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	<title>塗師 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>塗師 - NIHONMONO</title>
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		<title>輪島塗の原点を見つめ、未来につなぐ。塗師･赤木明登さん／石川県輪島市</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Apr 2025 07:08:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[漆器]]></category>
		<category><![CDATA[輪島塗]]></category>
		<category><![CDATA[伝統工芸品]]></category>
		<category><![CDATA[塗師]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_029.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本を代表する漆器のひとつ「輪島塗」。赤木明登（あかぎ あきと）さんが作る器は、洗練されたデザインと温かみのあるたたずまいで多くの人を魅了する。2024年、輪島塗の産地である石川県輪島市は、能登半島地震で甚大な被害を受け [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_029.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本を代表する漆器のひとつ「輪島塗」。赤木明登（あかぎ あきと）さんが作る器は、洗練されたデザインと温かみのあるたたずまいで多くの人を魅了する。2024年、輪島塗の産地である石川県輪島市は、能登半島地震で甚大な被害を受けた。赤木さんは輪島塗の源流を見つめながら、産地の復興と再生に取り組んでいる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">丁寧な手仕事から生まれる、丈夫で美しい輪島塗</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_041.jpg" alt="" class="wp-image-52715" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_041.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_041-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_041-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>能登半島の先端に位置する石川県輪島市は、「輪島塗」の産地として知られている。500年以上の歴史を持つ輪島塗は国の重要無形文化財に指定されており、世界に誇る漆器として名高い。</p>



<p>輪島塗の特徴は優れた耐久性にある。例えば椀の縁などに布を貼る「布着せ（ぬのきせ）」。傷みやすい部分をあらかじめ補強することで、耐久性は格段に向上する。下地材に使う「地の粉（じのこ）」も輪島塗独特の材料だ。地の粉とは、輪島で採掘される珪藻土（けいそうど）を焼いて粉末化したもので、下地の漆に混ぜて塗ることで硬度が上がる。こうした丹念な手仕事によって、「100年もつ」といわれる輪島塗が生み出される。</p>



<h3 class="wp-block-heading">124もの工程を分業制で担う</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_031.jpg" alt="" class="wp-image-52716" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_031.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_031-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_031-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>もうひとつの特徴は、124もの工程を支える分業制だ。器の木地を作る「木地師」、漆を塗り重ねる「塗師（ぬし）」、金粉などで装飾をほどこす「蒔絵（まきえ）師」など、それぞれの工程を専門の職人が担当する。分業制によって産地全体で効率的に生産できるだけでなく、職人は各工程に特化して技術を磨くことができる。こうして輪島のまち全体がひとつの漆器工房のように機能し、優れた品質の輪島塗が完成する。</p>



<h2 class="wp-block-heading">輪島塗と出合い、編集者から塗師に転身</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_047.jpg" alt="" class="wp-image-52717" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_047.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_047-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_047-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>輪島塗の塗師･赤木明登さんは、漆塗りの仕上げである「上塗り」を手がけながら、器作りのディレクションも行っている。全国各地で開く個展はいつも盛況。ドイツのディ･ノイエ･ザムルング美術館に作品が収蔵されるなど、海外での評価も高い。</p>



<p>赤木さんが輪島塗の世界に入ったのは1988年のこと。東京で編集者として忙しい日々を送っていた頃、輪島塗の名工･角偉三郎（かどいさぶろう）氏の器と出合った。</p>



<p>角氏は輪島塗の「異端児」とも「革命者」ともよばれた人物。輪島塗作家として早くから頭角を現して数々の公募展で入選を重ねたが、能登の暮らしに根ざした古い器に魅せられて公募展から退き、日常使いの器を作り続けた。漆器の原点を問い続けた角氏の器は生命力にあふれ、赤木さんはその力強いたたずまいに衝撃を受けたという。</p>



<p>赤木さんは角氏の器の魅力に引き寄せられるように輪島に移り住み、下地職人に弟子入りして技術を学んだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">暮らしに寄り添う器を作る</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_035.jpg" alt="" class="wp-image-52718" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_035.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_035-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_035-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>赤木さんが作るのは、鑑賞するための器ではなく、使うための器だ。そこにはシンプルで洗練された美しさがある。</p>



<p>「輪島塗にはきらびやかな美術工芸品のイメージがありますが、本来は輪島の暮らしと深く結びついた器だったはずです」と赤木さんは言う。「暮らしと深く結びついた器」の形や色にこそ、美しさがある。赤木さんはそう考え、輪島塗がまだ実用の器だった頃、特に江戸時代の器の写しを数多く作ってきた。輪島に息づく美しさ、豊かさとは何か。赤木さんは常にそう問い続けながら、器の形を追求している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">地震で倒壊した工房を再建するプロジェクト</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_013.jpg" alt="" class="wp-image-52719" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_013.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_013-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_013-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>2024年の能登半島地震は、輪島塗の産地を直撃した。地震被害を受けた輪島塗事業者は全体の8割超。多くの職人が生活と仕事の場を失い、廃業した人、県外に避難したままの人も多い。</p>



<p>被災した職人の中に、赤木さんとともに美しい形を長年追い求めてきた木地師がいた。86歳の池下満雄（いけした みつお）さんだ。地震の後に赤木さんが池下さんを訪ねた時、工房は無残にも倒壊していた。池下さんは崩れた工房の前に2日間座り込んだまま動かず、3日目に意識を失って救急搬送されたという。「池下さんを絶望したまま死なせるわけにはいかない」。赤木さんはすぐさま工房の再建を決めた。</p>



<p>「池下さんの家は江戸時代から代々木地師。彼の体には古くからの美しい輪島塗の形がしみ込んでいます。だから池下さんと仕事をしていると、彼のご先祖と一緒に仕事をしているように感じられた」と赤木さんは言う。その技術を絶やすわけにはいかなかった。</p>



<p>赤木さんが立ち上げた「小さな木地屋さん再生プロジェクト」には多くの賛同者が集まり、地震から約3ヶ月という早さで池下さんの工房再建が完了。がれきだらけの街の中にひとつの灯りがともった。市外の2次避難所から戻った池下さんは工房の再建を喜び、再び木地を挽き始めた。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ひとりの木地師から、次世代にバトンが渡された</h3>



<p>しかし、池下さんには後継者がいなかったため、赤木さんの工房から2人の弟子が出向して木地挽きを教わることになった。「この子たちが一人前になるまで長生きする」と張り切っていた池下さんだったが、再建から間もない2024年7月、静かに息を引き取った。</p>



<p>池下さん亡き後、かつて角偉三郎氏の椀を挽いていた木地師が工房を引き継いだ。しかし被災後の心労が重なっていたのか、椀を20個挽いたところで倒れ、帰らぬ人に。現在はその息子が工房を継いでいる。彼は被災後に木地師をやめて県外で職を得たが、赤木さんの説得もあり、輪島に戻って再び木地を挽くことにしたという。赤木さんの工房から出向した2人の弟子も、新たな親方を得て技術習得に励んでいる。池下さんの技と魂が宿った「小さな木地屋さん」は、こうして次の世代へとつながれた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">失われていく能登の景観を再建する</h2>



<p>赤木さんは地震後、輪島の景観を取り戻す活動にも力を注いでいる。もともと輪島市内で古民家を改修したオーベルジュと出版社を営んでいたが、いずれの建物も地震で損壊。特にオーベルジュの被害は大きく、再建には長い時間がかかると分かった。そこで急遽、海辺の集落にあった出版社の建物を修繕し、オーベルジュの仮店舗をオープンすることにした。</p>



<p>海辺の集落で仮店舗の工事を進めていた赤木さんは、集落の多くの家屋が全半壊し、解体を待っていることを知る。全半壊した建物の解体は全額公費でまかなわれるが、修繕や再建をする場合は自助が原則。高齢化、過疎化が進み、空き家も多い集落で再建はままならず、やむなく公費解体を申請する人も多いという。</p>



<p>この集落では、板張りの外壁に格子をはめ、黒い瓦屋根をのせた伝統的な家屋が多く、統一感のある美しい景観を形作っていた。公費解体が進めばこの景観は失われ、二度と取り戻すことはできない。赤木さんは「能登の景観の歴史的･文化的な価値を守りたい」と仮店舗の周囲にある2軒の家を買い取り、もとの姿に再建することを決めた。</p>



<p>さらに「ここを拠点になりわいを再生すれば、若い人の定住にもつながる」と考え、これらの家を弟子の住まいとブックカフェとして活用する予定だ。</p>



<p>能登半島地震による公費解体の申請数は、2025年3月現在で約3万8,000棟にのぼる。これらの中には修繕すれば住み続けられる建物も少なくない。「このまま景観を考慮することなく解体を進めれば、個性のない画一的な町並みに変わってしまう。景観の価値にもっと目を向けてほしい」。赤木さんが公的支援に頼らずに自力で再建できる範囲は限られているが、能登の伝統的な景観を未来につなぐ大切さを発信し続け、活動の輪を広げたいと思っている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">輪島塗のふるさとを未来につなぐ「器屋」でありたい</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_038.jpg" alt="" class="wp-image-52720" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_038.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_038-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/akagiakito_038-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>塗師の仕事と景観の再建は、はたから見れば関連性がないように思うかもしれない。しかし赤木さんの中では、すべて同じ「ものづくり」であるという。「形あるものはいつか壊れる。それは逃れられない運命です。僕にとってのものづくりは、壊れていくもの、失われていくものにあがらい続けることなんじゃないかな。地震を経験してそのことを強く実感しました」。</p>



<p>失われた古い時代の輪島塗の美を掘り起こし、倒壊した木地師の工房を再建して技術をつなぎ止め、消えゆく能登の景観をよみがえらせる。赤木さんの「ものづくり」は、必死にあらがい続ける中で形になっていく。</p>



<p>「僕は器屋なんですよ」と赤木さんは言う。「お椀はもちろん、人が入る家も器。たくさんの人が入るまちも器です。ものづくりを通じて輪島の器を未来につなぐことが、器屋の自分に与えられた仕事だと思っています」。50年後、100年後の赤木さんの「器」は、どんな形をしているだろうか。輪島の美しい器をつなぐ物語は、これからも続いていく。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/52714/">輪島塗の原点を見つめ、未来につなぐ。塗師･赤木明登さん／石川県輪島市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>大量生産の産地で「作家」として生きる。越前漆器の塗師・中野知昭さん</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/38790/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 Sep 2023 01:00:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[越前漆器]]></category>
		<category><![CDATA[福井]]></category>
		<category><![CDATA[河和田塗り]]></category>
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		<category><![CDATA[福井県]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7427-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>塗師・中野知昭さんは、福井県鯖江市にて「河和田塗り（越前漆器）」の制作を行う作家です。熟練の技と経験から生み出される中野さんの作品は、漆ならではの温かく優しげな質感とふっくらした手触りが特長。どこから見ても美しい一生物の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7427-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>塗師・中野知昭さんは、福井県鯖江市にて「河和田塗り（越前漆器）」の制作を行う作家です。<br>熟練の技と経験から生み出される中野さんの作品は、<br>漆ならではの温かく優しげな質感とふっくらした手触りが特長。<br>どこから見ても美しい一生物の器が、生活に優しく寄り添います。</strong></p>







<p>中野知昭さんは、福井県鯖江市の河和田地区で同地の伝統工芸である「越前漆器」を制作している。越前漆器はホテルやレストランなどで使われる業務用漆器の分野で圧倒的なシェアを誇っているため、旅先や外食した先で手にしたことがある人も多いのではないだろうか。そんな大量生産に優れた越前漆器を作品の域にまで昇華させ、数を絞ってでも手塗りを徹底。マスプロダクツではなく、高付加価値の漆器に仕上げ、作家として生きる道を選んだ。</p>







<h2 class="wp-block-heading">福井県で現代の暮らしに合う漆器</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7316-1024x694.jpg" alt="" class="wp-image-38796" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>中野さんの工房は、県道18号線･通称<strong>「うるしの里通り」</strong>からすぐ近くにある。この通りの名称の由来は、通り沿いに漆器の絵付け体験などができる<strong>「うるしの里会館」</strong>があり、周辺には古くから漆器の工房や職人の家屋が数多く建ち並んでいるから。</p>







<h3 class="wp-block-heading">漆器作りのすべてに関わる</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7412-1024x742.jpg" alt="" class="wp-image-38799" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>漆器作りには、大きく分けて「木地作り」、「下地塗り」、「中塗り･上塗り」などの工程があり、各工程を請け負う職人が異なる分業制が一般的。しかし中野さんは、<strong>自らデザイン画を書いて木地職人に発注し、下地塗りから仕上げの上塗りまですべて自分で行う。</strong>木地を発注してから完成品の漆器として出荷するまでには、なんと１年もかかるという。顧客からの注文に応じて、それぞれが専門的に仕事をこなす中で、一貫して自分の手で作品を作り上げる中野さんは、稀有な存在だ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">全国のギャラリーから注目を集める</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/de6e25618cce23a0aa871c10df13c7cf-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38802" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/de6e25618cce23a0aa871c10df13c7cf-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/de6e25618cce23a0aa871c10df13c7cf-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/de6e25618cce23a0aa871c10df13c7cf-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/de6e25618cce23a0aa871c10df13c7cf.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>中野さんの作品はシンプルながらも漆ならではの気品があり、美しい。その評判は日本中に轟き、展示会は年間で10を超えるようになった。今や中野さんは、<strong>全国のギャラリーなどから熱い注目を集める気鋭の漆器作家だ。</strong></p>







<h3 class="wp-block-heading">仕上げの美しさで魅了する</h3>



<p>中野さんが制作する漆器の中でも特に人気が高いのが、<strong>華美な装飾を廃した椀</strong>。冠婚葬祭やハレの日だけでなく日常の食卓で使いやすいデザインや、美しいフォルムの中に温かみを感じる質感が、モダンな感性を持つ消費者から支持されている。その独特の質感を生み出しているのが<strong>「真塗り」という仕上げ。</strong>真塗りは、上塗りの最後に磨きをかけずそのまま仕上げるため、熟練した塗りの技術が求められる。中野さんは、「越前漆器は上塗りが得意」と言われるほど、職人たちの上塗りの技術が総じて高い同エリアにて、27年間、塗りの技術を磨き続けてきた。</p>







<h3 class="wp-block-heading">上塗り用の漆も手仕事にこだわる</h3>



<p>漆器の上塗りには<strong>「上塗用の漆」</strong>が使われる。上塗漆を作る作業は「手黒目（てくろめ）」と呼ばれ、昔は産地でよく行われていた。しかし、手作りの「上塗漆」は4～5年寝かせる必要があるなど時間も手間もかかる。そのため、時代と共に既製品を購入する職人がほとんどになっていたが、中野さんは<strong> “手仕事こそ、漆器の価値を高める”</strong>と考え、2004年から年に一度のペースで生漆（きうるし）を日光に当てて水分を蒸発させ、上塗り用の漆を作る、手黒目を行っている。</p>







<h2 class="wp-block-heading">作家として生きるために</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7339-1024x731.jpg" alt="" class="wp-image-38805" width="825" height="550"/></figure></div>






<p>鯖江市で生まれ育った中野さんは高専を卒業後、土木設計の仕事に就いたのだが、越前漆器の上塗り師として産地の仕事を請け負う父が病に倒れ、それを機に父の仕事を手伝うことになった。幸いなことに父はその後、病から回復し、塗りの技術を父から学ぶことができた。</p>



<p>その基礎が今に生きているんだという。「当時はお陰様で仕事も忙しくて、色々なものを塗らせてもらいました。この産地の上塗り師は、<strong>丸いものを塗る丸物師と四角いものを塗る角物師</strong>とに分かれます。父の工房は丸物が得意でしたが角物を扱うこともあり、両方の幅広い技術が身に付きました」。</p>







<h3 class="wp-block-heading">産地の仕事に感じた違和感</h3>



<p>父の工房で修業を積んでいた中野さんは、樹脂の器に漆を塗ったり、化学塗料で下地をしたものに上塗りをしたりする仕事に疑問を抱くようになる。「漆器と呼ばれるものの中にはスプレーガンで塗料を吹き付けるものもありますが、私はあくまで手塗りでしか出せない美しい仕上げにこだわりたかった」。中野さんは仕事と並行して自分自身の作品を作り始める。その作品をコンテストに出品したところ、<strong>「酒の器展」大賞、「椀One大賞」優秀賞、「越前漆器展覧会」福井県知事賞</strong>など権威ある賞を次々と受賞。作家として才能が開花していることは誰の目から見ても明らかだった。</p>







<h3 class="wp-block-heading">憧れの作家の存在</h3>



<p>父のほかにも中野さんに大きな影響を与えた人物がいる。中野さんと同じく福井を拠点に漆器作家として活動していた山本英明さんだ。山本さんは、今でこそよく耳にするようになった<strong> “普段使いの漆器” </strong>という言葉が広まるきっかけをつくったと言われる人。自分で考えた木地に下地をしっかりと塗り、無地のお椀や重箱に仕上げる山本さんのスタイルに中野さんは強く惹かれたという。山本さんが「手黒目の漆」を作っているのを見て、中野さんも同じく作り始めた。山本さんはすでに亡くなってしまったが、その作品づくりのスピリッツは、現在でも中野さんの心に深く刻まれている。</p>







<h3 class="wp-block-heading">営業や展示会で人脈を増やす</h3>



<p>中野さんは山本さんの死後、同氏に倣って自分自身の仕事を楽しむために、作家として生きていく道を選んだ。その当時、「家庭画報」や「婦人画報」といった女性誌から人気ギャラリーの情報を集め、作品を大きなリュックに詰め込み、そのギャラリーをめがけて営業に回ったりもした。その成果もあってか、長野県松本市で開催されている全国でも最大規模の工芸展示会<strong>「クラフトフェアまつもと」</strong>に出展。そこに集まる器屋やギャラリーとのつながりを広げていった。</p>







<h3 class="wp-block-heading">自分の工房を構えて独立</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7376-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38808" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7376-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7376-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7376-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/1C1A7376.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>営業まわりやイベントへの出展を続ける中で、少しずつギャラリーから個展やグループ展への誘いが増え、作家として食べていける目処がたってきた。そこで<strong>2014年に現在の場所に小さな展示室を備えた工房を構えて独立。</strong>父の仕事は兄が継承した。</p>



<p>中野さんの個展やグループ展は年を追うごとに回数を増やし、2019年には年に10回を数えるまでになっていた。現在は、一度の個展で2〜300の漆器を用意する。</p>







<h3 class="wp-block-heading">パートナーの大きな支え</h3>



<p>中野さんは個展に合わせて常に1、2点の新作を発表する。期間中はギャラリーになるべく在廊するようにして来場者にその魅力を直接語り伝えることでファンを増やしている。最近ではギャラリーの要望に応えて、漆器では珍しいオーバル皿やスプーンなども制作。<strong>妻の柳子さんが個展やグループ展の準備、事務作業などをサポートし</strong>てくれることも創作活動の大きな助けとなっている。</p>







<h3 class="wp-block-heading">ただ良いものを作り続ける</h3>



<p>「最初に出会う漆器の良し悪しで、その人が漆器を長く使うようになるかどうかが決まるからこそ、良いものを作り続けたいんです」と話す中野さん。</p>



<p><strong>個展では、過去に購入してもらった漆器を持ち込んでもらえれば、それの塗り直しも行なっている。</strong>丁寧に使い込まれた器が自分のもとに戻ってくることは中野さんにとって最上の喜びだという。「漆器は洗う度にきちんと拭くと美しいツヤが出てきます。それを見るのが一番うれしい。毎日使ってもらってきれいに育ったな、と感じる」と顔をほころばせる。</p>



<p>中野さんが心血を注ぐ漆器は、<strong>使った人の生活を反映し、その人ならではの個性が生まれる。</strong>やがて、使う人の暮らしになくてはならない存在となり、その食卓、ひいては生活までも豊かにしてくれることだろう。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/cc774ec255a82feda573df88bfe42da2.jpg" alt="" class="wp-image-47747" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/cc774ec255a82feda573df88bfe42da2.jpg 960w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/cc774ec255a82feda573df88bfe42da2-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/cc774ec255a82feda573df88bfe42da2-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">塗師　中野知昭さん</figcaption></figure></div>


<p>漆器というと扱いが難しいと思われがちですが、毎日の生活で気軽にお使いいただけるよう、手間暇をかけ、丈夫で実用性の高い漆器を制作しております。手入れも簡単で、万が一に傷んだ際は修理が出来るのも、漆器の利点です。末長く使える漆器を、ぜひ日常に取り入れてみてください。</p>



<p><br></p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38790/">大量生産の産地で「作家」として生きる。越前漆器の塗師・中野知昭さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>浄法寺の漆と向き合う漆掻き職人·塗師 鈴木健司さん／岩手県二戸市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/14710/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 27 Mar 2013 06:00:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[漆芸]]></category>
		<category><![CDATA[器]]></category>
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		<category><![CDATA[漆]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>漆の国内生産量日本一 漆器というとすぐに思い浮かぶのが輪島塗や会津塗といった「製品」だが、そのもとである漆の国内生産量日本一であるのが岩手県。なかでも二戸市浄法寺（じょうぼうじ）が産地として有名だ。その浄法寺で自ら漆を採 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/14710/">浄法寺の漆と向き合う漆掻き職人·塗師 鈴木健司さん／岩手県二戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">漆の国内生産量日本一</h2>



<p>漆器というとすぐに思い浮かぶのが輪島塗や会津塗といった「製品」だが、そのもとである<span class="swl-marker mark_yellow">漆の国内生産量日本一であるのが岩手県。なかでも二戸市浄法寺（じょうぼうじ）が産地として有名だ。</span>その浄法寺で自ら漆を採取し、漆器を制作している、漆掻き職人兼塗師である<a href="https://kenji-urushi.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">鈴木健司</a>さんのもとを訪ねた。</p>



<p>もともとおじいさん、お父さんが漆器の塗師をしていたという家に生まれた鈴木さん。自分も漆の仕事を始めたが、そのときに思ったことが「こだわったものを作りたい」ということだった。<br>塗りだけを極めるのではなく漆からこだわりたい。そう考えていたところ、福島県会津で師事した師匠に言われた一言が「うまくなりたかったら浄法寺へいけ」というものだったそうだ。そこで、日本うるし技術保存会の伝承者養成の長期研修生となった。それが鈴木さんと浄法寺のつながりの始まりだった。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img01.jpg" alt="" class="wp-image-15156" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">漆を掻くことで変わったこと</h2>



<p>鈴木さんは二戸市が運営する滴生舎という工房で5年ほど働き現在は独立をしたが、制作した漆器はいまでも滴生舎で販売をしている。だが、はじめにも言ったように、鈴木さんは漆の掻き手でもあるのだ。<br><span class="swl-marker mark_yellow">本来は塗り手と掻き手は別であることが多い。だが、鈴木さんは漆そのものをもっと勉強したいと思って漆掻きも始めたのだという。漆掻きを始めて「漆を大事にするようになった」と鈴木さんはいう。<br></span>「漆掻きができるのは6月から10月くらいです。その前の時期に漆の木を探したり、手入れして育てる。半年間は山にこもるようになったんです。その分ものづくりをする時間は半年。ペースは落ちますよね。でも自分で掻くことで、漆を大切にするという感覚が出てきたんです」</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img02.jpg" alt="" class="wp-image-15157" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">漆の木からこだわる</h3>



<p>中田も以前、この浄法寺で漆掻きに挑戦したことがあった。そのときのことを思い出して、漆掻きを行う人が違えば漆の量も質も違うことに驚いたと話すと、鈴木さんは「やっぱり難しいですよ」と返す。<span class="swl-marker mark_yellow">木によってそれぞれ取れる漆が違うのだという。育て方によっても違う。それを見極めながら一本一本の木と向き合う。</span>そうやって漆の木からこだわることで、製作の嬉しさが倍増するのだという。</p>



<p>浄法寺の漆器は会津塗や輪島塗などと比べると、どちらかというとシンプルなものが多い。「漆の加工技術は向こうの方が上」と鈴木さんはいうが「浄法寺はその分シンプルな塗り重ねが発達した」そうだ。<br>丁寧に何度も塗りかさねることで、こだわったものが生まれる。それは見た目に派手ではなくても、漆そのものの実直な力がある。漆器を買い求めた人がリピーターになってくれることもあるという。鈴木さん自身が掻いた漆から作り出される漆器。その魅力は、この浄法寺で脈々と培われる「こだわり」の力にあるのかもしれない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img03.jpg" alt="" class="wp-image-15158" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img03.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14710_img03-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/14710/">浄法寺の漆と向き合う漆掻き職人·塗師 鈴木健司さん／岩手県二戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>400年続く「漆塗り」の伝統 塗師·中村宗哲さん／京都府京都市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/8388/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 May 2010 06:21:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[うるし]]></category>
		<category><![CDATA[京都府]]></category>
		<category><![CDATA[中村宗哲]]></category>
		<category><![CDATA[漆]]></category>
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		<category><![CDATA[漆塗り]]></category>
		<category><![CDATA[塗師]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>
		<category><![CDATA[漆工芸]]></category>
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		<category><![CDATA[器]]></category>
		<category><![CDATA[伝統工芸]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>茶道の世界に携わる漆の仕事 「中村宗哲」は、千家が指定した千家十職の家系の塗師。茶道具のうち漆器などの塗りを担当し、蒔絵などを施す技を継いできた。現在の当主は初代から数えて13代目。先代は、千家十職の歴史のなかで初の女性 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/8388/">400年続く「漆塗り」の伝統 塗師·中村宗哲さん／京都府京都市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">茶道の世界に携わる漆の仕事</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">「中村宗哲」は、千家が指定した千家十職の家系の塗師。</span>茶道具のうち漆器などの塗りを担当し、蒔絵などを施す技を継いできた。現在の当主は初代から数えて13代目。先代は、千家十職の歴史のなかで初の女性当主であったが、それを継いだ現在の13代目も女性である。</p>



<p>今回はその13代目中村宗哲さんにお話を伺うことができた。<br>「漆は、塗ったり、さすったり、優しく作るものです。子供を育てるみたいに、ですね。ですから女性的な仕事ともいえるのですよ」</p>



<p>塗りあがりまでの工程は、全部で10以上もある。木地（きじ）と呼ばれる、とても薄い木の器に下地漆を付けていく。下地漆を塗り重ね、研ぎあげて形を整え、上塗りをして「塗りあがり」。さらに蒔絵や、色漆で色を入れる作業を行う。<span class="swl-marker mark_yellow">種類の違う漆を塗り重ねていくのは、100年後でも使うことができるように、変形しないようにする為</span>なのだという。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img01.jpg" alt="" class="wp-image-8943" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">静かで穏やかな工房</h3>



<p>工房では、職人さんが下地漆を塗る工程を行っていた。すべてに繊細な作業を要求される技である。静かだが、穏やかな雰囲気の漂う空間だ。中村宗哲さんは子供の頃からこの工房で遊び、祖父である11代目の仕事風景を見てきたのだという。<br>素朴な疑問を伺ってみる。<br>「赤い色、朱の漆塗りはよくみかけますが、緑色の漆はあるのですか？」<br>「あります。せいしつといって、「青漆」と書きます。これはかなり古くからあります。色は漆に顔料を加えて作りますので、様々な色ができます。青や白い漆は新しい色ですね」<br>最後に普段使っている、筆や顔料などの道具を拝見する。喜び、悲しみ、矜持、親から子へと受け継がれてきた魂が、それらの道具にも宿っているのではないだろうか。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img02.jpg" alt="" class="wp-image-8944" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/12/8388_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


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