹液をすくって容器にいれる。「なかなか漆が出てこないですね」（中田）<br>「<span class="swl-marker mark_yellow">１本の木から１年かけてとれるのは牛乳瓶１本くらい。だから１滴も無駄にはできません。漆掻きの最盛期である夏場は幹に垂れるくらい出ることもあるんですが、秋から冬にかけてはにじむ程度です。とれる時期によって質が変わりますし、用途も変わる。だから１年かけてじっくりとらなければならないんです</span>」（飛田さん）１回の漆掻きでとれる漆は耳かき１杯分くらい。これを牛乳瓶１本分集めると思うと気が遠くなる作業だ。「無理に掻こうとすると、ゴミが混ざってしまうので焦りは禁物。最初は小さな傷をつけて少しずつとって、少しずつ傷を大きくするのがうまくいくコツです」（飛田さん）</p>



<p>ふと横を見ると、役割を終え伐採された漆の幹が積み重ねられていた。10年かけて育てた木からほんの少しの樹液だけをとる。その光景を見ただけで漆がいかに貴重な素材かということが理解できた。<span class="swl-marker mark_yellow">現在国産の漆は非常に貴重なものとなっており、日光東照宮をはじめとする文化財の修復などに主に使われている。日本で流通している漆は中国産が多い。国産の漆がなくなってしまうと、日本の伝統文化の多くが継続困難になってしまうだろう。</span>日本文化を守るためにも、飛田さんの後継者があらわれることを願わずにいられない。漆の苗づくりから育成、採取を守る大子漆保存会の活動にも注目だ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji3-4.jpg" alt="" class="wp-image-29691" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji3-4.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji3-4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji4-3.jpg" alt="" class="wp-image-29692" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji4-3.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/05/kiji4-3-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/29687/">貴重な国産漆を守り伝える漆掻きの匠·飛田祐造さん／茨城県</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>漆を使った珍しい食器 陶芸家·西村和さん／北海道札幌市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 05 Jul 2016 14:17:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/top_nishimura.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>センスが光る漆の器づくり 札幌を中心に活動する陶芸家の西村和さんは、さまざま素材を組み合わせた象嵌作家として評価を得ている。3年ほど前から漆を使った作品づくりも始めた。漆の面白さを「個人的に釉薬と同じ意識で漆を使っていま [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/22549/">漆を使った珍しい食器 陶芸家·西村和さん／北海道札幌市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/top_nishimura.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">センスが光る漆の器づくり</h2>



<p>札幌を中心に活動する陶芸家の<a href="https://www.nihonkogeikai.or.jp/works/2897/">西村和</a>さんは、さまざま素材を組み合わせた象嵌作家として評価を得ている。3年ほど前から漆を使った作品づくりも始めた。<span class="swl-marker mark_yellow">漆の面白さを「個人的に釉薬と同じ意識で漆を使っています。焼きつけのちょっとした温度変化で色が変わってしまう」と語る。</span>模様は幾何学文様が主で、特に興味が惹かれたものは草木柄も描いている。「アイヌ民族の幾何学文様も本州にはない柄だと思うが、そういう柄なら陶器でも木彫りのように見えるかもしれない」と中田。別の質感に見える素材と模様に話題が膨らんだ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/1_nishimura1.jpg" alt="" class="wp-image-22796" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/1_nishimura1.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/1_nishimura1-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">薄くて軽い、シンプルだけれどユニークな茶碗</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">「おばあちゃんの家にあっても現代的なマンションの食卓でも溶け込むものを」というのが食器作りのこだわりだ。</span>「お茶碗は重たいのは嫌いなので、軽くて薄いものを作りたい」と西村さん。「シンプルできれい。どこでも見たことがない」と中田も優美で卓越したセンスを称えた。漆を使った茶碗は食洗機や電子レンジは不可だが、陶器の茶碗とは違って、ぶつかった時にカツカツとした音が出ない。<span class="swl-marker mark_yellow">更に漆の上に錫を蒔いて仕上げると、それは金属のような音がするのだといい、素材から発せられる「音」もまたそれぞれに特徴があって興味深い。</span></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="360" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/2_nishimura.jpg" alt="" class="wp-image-22790" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/2_nishimura.jpg 360w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/2_nishimura-300x177.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">丁寧に小皿に文様を刻む</h3>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">直線的な文様でも定規は使わずに描かれる。「曲面に描くので、手で直線をひいたほうがきれいになる」と西村さん。</span>象嵌の皿づくりを実際に体験させてもらうことに。信楽の粘土の小皿に幾何学文様を刻んでいく。「定規を使ってもまっすぐにならない」と言いつつも、集中が途切れることなく、慎重に丁寧に作業を続けた。全工程の中ではマスキングで模様をつけるところが一番の難所だ。「マスキングでは液体ゴムを使います。なぞって細い筆で描きますが、この作業がもっとも大変だ」と教えてくれた。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="360" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/3_nishimura.jpg" alt="" class="wp-image-22791" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/3_nishimura.jpg 360w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/07/3_nishimura-300x177.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/22549/">漆を使った珍しい食器 陶芸家·西村和さん／北海道札幌市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>漆の性質を体感できる「漆芸空間造形」 渡邊希さん／北海道</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 15 Jun 2016 22:01:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[家具]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/top_watanabe.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>強固で美しい漆の家具 漆造形家　渡邊希さんは札幌を拠点に、漆を用いた立体造形、うつわ、小物、家具などを手がけている。作品の中でもひと際目を引くのが、立体造形や椅子テーブルなど大きなものだ。工房にある一客の漆の椅子は、朱赤 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/top_watanabe.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">強固で美しい漆の家具</h2>



<p>漆造形家　<a href="http://nozomiwatanabe.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">渡邊希</a>さんは札幌を拠点に、漆を用いた立体造形、うつわ、小物、家具などを手がけている。作品の中でもひと際目を引くのが、立体造形や椅子テーブルなど大きなものだ。工房にある一客の漆の椅子は、朱赤で柔らかい曲線の造形。座ってみると、思ったより硬くしっかりしている。<span class="swl-marker mark_yellow">「強度があり、故意に突いたりしない限り壊れない」と聞き、これには中田も驚いた様子だ。作品はすべて乾漆技法でつくられ、家具類は漆と麻布だけで頑丈で美しい作品を生み出す。</span></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/2_watanabe.jpg" alt="" class="wp-image-22309" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/2_watanabe.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/2_watanabe-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">漆の艶と力強さを表現</h2>



<p>以前はジュエリーなど小さなサイズのものを作っていた渡邊さん。乾漆を主体に、現在の作品は大小さまざまだ。オブジェや家具など大きな作品を作るようになったきっかけを聞くと、「<span class="swl-marker mark_yellow">漆の麻を固める力に惹かれて興味を持った。漆の艶や力強さ、その性質を一番表現できる形を選んでいる</span>」と話してくれた。「漆の力強さは一般的に知られていない」と漆に造詣の深い中田も興味深そうに相槌を打った。大きな漆の作品には意外性と驚きがある。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/3_watanabe.jpg" alt="" class="wp-image-22310" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/3_watanabe.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/06/3_watanabe-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">光をまとう漆作品の工程を知る</h3>



<p>「そばの実をこねる鉢で漆を精製し、その後水分を飛ばして使う」と渡邊さんは工程を一通り説明してくれた。漆の家具は型を作って麻布5～10枚を覆って漆で固められる。最後は磨いて仕上げを行い、作品が完成。<span class="swl-marker mark_yellow">伝統的な漆の新しい解釈は国内外で広く注目されるところだ。漆黒の造形は、素材の持つ透明感のある艶が光を生み出す。素材から着想を得た漆の空間造形は、心の内側へ深くこだましていくようだ。</span></p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/22298/">漆の性質を体感できる「漆芸空間造形」 渡邊希さん／北海道</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>「漆掻き鎌製作」中畑文利さん／青森県田子町</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Jun 2015 03:18:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-1024x682.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>漆掻きの道具を作る職人 津軽には津軽塗という漆の工芸品がある。当たり前のことだが、漆塗を作るためには漆がいる。その第一段階が漆掻きだ。漆の木の幹に切り込みを入れて染み出る樹液を採取する。そこで採れる樹液はあらみと呼ばれて [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/21406/">「漆掻き鎌製作」中畑文利さん／青森県田子町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-1024x682.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">漆掻きの道具を作る職人</h2>



<p>津軽には津軽塗という漆の工芸品がある。当たり前のことだが、<span class="swl-marker mark_yellow">漆塗を作るためには漆がいる。その第一段階が漆掻きだ。漆の木の幹に切り込みを入れて染み出る樹液を採取する。そこで採れる樹液はあらみと呼ばれている。</span><br>そのときに使う道具を作っているのが青森県田子町の鍛冶職人の<a href="https://urushi-joboji.com/joboji/nakahata" target="_blank" rel="noreferrer noopener">中畑文利</a>さんだ。道具は木の皮をむく鎌から、幹に傷をつけるかんな、樹液をすくいとるへらなど様々なものがある。もちろん中畑さんはそのすべてを作っているのだが、それ以上にすごいところが使い手つまり掻き手によって道具のひとつひとつを別途調整することだ。掻き手のくせや要望に応じて、刃の幅や曲がり具合を細かに調整していく。だから時間もかかるし、技術も必要とされる。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3245-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-29108" width="320" height="213" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3245-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3245-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3245-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3245.jpg 1280w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">一日に三本の製作が限界</h2>



<p>中畑さんは学校を卒業するとすぐに、父の長次郎さんに学び、以来この道ひとすじ。1995年には国の選定保存技術保持者に選ばれた。今回は目の前で鍛冶の作業を見せてもらった。左手でふいごをあやつり、火の調節をして鎌を熱する。それを取り出して叩き上げるその様は昔ながらの鍛冶職人そのものだ。何度も何度もその作業を繰り返し、微妙な調整をしていく。ときには数ミリ単位の調整さえする。<span class="swl-marker mark_yellow">「一番難しいのは、木に溝をつけるかんななんです」という。先端の曲がり具合が重要で、慎重な作業を要する。</span>中畑さんでさえ、「一日に三本が限界ですね」というほどだ。掻き手それぞれの要望もあり、形が一律ではないので機械では作り得ないもの。職人がそれぞれと向き合ってこそ生まれる道具なのである。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-29109" width="320" height="213" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/IMG_3241.jpg 1280w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">使い手が信頼する作り手</h3>



<p>そのため量産ができない。だから「ひまがあったら作っておかないと」と言うのだが、毎年毎年違う注文がくるのだそうだ。木の太さによっても注文が違う。その差も何と「昨年は4.3ミリだったけど、今年は木が違うから4.1ミリでお願いしたい」と0.2ミリの違いを注文してくることもあったそうだ。これはとりもなおさず中畑さんを信頼してのことだろう。「使っていただけるものを作れてるからまだいいのかなと思っています」と中畑さんは自分の仕事のことを話す。<br>中畑さんのもとには、鍛冶を習いたいと来る人もいるそうだが、その数はごくわずかというのが現状。本物の漆掻きの道具を作れるのは中畑さんひとりと言われることさえもある。「使い手が困るから技術は伝えていきたい」と中畑さん。田子町は町おこしの一環として国が推進する「地域おこし協力隊制度」を使い弟子を募集し、技術の継承に尽力している。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/07/IMG_3265-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-29299" width="320" height="213" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/07/IMG_3265-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/07/IMG_3265-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/07/IMG_3265-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/07/IMG_3265.jpg 1280w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/21406/">「漆掻き鎌製作」中畑文利さん／青森県田子町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>ガラス細工のような透明感 漆芸家·藤田正堂さん／青森県弘前市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Jun 2015 03:16:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>青森を代表する漆芸家 キリっとしたスタイル。そのフォルムをさらに引き立たせるのが漆の色だ。朱は華やかな色合いを加え、黒などの色はグッと作品の雰囲気を引き締める。　作者は藤田正堂さん。昭和33年に、津軽塗を代表する作家であ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/21369/">ガラス細工のような透明感 漆芸家·藤田正堂さん／青森県弘前市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">青森を代表する漆芸家</h2>



<p>キリっとしたスタイル。そのフォルムをさらに引き立たせるのが漆の色だ。朱は華やかな色合いを加え、黒などの色はグッと作品の雰囲気を引き締める。<br>　作者は<a href="https://www.nihonkogeikai.or.jp/works/789/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">藤田正堂</a>さん。昭和33年に、<span class="swl-marker mark_yellow">津軽塗を代表する作家である藤田清正さんのもとに生まれ、香川の漆芸研究所に学んだのち、人間国宝である磯井正美さんに師事した。その後弘前市に戻り作品を作り続け、日本伝統工芸展をはじめとした展覧会で数々の賞を受賞している漆芸家</span>だ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_03.jpg" alt="" class="wp-image-21366" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_03.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_03-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">透明感のある漆塗りの繊細さ</h2>



<p>藤田さんの作品の<span class="swl-marker mark_yellow">特徴はさきほどもいったように、キリッとした存在感だ。さらにいうならば「透明感」である。だからシンとした雰囲気がある。</span>それを可能にしているのが蒟醤（きんま）という技法だ。蒟醤というのは藤田さんが学んだ香川漆器の代表的な技法。何度も塗り重ねた漆の表面に模様を線彫りして色漆を象嵌する。それを表面が平らになるまで磨き上げる。そうすることでまるでガラス細工のような繊細さを表現することができるのだ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_02.jpg" alt="" class="wp-image-21365" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_02.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_02-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">彫りと色つけを体験</h3>



<p>工房に移り、さまざまな工程のものを見せていただいたあとに、漆の板に彫りを入れる作業を体験。漆を塗ってからの日数によって、刃の入る柔らかさが違うのだという。日が浅ければ柔らかく、年数を経たものはかたい。それによっても風合いが変わってくるのだそうだ。最後に色つけの作業も体験させてもらった。漆に混ぜるものとしてよく使われるのは顔料だが、藤田さんは染料を入れたものを使うことが多いという。それが藤田さんの作品の透明感を醸し出しているのだ。<br>　ひと口に漆といっても、朴訥なものから、繊細な細工の入ったものまで幅広い。藤田さんの透明感のある繊細な作品は、現代の生活スタイルにあった作品として高く評価されている。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_01.jpg" alt="" class="wp-image-21364" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2015/06/aomori_fujita_01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/21369/">ガラス細工のような透明感 漆芸家·藤田正堂さん／青森県弘前市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>木目の美しさを引き出す漆。木地師･漆芸家 蜂谷友季子さん／山形県山形市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/18601/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 13 Dec 2013 04:42:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[木地]]></category>
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		<category><![CDATA[山形市]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>人間国宝に学んだ木地の大事さ 漆が表現する艶をどう表現したら一番いいのだろうか。しっとり、艶やか、深さのある…。目の前にある漆の器にもそんなえも言われぬ、深い艶がある。 その漆器を作ったのは蜂谷友季子さん。地元山形市の出 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/18601/">木目の美しさを引き出す漆。木地師･漆芸家 蜂谷友季子さん／山形県山形市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">人間国宝に学んだ木地の大事さ</h2>



<p>漆が表現する艶をどう表現したら一番いいのだろうか。しっとり、艶やか、深さのある…。目の前にある漆の器にもそんなえも言われぬ、深い艶がある。 その漆器を作ったのは<a href="https://iimono-yamagata.jp/cat2/iimono0021/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">蜂谷友季子</a>さん。地元山形市の出身で、東北芸術工科大学の日本画コースを卒業。その後、石川県挽物轆轤（ろくろ）技術研修所に入り、器作りを学んだ。 4年間の研修期間は贅沢すぎるぐらい贅沢な時間だったという。<br>「こんなに環境が良くていいのかっていうくらい素晴らしい環境でした。先生方にも恵まれて。人間国宝にも認定されている川北良造先生にも指導してもらって、手とり足取り教えてくれたんです」 挽き物を基本とする木工の技術だけなく、漆も拭き漆から螺鈿、蒔絵までトータルですべて教えてもらったという。<br>「そういうものをすべて教えてもらうと、器にとって木地がいかに大事かわかるんです。それをサボるといくら漆を塗っても結果として現れてしまう。木地作りから漆塗りまですべてやってみて、なるほど、と納得しました」</p>


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<h2 class="wp-block-heading">日常で使うための木地作り</h2>



<p>研修所時代に第49回日本伝統工芸展に出品した作品が入選を果たす。石川県での研修後、山形に帰って本格的に個人製作を始める。研修時代の考えもあり、<span class="swl-marker mark_yellow">蜂谷さんは木地づくりから塗りまで一貫して製作を行っている。</span>これは珍しいことなのだが、そこには「普段使いたいと思うものを作りたい」という気持ちがあるからだという。<br>「漆は洗うことによっても強度が増すんです。だから使いやすさを無意識のうちに考えているんだと思います。普段の生活のなかでぱっと手にとってもらえるものだといいなと思っています」 そのためには木地はきれいで使いやすい形が大事。だからまずは木地師としての仕事が大事ということになるというわけだ。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img02.jpg" alt="" class="wp-image-20373" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">漆が見せる深い艶</h2>



<p>そして次は塗師としての仕事。漆とひとくちに言っても、さまざまな技法がある。そのなかでも蜂谷さんは「拭き漆」で作品を仕上げることが多い。どうして拭き漆での製作をするのか中田が質問すると、最初は蒔絵などをやりたかったがいまは拭き漆の奥ぶかさに気づいたのだと答えてくれた。<br>「まずは木地の材の良さ、木地の仕上がりの綺麗さがなくてはこの姿は生まれません。それから漆を塗り、拭き取る。木地に残る漆はほんのわずかで漆のほとんどを拭き捨ててしまう。それを何回も繰り返すことでやっとほかでは出せない艶が生まれるから拭き漆はとても贅沢だと思います」<span class="swl-marker mark_yellow">生地を挽くところから一貫して作業しているからこそ気づく贅沢な美しさなのかもしれない。</span></p>



<h3 class="wp-block-heading">本業の器意外にも目がいく</h3>



<p>きれいなものを発見するのが好きという蜂谷さん。本業の器だけでなく、さまざまな“きれいなもの”に目がいくという。山形の旅で訪問したオリエンタルカーペットの緞通もいつかは手に入れたいと言っていた。それから中田と奈良美智さんがコラボしたタジン鍋のことも知っていた。「あのお鍋、おもしろいですよね」と本当に楽しそうに話してくれたのが印象的だった。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img04.jpg" alt="" class="wp-image-20370" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img04.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img04-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>

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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img03.jpg" alt="" class="wp-image-20371" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img03.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/12/18601_img03-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/18601/">木目の美しさを引き出す漆。木地師･漆芸家 蜂谷友季子さん／山形県山形市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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