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	<title>ガラス作家 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>ガラス作家 - NIHONMONO</title>
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		<title>日本の文化と美しい色彩をガラスに溶かし込んで。ガラス作家・花岡央さん／岡山県備前市</title>
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		<pubDate>Fri, 19 Apr 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5118a8c5679d122acfd13a3942fe8776.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>岡山市中心部から東へクルマで約1時間の場所に位置し、備前焼の里として知られる岡山県備前市。その穏やかな海の近くに吹きガラス工房を構える、花岡央（はなおかひろい）さん。美しい色彩と優しい雰囲気をまとった日常使いのガラスの器 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5118a8c5679d122acfd13a3942fe8776.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>岡山市中心部から東へクルマで約1時間の場所に位置し、備前焼の里として知られる岡山県備前市。その穏やかな海の近くに吹きガラス工房を構える、花岡央（はなおかひろい）さん。美しい色彩と優しい雰囲気をまとった日常使いのガラスの器で人気を集めている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">芸術への憧れからガラスの道へ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/f233166487e2b45eba778f83298734f8.jpg" alt="" class="wp-image-42177" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/f233166487e2b45eba778f83298734f8.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/f233166487e2b45eba778f83298734f8-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/f233166487e2b45eba778f83298734f8-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>花岡さんが生まれ育ったのは、岡山を代表する焼物・備前焼の産地である備前市。そのため、一番身近な存在のアートは備前焼だったという。加えて、趣味で絵を描く父親の姿に子どもの頃から憧れを抱いていた。<br><br>それらの影響から高校卒業後は、美術大学で備前焼を学ぼうと考え、倉敷芸術科学大学への進学を果たす。専門分野を決めるまでの課程では、焼物やガラス、染織などさまざまな工芸を学ぶことに。そのなかで、「焼物と違って、作った翌日には作品が完成するというスピード感が、自分の性格に合うと感じた」のが、ガラスだったという。その感覚を信じ「ガラスコース」に進み、当時、教授を務めていた倉敷ガラスの創始者・小谷眞三氏に師事する。<br><br>在学中は、早く自分が思い描くものを形にできるようになりたいと、授業以外にも時間を見つけては練習に励み、全国各地で行われていた勉強会にも参加するなど、まさにガラス作りに邁進する日々を送った。</p>



<h3 class="wp-block-heading">誰に向けて、どう作るか</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/92cbb4b1a09a77058ec609bda7b58f06.jpg" alt="" class="wp-image-42178" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/92cbb4b1a09a77058ec609bda7b58f06.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/92cbb4b1a09a77058ec609bda7b58f06-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/92cbb4b1a09a77058ec609bda7b58f06-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>大学卒業後は、大阪でガラス作家・辻野剛氏の吹きガラス工房「fresco」に就職。その工房は、ガラスの器を使う人の生活にどう取り入れてもらうかまでをトータルデザインして、世に出していくというスタンスを大切にしていた。「誰に向けて作るのか、手に取ってもらう相手をイメージしながら作る。まずそこを固めてから制作をスタートする。そういうやり方を学べたことが自分にとってかけがえのない経験となりました」と花岡さんは当時を振り返る。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「自分ならでは」「この地ならでは」のガラスを</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/3ca644c0bf6d0897f4afe6c8fa3e85d4.jpg" alt="" class="wp-image-42179" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/3ca644c0bf6d0897f4afe6c8fa3e85d4.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/3ca644c0bf6d0897f4afe6c8fa3e85d4-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/3ca644c0bf6d0897f4afe6c8fa3e85d4-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>9年間「fresco」に勤務した後、2013年に独立。故郷・備前市に戻り、ギャラリーを併設した<a href="https://www.hiroyglass.com/" title="">吹きガラス工房「HIROY GLASS STUDIO」</a>を構えた。</p>



<p>花岡さんが用いるのは、吹き竿に息を吹き込み、型を用いずに整形していく「宙吹き」の技法。「宙吹きだと、その日によって『これがいい』が違ってくる。体調や気分によって、よくも悪くもなるというところが、吹きガラスのおもしろさだと思うんです」と、楽しそうにその魅力を教えてくれた。</p>



<p>自身の工房を構えてから軌道に乗るまでは、ガラス教室を開催する傍ら、作品を携えてギャラリーやショップを回り、少しずつ販路を開拓していったという。</p>



<p>そのなかで、花岡さんが大切にしたのは、「これを作りたい」「これを売りたい」という自分の思いだけを優先させるのではなく、先方の要望を聞いて作品に取り入れること。そうした柔軟な姿勢が、結果として作品の幅を広げていくことにつながっていったのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">スリットが印象的な代表シリーズ</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8bd955afa472f40d047d7236d8e8a89e.jpg" alt="" class="wp-image-42180" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8bd955afa472f40d047d7236d8e8a89e.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8bd955afa472f40d047d7236d8e8a89e-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8bd955afa472f40d047d7236d8e8a89e-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>昔から日本の伝統的なものに美しさを感じて育った、花岡さん。その感性を生かして誕生したのが、古い日本家屋に見られる「連子（れんじ）格子」をイメージしたスリット模様が印象的な「ren（レン）」シリーズだ。多彩な色彩と、光を受けて落ちる影をも楽しめるだけでなく、スリットがもたらす境界線のあいまいさによって、どこに置いてもしっくりとなじむ不思議な魅力をたたえている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人がやらないことに挑戦</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5082531cf1ad4524b78866057a5df756.jpg" alt="" class="wp-image-42181" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5082531cf1ad4524b78866057a5df756.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5082531cf1ad4524b78866057a5df756-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/5082531cf1ad4524b78866057a5df756-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「ren」シリーズは、一見、切子ガラスのように見えるが、その製法はまったく異なる。まず透明ガラスに色ガラスをかぶせて温めてガラス玉を作り、いったん冷ます。その後、表面を線状に削り落とした上で磨きをかけるという工程を経て、再び熱を加えて吹いて成形していく。このやり方は、スウェーデンで生まれた「グラール技法」を参考しているという。「削ってから吹くという点が、切子とは大きく違います。それにより、切子ではできないような部分にまでカット模様を入れられるんです」と花岡さん。一般的な吹きガラスよりは工程が多いため、完成までに手間も時間も要する。人がやらないことにあえて挑戦することで、花岡さんならではの作品が誕生したのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">この地とのつながりのある作品を</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="835" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/47efa2667da9d57d07b3edd87819ac65.jpg" alt="" class="wp-image-42182" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/47efa2667da9d57d07b3edd87819ac65.jpg 835w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/47efa2667da9d57d07b3edd87819ac65-300x198.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/47efa2667da9d57d07b3edd87819ac65-768x506.jpg 768w" sizes="(max-width: 835px) 100vw, 835px" /></figure>



<p>そしてもうひとつ、花岡さんが大切にしたかったのは、地元とのつながり。自身が親しんで育った備前焼のように、この地ならではのガラス作品を生み出せないかと模索していた。</p>



<p>そんなある年、米作りを行う両親が作った米が不作の年があった。そこで、捨てられてしまう米を溶かして作品に取り入れてみることに。普段、口にしている米をガラスに取り入れることで、使う人にも身近に感じてもらえるのではという狙いもあった。そうして誕生したのが、「GRICE（グライス）」。淡い青色が美しい人気のシリーズだ。現在は、粒が小さいものや色選別ではじかれた、市場に出回らない米を灰にして、ガラスに溶かし込んで制作している。</p>



<p>実は、工房を構える備前市穂浪井田地区は、江戸時代に入り江を干拓して作られた土地。そこに、岡山藩直営の庶民のための学校・旧閑谷学校の学校田「井田（せいでん）」が広がっていたのだ。「GRICE」を通じて、そうしたこの地に息づく歴史にも思いを馳せてほしいとの願いも込められている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">美しい色へのこだわり</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/db9843c9b25e1dd70a6b7bcbfdde1265.jpg" alt="" class="wp-image-42184" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/db9843c9b25e1dd70a6b7bcbfdde1265.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/db9843c9b25e1dd70a6b7bcbfdde1265-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/db9843c9b25e1dd70a6b7bcbfdde1265-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>花岡さんが日々ガラス作りに励む工房へ足を踏み入れると、窓際につり下げられた色とりどりのガラスの玉が目に飛び込んでくる。一見、作品のようだが、実は約300色にものぼるガラスの色見本なのだ。彩色には粉ガラスを用いるが、粉の状態とガラスになった時の色が異なるものもあるという。そこで、一目でわかりやすいように、あらかじめガラスの状態にしているのだとか。「日本はもちろん、ドイツやアメリカのメーカーの粉ガラスを使っています。透明のガラス部分はスウェーデン製の原料を使用していて、ここまでくると、もはや僕の趣味のようになっていますね」。花岡さんの作品の美しい色彩は、ここから生まれている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">季節に合わせて楽しめる器を</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/2058c32627918fe727d744c547b04934.jpg" alt="" class="wp-image-42185" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/2058c32627918fe727d744c547b04934.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/2058c32627918fe727d744c547b04934-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/2058c32627918fe727d744c547b04934-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">PHOTO by Tomoko Osada</figcaption></figure>



<p>そんな花岡さんの色へのこだわりが光る最新シリーズは「Dusty（ダスティ）」。くすんだカラーの落ち着いた雰囲気で、日々の暮らしのさまざまなシーンにマッチする。「ガラスの器は夏のもの」というイメージを払拭するべく、透明感だけではないガラスの魅力を表現している。<br><br>「最近では、季節に合わせてガラスの器を使い分けて楽しんでくださる方もいらっしゃるんです」と、うれしそうに教えてくれた花岡さん。そんな使い手との交流こそ、彼にとって一番幸せなひとときなのだとか。</p>



<h2 class="wp-block-heading">柔軟な姿勢が新しい作品を生み出す</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="823" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8679935028234143667441da6fede805.jpg" alt="" class="wp-image-42191" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8679935028234143667441da6fede805.jpg 823w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8679935028234143667441da6fede805-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/8679935028234143667441da6fede805-768x513.jpg 768w" sizes="(max-width: 823px) 100vw, 823px" /></figure>



<p>独立し、工房を構えてから10年。器作りはひととおりやってきたので、今後はオブジェにも力を入れていきたいと考えている。もともとは、造形的な作品はあまり得意ではなかったという花岡さん。アート作品よりも、日常で使えるものを作りたいという思いが胸にあったからだ。</p>



<p>しかし、オブジェを手がけ始めたことで、新たな気づきが。オブジェに興味を持ってくれた人が器を購入してくれたり、その逆があったり。「『これはやらない』って突っぱねるのではなく、やってみたことが新しい出会いにつながり、作品にもさらに広がりが生まれたように思います」。こうした柔軟さこそが花岡さんの強みであり魅力なのだろう。</p>



<p>そして今後は、これまで手がけてきたさまざまなシリーズをかけ合わせた作品にも挑戦してみるつもりだ。日本の文化を大切にする思いと美しい色をガラスに溶かし込みながら、花岡さんはこれからもガラスを吹き続けていくのだろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="823" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/d7fd04808990a5cbe67d6a1f99751e70.jpg" alt="" class="wp-image-42192" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/d7fd04808990a5cbe67d6a1f99751e70.jpg 823w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/d7fd04808990a5cbe67d6a1f99751e70-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/04/d7fd04808990a5cbe67d6a1f99751e70-768x513.jpg 768w" sizes="(max-width: 823px) 100vw, 823px" /></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/42175/">日本の文化と美しい色彩をガラスに溶かし込んで。ガラス作家・花岡央さん／岡山県備前市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>手で触れて温かさを感じるガラス作品　小路口屋　小路口力恵さん　/富山県富山市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 06 Apr 2022 02:18:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/04/DSC3299_Atari_-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>小路口 力恵さんは、富山県に工房を構えるガラス作家です。「やさしく、やわらかく、ここちよい。」というコンセプトの下、ガラスを削ることで表現される繊細な白さと手肌に馴染む独特の触り心地が魅力的な器を作り続けています。 なぜ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/04/DSC3299_Atari_-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>小路口 力恵さんは、富山県に工房を構えるガラス作家です。<br>「やさしく、やわらかく、ここちよい。」というコンセプトの下、<br>ガラスを削ることで表現される繊細な白さと手肌に馴染む独特の触り心地が魅力的な器を作り続けています。</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">なぜ富山のガラスは有名なのか</h2>



<p>富山と言えば<strong>「富山のくすり売り</strong>」が有名である。300年以上の歴史をもつ富山の薬文化を支えるために富山市周辺では明治・大正時代にかけて薬を入れるガラス瓶の製造が盛んになり、そのシェアは<strong>全国トップ</strong>を誇った。そのような時代背景が豊かな資源を生み、富山をガラスの街へと発展させてきた。ガラス作家を育成する研究所や制作を支援する工房など、恵まれた環境を有し、世界でも有数のガラスの街といわれている。そんなガラスの街富山市に<strong>小路口力恵さんの「小路口屋（しょうじぐちや）」</strong>という工房がある。小路口さんは「<strong>やさしく、やわらかく、ここちよい。</strong>」というコンセプトを持ち、肌にフィットして、身につけるようなガラス作品を生み出している。小路口さんはこれまでに富山をはじめとする日本各地のほか、<strong>国際的にも多くの賞を受賞している</strong>ガラス作家である。彼女の生み出すガラス作品の独特の優しい表情を見れば、誰もが作品のコンセプトに納得することは間違いない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/04/kiji4-1.jpg" alt="" style="width:825px;height:550px"/><figcaption class="wp-element-caption"><br></figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">ガラス作家になるまでの道のり</h2>



<p>小路口さんはガラス職人たちがガラスを吹いている姿やその作業工程を見るのが好きだったという。ちょうど高校時代に<strong>富山ガラス造形研究所</strong>ができた事もあり、ガラスへの憧れが加速した。しかし、その当時は富山ガラス造形研究所に受験できるほどの知識や技術が無かったこともあり、まずは美術系の学校への進学を考えて富山美術工芸専門学校に入学した。そして専門学校を卒業するころに高校生時代に抱いたガラスへの憧れが、<strong>ふと立ち寄った富山ガラス工房で再燃した。</strong>ガラスを作る作業風景を目にしたとたん<strong>「これをやりたい！</strong>」その時富山ガラス造形研究所の受験を決めたという。そこから1年間は猛勉強し、無事高校生時の憧れをかなえ富山ガラス造形研究所への入学切符を手にしたのだ。今振り返ってみると、専門学校時代のある授業で椅子を作る際<strong>「木材をヤスリがけする時の手触り」</strong>の感覚が忘れられなかったという。手で触れ、手で視ながら創造することを求めてガラスという素材を選んだのはこの経験が影響しているのかもしれない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/04/kiji2-1.jpg" alt="" style="width:825px;height:550px"/><figcaption class="wp-element-caption"><br></figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">小路口さんのガラス作品の魅力</h2>



<p>小路口さんのガラスの魅力といえば派手ではない優しい白色と独特の手触りである。最初は小路口さんも「<strong>ガラスは色付きのものしか売れない</strong>」という風潮から色付きの作品を作っていた。しかし、それでは形で<strong>遊び心が発揮できない</strong>ことがわかった。そこで今のような色のない作品を作るようになると、個展などでの評価は思いのほか高くなっていった。そして何よりも彼女自身が作っていて心地よく、納得できる作品だったのだ。</p>



<p>また小路口さんが作品づくりで大事にしているのは五感の中の<strong>「視覚」「触覚」「聴覚」</strong>である。吹きガラスのみで仕上げるのではなく、削り、磨くといった加工を施しながら、小路口さんの持つ独特の感覚で仕上げられていくガラスは、その作品制作の要となる<strong>「手で視る。」</strong>を体現しているようだ。こうしてさらさらとした他のガラスでは感じることのできない手触りが実現している。</p>



<p>丁寧に作られたグラスの<strong>「はつり」</strong>は日本酒、ウィスキーなどお酒を入れると、味だけでなく、手触りでも美味しく感じることだろう。結婚祝いや還暦といった<strong>記念日のプレゼント</strong>にもその温かさは役立つこと間違いない。</p>



<p>このように小路口さんのガラス作品は私たちの生活に温かさを与えてくれている。今後も独特の手触りと優しい色合いで「<strong>やさしく、やわらかく、ここちよい。</strong>」空間を私たちに与えてくれるだろう。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/04/kiji3-1.jpg" alt="" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/71_kao-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-45849" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/71_kao-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/71_kao-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/71_kao-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/71_kao.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">ガラス作家 小路口 力恵さん</figcaption></figure></div>


<p>視覚だけではなく手で触れて感じられることを大切に、使う人の気持ちが温かくなるような作品作りを目指しています。器は、日々の生活の中で使っていただいてこそ活きるもの。仕舞い込んだりせずにたくさんお使いいただき、笑顔や楽しい時間をお届けできたら嬉しいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33543/">手で触れて温かさを感じるガラス作品　小路口屋　小路口力恵さん　/富山県富山市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>美と実用性の追求を両立するガラス作家·有永浩太さん／石川県能登</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Aug 2021 13:50:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[ガラス作家]]></category>
		<category><![CDATA[能登半島]]></category>
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		<category><![CDATA[ガラス]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/main-4.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>能登の自然を感じながらつくるガラス工芸品 能登島が浮かぶ七尾湾は、日本海に位置しながらも荒波の影響を受けることなく、まるで湖のようなさざなみがあるだけで、海鳥や魚たちもゆったりと過ごしているような印象だ。ガラス作家の有永 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/main-4.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">能登の自然を感じながらつくるガラス工芸品</h2>



<p>能登島が浮かぶ七尾湾は、日本海に位置しながらも荒波の影響を受けることなく、まるで湖のようなさざなみがあるだけで、海鳥や魚たちもゆったりと過ごしているような印象だ。ガラス作家の<a href="https://www.kotaglass.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">有永浩太</a>さんは、この自然豊かな能登島の七尾湾に面した工房で作品を作り続けている。すぐ近くには、<a href="https://nanao-af.jp/glass/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">石川県能登島ガラス美術館</a>があるため、その縁でこの地に着たのかと思いきや、「親戚がこの家を使っていたのを譲り受けました」とのこと。<br>「もともとは大阪出身なんですが、倉敷の大学でガラス工芸を学び、福島や東京の新島のガラス工房で働いた後、４年前にこの能登島にやってきました」（有永さん）</p>



<p>空気は澄んでいて、音といえば風と波と鳥の鳴き声くらい。島内のなだらかな丘陵地には水田や畑が広がり、冬でも豪雪にならないため、四季折々、様々な農作物にも恵まれている。また、街灯が少ないため夜は星空が美しく、天然のプラネタリウムさながら、ため息が出るほど豊かな自然に囲まれている。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">「能登半島は、“陸の孤島”と言われていたようですが、最近は交通網が発展していて、金沢からクルマで１時間ほどですし、能登空港から東京にもすぐ行けます。無理をすることなく、仕事に集中するには最高の環境なんです」</span>（有永さん）リビングに飾られていたのは、触るのも怖いくらいに繊細なガラスの器。布地のように見えるガラスが重なりあい、周囲の光を柔らかく拡散、ガラスの透明感にやさしい色のベールを纏いなんとも言えないニュアンスを醸し出している。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="420" height="280" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1970.jpg" alt="" class="wp-image-30301" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1970.jpg 420w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1970-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 420px) 100vw, 420px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">芸術と実用性の両方を目指す</h2>



<p>「<a href="https://www.aizuya.co.jp/SHOP/73433/169989/list.html" target="_blank" rel="noreferrer noopener">gaze</a>」と名付けられたシリーズは、その名の通り、ガーゼのような柔らかな生地をガラスの中に封じ込めているように見える。「ベネチアで伝統的に使われているレースガラスという技法なんですが、それを日本人の感性でアレンジしたいと思ったんです」（有永さん）自宅に併設されたガラス工房に行くと、ガラス窯が赤く燃えたぎっていた。普段はここにこもって作業をしているという。</p>



<p>「さきほどの作品も素敵でしたが、こういう素朴な器もいいですね」（中田）<br>中田英寿が目をとめたのは、<span class="swl-marker mark_yellow">何気ないグラスや水差し。色ガラスでつくられたそれらの作品は、たしかに素朴な雰囲気だが、繊細な造形と手作業ならではの味わいの両方を感じさせるものだった。</span>リビングで見た作品群とはまた異なる趣がある。</p>



<p>「展示会に出すような作品をつくるのと、日常のための器をつくる作業の両方があるからバランスが取れているような気がします」（有永さん）<span class="swl-marker mark_yellow">作家として美を追求することと、職人として実用性を追い求めることを両立するのはけっして簡単なことではない</span>だろう。しかし黙々とガラスを吹き、カタチを整える有永さんの仕事ぶりを見ていると、そのふたつが違和感なく存在しているように思えた。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="420" height="280" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_2010.jpg" alt="" class="wp-image-30302" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_2010.jpg 420w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_2010-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 420px) 100vw, 420px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="420" height="280" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1992.jpg" alt="" class="wp-image-30303" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1992.jpg 420w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/08/11042020_tabi_1992-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 420px) 100vw, 420px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/30298/">美と実用性の追求を両立するガラス作家·有永浩太さん／石川県能登</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>削るというガラス表現ガラス工芸作家·馬越寿さん ／神奈川県相模原市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 25 Feb 2012 06:00:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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		<category><![CDATA[ガラス作品]]></category>
		<category><![CDATA[ガラス作家]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>細部へのこだわったガラス 馬越寿（うまこしやすし）さんのガラス作品の最大の特徴は”細部へのこだわり”だ。それは、形、色は当然のことながら、肌質まで細部にとことんこだわり抜く。大きなオブジェを制作していたこともあるというが [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/4923/">削るというガラス表現ガラス工芸作家·馬越寿さん ／神奈川県相模原市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">細部へのこだわったガラス</h2>



<p><a href="https://www.tamabi.ac.jp/kougei/glass/staff_umakoshi_yasushi.html">馬越</a><a rel="noreferrer noopener" href="https://www.tamabi.ac.jp/kougei/glass/staff_umakoshi_yasushi.html" target="_blank">寿</a>（うまこしやすし）さんのガラス作品の最大の特徴は”細部へのこだわり”だ。それは、形、色は当然のことながら、肌質まで細部にとことんこだわり抜く。大きなオブジェを制作していたこともあるというが、現在取り組む作品は花器や香水瓶。表面、内側、蓋、細部にまで繊細な美しさを持つ作品だ。工房で作業を見学させていただくと、精巧に作り込まれていく作品はガラスという素材の持つ表現の幅広さを感じさせてくれるようだった。</p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">馬越さんの繊細な造形は「コールドワーク」という技法を多用している。つまり固まった状態のガラスを削る作業だ。吹きガラスに代表される「ホットワーク」で基本的な形をつくり、一度冷やした後に、さらに”削る”加工を加えて自身の世界観に近づけていく。<br></span>粒状の研磨剤を噴射してガラスを削るサンドブラストと呼ばれる技法もそのひとつ。実際にガラスを削ってみせてもらうと、「こんなに砂で削れるんだ。意外と、ガラスって強くないんですね…」と中田。切子や表面研磨とはまた異なり、削った後の表面にぼかしが残る。変化を見極め時間を掛けて、少しづつ形を変化させるのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img01.jpg" alt="" class="wp-image-5100" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">ガラスの偶発性も大切なかたち</h2>



<p>馬越さんの特徴は表面の質感にも現れる。見せていただいた作品のなかで、中田が興味をもったのは、霜のようなざらざらとした質感のもの。それを可能にしているのがグルーチップという技法だ。<span class="swl-marker mark_yellow">手で彫って作り出した凹凸ではなく、自然の偶発性が作り出した表面の小さな割れとでも言おうか。グルーチップという技法のグルーは糊のこと。表面の下地をサンドブラストにしておいて、その上にニカワを塗るのだという。</span><br>「乾燥させると、表面のニカワが縮みます。それが限界を超えると、はぜるんです。そのときにガラスの表面もニカワと一緒に剥がれます。だからコントロールはできない。自然の偶発性が生んだ凹凸なんです」<br>「海外の窓ガラスでよく見るような気がしますね」<br>「そうですね、もともとは板ガラスに施されていた技法なんです。立体物にそれを利用してみようと思ったんですよ」</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img02.jpg" alt="" class="wp-image-5101" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">質感が生まれる</h3>



<p>また、作品の表面にエナメル絵付けをする作品にも取り組む。ガラスの表面にエナメル塗料を塗り、高温で焼き付けるのだ。白いエナメルはやや不透明で艶やかな質感をその表面に残し、独特の表情が生まれるのだった。<br>直線に掘り込んだへこみにエナメルを埋める作業をしながら、ふと、ガラスと光の話になった。<br>「ガラス作品は、光のあたりかたですごく見え方が変わりますよね？」と中田。「そうですね、ガラスは光を見ているようなもの、とも言えますからね」と馬越さん。<span class="swl-marker mark_yellow">表面の質感や造形が美しい馬越さんの作品。</span>しかし、表面の質感は光を受けたときにまた、にじみ出る別の表情があるように感じられた。<br>削ることで自分の思った表現に近づけていく。そのガラスの変化を受け入れ、発見を繰り返しながら、新しい作品を作り出していくのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img03.jpg" alt="" class="wp-image-5102" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img03.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4923_img03-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


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					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4918_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
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					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/09/9d1caba608b2a66e0de849ba45413dd1.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
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