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	<title>幸水 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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		<title>日本一の地で至高の梨作りをする「与佐ヱ門」八代目 田中総吉さん／千葉県市川市</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Feb 2025 05:12:22 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1259.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本の梨の発祥地である千葉県は、栽培面積、収穫量（生産量）、産出額ともに日本一だ。時期によって食べられる品種も様々なことも特長の一つだ。市川市で梨農園を営む「梨屋 与佐ヱ門」（なしやよざえもん）は品質と旬にこだわる。みず [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1259.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本の梨の発祥地である千葉県は、栽培面積、収穫量（生産量）、産出額ともに日本一だ。時期によって食べられる品種も様々なことも特長の一つだ。市川市で梨農園を営む「梨屋 与佐ヱ門」（なしやよざえもん）は品質と旬にこだわる。みずみずしさと高い糖度やシャリシャリとした食感を追究する至高の梨作りに迫った。</p>



<h2 class="wp-block-heading">千葉県の梨は日本一</h2>



<p>千葉県の農作物と聞いて真っ先に思い浮かぶのは落花生かもしれないが、実は日本一の梨の生産地でもある。千葉県が令和3年のデータを元に作成した「千葉県の梨の全国的な位置付け」によると1位･千葉県（産出額74億円、収穫量20,500トン、栽培面積1340ヘクタール）、2位･茨城県（産出額69億円、収穫量19,100トン、栽培面積914ヘクタール）、3位･栃木県（産出額54億円、収穫量15,900トン、栽培面積735ヘクタール）、4位･鳥取県（産出額51億円、収穫量11,100トン、栽培面積618ヘクタール）、5位･長野県（産出額48億円、収穫量12,000トン、栽培面積664ヘクタール）と全国順位では第1位を誇っている。</p>



<p>ちなみに2002年から2022年までの生産量統計では、2019年に一度、茨城県に1位の座を譲った以外、常に千葉県が1位を占めている。　三方を海に囲まれた温暖な気候のため、関東地方の中では、花が咲く時期が早く、収穫時期も早い。土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地なのだ。また首都圏を中心として消費地が近いこともあり、鮮度の良い収穫したばかりの梨を消費者に届けることができる。</p>



<p>千葉県の梨栽培の歴史は古く、それは江戸時代まで遡る。1769年に現在の市川市八幡地区で、川上善六により広まったと言われ、この地で収穫された梨は江戸に運ばれ、高級品としてもてはやされたことから関東平野では千葉県北西部が一大産地となった。</p>



<p>そのなか、千葉県で老舗農家として200年以上続き、梨を作り始めてから60年以上経つのが「与佐ヱ門」だ。八代目、田中総吉さんは「千葉県ならではの、関東ローム層と言われる肥沃な土地があり、どんな品種を作ってもやっぱり良いものができる。三方を海に囲まれて気温が安定しているというところが一番の特長で、梨にとってもいいんでしょうね」と教えてくれた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「与佐ヱ門」八代目として深めた自信</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1678.jpg" alt="" class="wp-image-52428" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1678.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1678-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1678-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>田中さんが「与佐ヱ門」の八代目を襲名したのは27歳のときだった。子どもの頃から、一切家業を手伝わなかった。「農家は恥ずかしいもの、格好悪い」と思春期も重なり農場にも足を踏み入れなかった。漠然と「いつかは家業を継ぐ」ことは頭の隅にあったが、東京農業大学を卒業し、農薬メーカーへと就職。営業マンとして仕事にも慣れていくなか、転機が訪れたのは生産者との触れ合いだった。実際に顔を合わせ、膝と膝を突き合わせ話す機会も増えていった。「地域の食を大切にすることも含め、（農業は）思っていた以上に厚みのある仕事だ」と考えが変わっていった。</p>



<p>ただ大学は農学部で果樹を専攻したが、実際に畑に出てみると授業とは違い、思うようにいかないことも多かった。父である七代目、田中彬行さんのアドバイスは「（梨を）かじれ」の一言。</p>



<p>当時、常連の消費者からは「今までとは味が違う」と言われ、行き場のないやり場のない悲しみに襲われた時もあったという。土づくりと畑の管理を徹底し、味と品質の向上のため試行錯誤を繰り返すと「美味しい」と言ってくれる消費者も増えていった。「続けて良かった。皆さんの評価が励みになりました」と田中さん。</p>



<p>そして2010年、田中さんは「千葉県なし味自慢コンテスト」で農林水産大臣賞を受賞。〝梨王国〟の千葉県で、その梨づくりが認められる。「与佐ヱ門」の八代目として自信を深めると梨と向き合う日々が始まった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">梨作りへの情熱</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1320.jpg" alt="" class="wp-image-52429" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1320.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1320-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1320-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>与佐ヱ門の畑は、田中さんが居住する市川市と富里市にある。市川市など千葉県東葛地域は栽培発祥地ではあるが、宅地化が進み堆肥の臭いや埃で近隣に迷惑をかけてしまうこと、また大型道路の計画などで農地が狭くなったこともあり、約35年前に富里市にも農園を構えると、畑作りの土台となる土づくりに力を注いだ。</p>



<p>当時は堆肥に鶏糞を使いコーヒー粕を混ぜて熱を出す作り方をしていたが、現在はJRA美浦トレーニング･センターから出る馬糞と敷き藁を発酵させている。<br>というのも、鶏糞は、窒素･リン酸･カリウムなどの含有量が多く、肥料として即効性が高い反面、アンモニア成分も多く、継続的に使用すると根に悪影響を及ぼしてしまう。一方、JRA美浦トレーニング・センターから回収する馬糞には、厩舎の寝床に使われる藁が大量に混入しており、植物性有機物が多いのが特長。そのため土壌の微生物が活性化され、土壌改良効果が非常に高いのだ。「肥料は切らさず効かさず。梨の木が吸いたくなった時に吸えるような施肥設計を心がけています」と田中さん。それを裏付けるように収量は減るどころか、逆に増えているとのこと。</p>



<p>田中さんの農業への向き合い方も変わっていった。春から秋にかけての灌水、緑枝管理など、梨の樹一本一本の性質に合うよう四六時中、梨のことを考えるようになっていく。「ただ、今でも虫は触れません（笑）。でも1日でも1時間でも1分でも梨の畑の木の下にいたいと、いつの日からか思うようになってきました」。それは消費者から届く「美味しい」という声が田中さんの心を動かしているのだろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">口に秋風を運ぶ。オリジナル種も好評</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1268.jpg" alt="" class="wp-image-52430" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1268.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1268-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1268-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「与佐ヱ門」では、「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」「かおり」「王秋」などの品種を栽培。この畑面積を維持するためにも品種の選定は重要になる。7代目が考案した独特な仕立て方では、枝と枝の間隔を広く取っていることで葉の1枚1枚に光が当たり、ずっしりと重くみずみずしい大玉となる。また本来であれば収穫期には水を切ることが一般的だが、ここでは通年で灌水（かんすい）を行っていることも品質の向上につながっている。</p>



<p>また田中さんは10年ほど前から品種改良に取り組み、与佐ヱ門オリジナルの梨を栽培し3年前から販売している。「オリジナルが美味しい」と評判も高く、消費者からの問い合わせも多いのだが、畑にはオリジナルの木が1本しかないため、当然、収量も限られてしまう。現在は接木をして増やしている最中でもあるが、これからオリジナルの梨の木が育っていく中で多くの消費者の元に「美味しい」が届くことを楽しみにしたい。</p>



<h3 class="wp-block-heading">1年を通して味わう</h3>



<p>一般的に梨は8月から10月上旬が収穫期にあたるが、品種と加工品により一年を通して取引ができるようになった。</p>



<p>特に力を入れるのが10月に出始める「王秋」だ。日持ちの良い品種で冷蔵保存することで翌年2月まで食することができる。ほんのりとした酸味が貯蔵されることで甘みが深くなり糖度が増していく。「程よく酸味が抜けて絶品の味」になるという。「一度で二度、美味しい」という高いポテンシャルは販売の柱になっているとのこと。</p>



<p>そして「梨は生食というイメージですが、十数年前から梨の加工品を作り始めました。」と田中さん。梨栽培だけでは生きていけないとされている現状を変えたいと青果販売だけでなく、1年中販売ができる加工品にも挑戦。「食のちば逸品を発掘2019」直売所部門で金賞を受賞した「ありの美コンフィチュール」や100％ジュース、ゼリー、ドライフルーツ、酢など、「与佐ヱ門」の梨ブランドが全国各地へと届けられている。</p>



<p>こうした加工品を作ることは、与佐ヱ門独自の規格から外れた梨や定植から4〜5年目の果実などを有効活用し、フードロス削減へとつなげる施策にもなっているのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">先端テクノロジーと伝統の融合</h2>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="679" height="452" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/batch_1739871665997.jpg" alt="" class="wp-image-52431" style="object-fit:cover;width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/batch_1739871665997.jpg 679w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/batch_1739871665997-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 679px) 100vw, 679px" /></figure>



<p>また、2025年には、同じ千葉県の柏市に拠点を置く「輝翠TECK（キスイテック）」が開発したAIロボット「Adam（アダム）」を導入予定。同社はUCLAでロボット工学を学び、東北大学の宇宙ロボット研究室にて月面ローバーや探査ロボットの強化学習やAI技術の応用について研究してきたブルーム･タミル氏が創設したアグリテックスタートアップ企業で、日本の農家が抱える課題を解決するべく、自身の知見やノウハウを用いて自動化農業用ロボットを開発･展開している。<br>もともと農家の慢性的な人手不足に危機感を持っていた田中さん。このロボットを導入することで、自ら課題解決のロールモデルとなる役目を買って出たのだ。</p>



<p>Adamは、約146cm×約111cmの荷台を備えた自動運転が可能な電動運搬ロボットで、20kgサイズの収穫用コンテナであれば12箱を載せて自走可能。ボタンひとつで、地図上に保存した2点間を自動で往来してくれるから、収穫した梨を農場から選別場や出荷場まで人の手を介さず移動することができる。<br>また、AIが視覚的に作業者を追従することができるので、枝の収集や剪定、肥料散布などのシーンでも大いに活躍が見込まれる。今後これらの機器の導入が進めば農家の人手不足は一気に改善されていくのではないだろうか。<br><br>もちろん就農者が増えるに越したことはないが、過度な期待はできない。であれば、“伝統を守るために最先端技術を導入する”という選択肢も必要だと田中さんは考えている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">進化を続ける老舗農家</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1214.jpg" alt="" class="wp-image-52432" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1214.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1214-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/02/Yozaemon_DSC1214-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>昨今、地球温暖化の影響により開花や収穫期、果実品質の変動が心配されるが「環境に左右される部分もありますが、環境のせいにはしたくありません。それは僕が努力を怠っているということ。より良いものを作れるように、多くの人に与佐ヱ門の梨じゃなきゃダメだと言ってもらえるように提供したいと思っています」と田中さんは力強く語る。</p>



<p>梨の未来を見据えながら、たくさんの人に美味しいと言ってもらえる梨作りを目指す田中さん。至高の梨作りはまだまだ続いていく。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/52427/">日本一の地で至高の梨作りをする「与佐ヱ門」八代目 田中総吉さん／千葉県市川市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>梨の木の天井の下にて「まるやま農園 秋山孝」／千葉県一宮町</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 05 Sep 2011 12:11:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/01/270_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>2度、農林水産大臣賞を受賞した梨畑 「もともとご実家が梨農家だったんですか？」と中田が聞くと、秋山孝さんからは「いえ、じつは違うんですよ」という答えが返ってきた。秋山さんは、「千葉なし味自慢コンテスト」で、唯一、2度も農 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/270/">梨の木の天井の下にて「まるやま農園 秋山孝」／千葉県一宮町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/01/270_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">2度、農林水産大臣賞を受賞した梨畑</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter is-resized"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/01/270_img01.jpg" alt="" style="object-fit:cover;width:825px;height:550px" title="img_tate"/></figure></div>


<p>「もともとご実家が梨農家だったんですか？」と中田が聞くと、<br>秋山孝さんからは「いえ、じつは違うんですよ」という答えが返ってきた。<br><span class="swl-marker mark_yellow">秋山さんは、「千葉なし味自慢コンテスト」で、唯一、2度も農林水産大臣賞を受賞した梨農家。</span><br>だから梨農家に生まれ育ったのかと思いきや、生まれは福島で、18歳までは野球に一生懸命の高校球児だったそうだ。<br>「末はプロ野球選手、と夢見てたんですが、断念しまして。その後、東京で就職したんですが、このあたりに住んでいたので、結婚後に本格的に梨栽培の勉強を始めたんです」</p>



<p>秋山さんの話を伺いながら、梨の木の枝が天井のように張り巡らされた空間を中腰になって歩く。<br>ちょっとした異空間のようで見た目にも美しいが、棚の高さが低いので歩くのには辛い。<br>「なぜこの高さに枝が揃っているんですか？」<br>「あまりにも高すぎると、剪定をするのに不便なんですね。最初は、1m80cmくらいの高さで棚を組むんです。ぶどう棚と同じくらいですね。それが、梨の実の重みで1m70cmくらいまで下ってくる。梨の実は結構、重量があるんですよ」</p>



<h2 class="wp-block-heading">新しい品種が生まれ、美味しさと人気が競われる梨の世界</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter is-resized"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/01/270_img02.jpg" alt="" style="object-fit:cover;width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>元々このあたりは、明治時代から二十世紀梨の産地だったそうだ。<br>だから秋山さんの梨畑でも、最初はすべて二十世紀梨を植えた。<br>ところが植えてから3年後、「豊水がいいらしい」と聞き、二十世紀に豊水を接いで35年になる。<br>他にも、幸水や新高などの梨を栽培している。</p>



<p>秋山さんによると、梨はたくさんの品種が新しく生まれては消えていくそうだ。<br>「いろんな品種が作られているんですが、豊水、幸水にはちょっと負けてしまうんですね」<br>そんな秋山さんが<span class="swl-marker mark_yellow">現在期待を寄せている新品種が、「秋麗（しゅうれい）」と「あきづき」の2つ。</span><br>「秋麗」は、青梨のなかでもとりわけ甘い品種で、すぐに完売するほど人気だという。<br>梨好きの中田も、「あ、これはうまい!!」と大絶賛。少し変わった味の梨で、「梨というより、柿の甘いときの味がする」とのこと。<br>「あきづき」のほうは、時期が少し早かったため試食はできなかったが、日本梨の三大品種とされる「幸水」「豊水」「新高」のすべてを交配した最高品種だ。果肉がやわらかく、酸味の少ないジューシーな甘みが特徴。</p>



<h2 class="wp-block-heading">健康に育った、豊水の味</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter is-resized"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/01/270_img03.jpg" alt="" style="object-fit:cover;width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p><span class="swl-marker mark_yellow">「うまい梨というものには、何が大切なんですか？」との中田の質問に、<br>「良質な有機肥料を使って土作りをし、健康な樹を育てること」だと秋山さんは言う。</span><br>「味は、お客さんに評価してもらうしかないです。だから私は、よく知るお客さん方には、忌憚のない感想を言ってもらうようにしています」</p>



<p>中田が訪れたときは、ちょうど幸水の時期が終わり、そろそろ豊水の収穫が始まろうかとしているころだった。<br>中田にも「うちの豊水はどうですか？」と、誇らしさと心配さが入り混じった顔で尋ねる秋山さん。<br>「美味しいです。でも、まだ少し硬いですかね。もう少しすれば、もっとやわらかくなってもっともっと美味しくなるのかも。僕の予想では、もう少ししたら酸味と甘みが互いに引っ張り合って、すごくバランスがよくなるんだと思う」<br>まだ少しだけ早かったが、一番の旬には間違いなく美味しい梨になったに違いない。</p>


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		<title>名人のつくる伊万里梨「松高農園」／佐賀県伊万里市</title>
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		<pubDate>Wed, 05 Aug 2009 05:33:06 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/17005_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>甘味と水分の絶妙なバランスの梨 佐賀県では四季にあわせてさまざまなフルーツが採れるが、実は、西日本屈指の梨の名産地。県内で作られるのは「幸水」がメインで、そのほかには「豊水」や、大きさが1kgを超える「愛宕」という種類な [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/17005_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">甘味と水分の絶妙なバランスの梨</h2>



<p>佐賀県では四季にあわせてさまざまなフルーツが採れるが、実は、西日本屈指の梨の名産地。県内で作られるのは「<a href="https://jasaga.or.jp/agriculture/nousanbutsu/nashi" target="_blank" rel="noreferrer noopener">幸水</a>」がメインで、そのほかには「豊水」や、大きさが1kgを超える「愛宕」という種類など。焼き物で有名な伊万里でも、温暖な気候と豊かな海に恵まれ、評判の伊万里が採れるということで。伊万里梨名人と呼ばれる、松高農園にお邪魔した。<br><span class="swl-marker mark_yellow">松高農園の梨は果汁がいっぱいで梨ならではのシャリシャリとした触感がたまらない。</span>梨好きの中田も食べごろの身を収穫させていただき、その後も続く旅の道中、美味しくいただいた。</p>


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<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/17005_img01.jpg" alt="" class="wp-image-17398" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/17005_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/17005_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/17005/">名人のつくる伊万里梨「松高農園」／佐賀県伊万里市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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